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スチューデント・アパシーについて簡単に教えて下さい(T_T)/~

A 回答 (1件)

スチューデント・アパシー(student apathy)の概念をもともと提唱した、Walters, P.A.J.(1961)によれば、「大学生に見られる、慢性的な無気力状態を示す男性に特有の青年期の発達障害」とされます。


ただし、1つのまとまった障害と見るかどうかについては、見解を異にする人たちもたくさんいます。

通常は、「大学生に見られる意欲減退症候群」として捉えられているといえます。
「症候群」ということは、そこにはさまざまな状態が含まれているとを意味し、単なる怠学(なまけ)から、精神障害の初期状態までが含まれると考えられます。

最近、スチューデント・アパシーについて精力的に検討した下山(1997)は、「アパシー性人格障害」という見方を提案しています。

以下の文献をご覧ください:

下山晴彦(1997):臨床心理学研究の理論と実際-スチューデント・アパシー研究を例として-.東京大学出版会.
Walters, P.A.J.(1961): Student Apathy. Blaine, B.Jr. & McArthur, C.C. (eds.) Emotional Problem of the Student. Appleton Century Crofts. 笠原嘉・岡本重慶(訳)(1975)学生のアパシー,石井完一郎他(監訳)学生の情緒問題,文光堂、pp.106~120.
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