街中で見かけて「グッときた人」の思い出

現在主に声を使った作品に関わっていて基本的には
スタジオでの録音が基本になるのですが時間の都合や
スタジオが利用できない時などに宅録をしたいと考えています。

現在持っている機材は
アナログミキサー       XENYX802
オーディオインターフェイス UA-4FX
コンデンサーマイク    AKG C3000・BEHRINGER B-1
マイクスタンド
ポップガード

といった感じです。
家にあったこの機材で録音してみるとスタジオ録音との差を感じてしまいます。
もちろん同じとはいわないものの、音が安っぽくなってしまうというのが大きくて
是非多少なりとも録音環境の向上を図りたい次第です。

しかしながら知識が乏しいため予算10万で考えて何を購入すればいいのか、
どれを改善するべきかアドバイスをいただけるとありがたいです。
10万じゃどうにもならん!といった場合にはどのくらいの予算が必要なのでしょうか?

また録音ソフトの編集によっても録音品質は大きく関わるのでしょうか?
そこについても出来ればいいので教えて頂きたいです。
ご教授お願いいたします。

A 回答 (5件)

>> 実際はマイクからオーディオインターフェースにつなげて //



了解です。

>> 購入してみようかと //

お勧めしておいて何ですが、あまり即断されてもちょっと困ります(^^;;

まず、UA-4FXでできる範囲のことを考えてみましょう。この機種はいろいろな機能が付いていますが、とりあえず「素の音」で録ってみて下さい。フォーマットは、24bit/48kHzか24bit/96kHzが良いでしょう。マイクがC3000なら、けっこうクリアに録れると思います。

それでも不満があれば、「スタジオと比べて何がおかしいか」を考えます。

まず、「部屋の違い」があり得ます。スタジオは外界の音が遮断されており、反響などもある程度考えられています(レコーディングスタジオでは特に)。普通の家庭では、エアコンやパソコンの風切り音、冷蔵庫の唸りなど様々なノイズがあり、近くの道路を走る車の音なども入ってきます。

反響も意外に大きいものです。「エコーっぽく聞こえる。輪郭が不鮮明」というときは、反響が問題になっている可能性があります。反響を抑えるアイテムもありますが(2~3万円なので予算の中で買えますが)、まずは毛布を吊るしたりして、効果がありそうか試してみると良いでしょう。吊るす場所によってもかなり違いがあります。

次に、マイクプリについて考えてみましょう。スタジオでは使っているのではありませんか?

色気を出すなら真空管プリなども考えられます。UA-4FXにもシミュレータが入っていますが、やはり「疑似」感が出るように思います。オーディオインターフェイスはUA-4FXのまま、マイクプリを買い足すという方法もあり得ます。UA-4FXは、オプティカルだけとはいえデジタル入力があるので、デジタル出力付きのマイクプリを検討する余地があります(かなり変わると思います)。

オーディオインターフェイスに内蔵のマイクプリの場合、先に挙げたFocusriteのほか、PreSonusも、もともとマイクプリで有名になった会社です。PreSonusだと、真空管を登載したモデルもあります。個人的にはSaffire 6 USBのほうが良いと思いますが、クリアさでいうと10万円超のオーディオインターフェイスの内蔵マイクプリのほうが良いという人も多いでしょう。RME Fireface UCも持っていますが、ノイズ感の少なさではこちらのほうが優秀です(じっさい、クラシック音楽の録音でも使われています。ただ、個人的にはSaffire 6 USBのほうが自然な音に聞こえます。まあ、好みの問題でしょう)。

マイクも、スタジオでは別のマイクを使っているとか、ないでしょうか?
C3000は、けっこう中庸なマイクだと思いますが、図太い感じではありませんね。急いで買い替える必要はないと思いますが、ある意味でいちばん音質に影響する部分なので、求めるキャラクタに合っているかよく考えなければなりません。

エフェクトなどの使い方も考えられます。スタジオでは、コンプレッサやEQを通していたりしませんか?
コンプをかけると音が太くなり、EQを通せば音の印象をけっこう変えられます。UA-4FXのバンドルソフトは、Audio Creator LEかSound It LEなので、基本的に波形編集しかできません。DAWであれば、かなり豊富なプラグインエフェクトが付いてきます。

変な話ですが、バンドルソフト目当てでオーディオインターフェイスを買う、というのも、あり得ない話ではありません。その線で行くと、FocusriteはLive Liteなので、ちょっとクセがあります。PreSonusは、自社製の(最近開発されたばかりの)Studio One Artistで、これもちょっと独特ですが、内容的には市販品と同等です(普及を図るために、普通なら絶対に付けないくらい高機能なソフトをバンドルしています)。一般的なのは、RolandがSonar系、ほかはCubase LE(ヤマハやSteinbergはCubase AI)がメジャーで、これらは市販ソフトとしても大きなシェアがあります。

ともあれ、「何が原因で、どう不満なのか」をよく考える必要があります。部屋の問題、機材の違い、セッティングの良し悪し、いろいろあるので、闇雲に機材を買い替えても上手くは行かないでしょう。お持ちの機材の中では、オーディオインターフェイス(とマイクプリ、コンプなど)がやや気になりますが、それが全てではないし、買い替えなしでできること(従って買い替えたとしても重要なこと)があるかも知れない、ということです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

非常に解りやすいアドバイス有難うございます。

スタジオといっても雇い主がセッティングした所で収録するというのが
基本なので自分自身は知識が乏しいのですが

機材について色々と聞いてみるのもいいのかなと思いました。

書いてくださった通り音質動向以前に反響が気になっていました、
音が二重になっているような違和感が感じられています。
自分で出来る範囲で対策を検討してみます。

バンドルソフトについても知らないことばかりでとても助かりました。
今の状況で出来るだけの事をしてみてから改善を図っていこうと
思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/07/28 16:44

質問者さまと同じく宅録初心者です。


他の回答者さまも提案されてますが、自分ならまずプリアンプの導入を検討します。
自分の場合は、ミキサーやオーディオIFの音質の違いを聞き分ける自信がないという後ろ向きな理由ですが。(笑
ARTのTUBE MP STUDIOという、真空管入りのプリを所有してますが、かなり分かりやすく
音を太く、温かく味付けしてくれます。

これはまた別のレベルの話かもしれませんが、録音スタジオでもボーカル用に
(エンジニアこだわりの)アウトボードのマイクプリを用意していて、
適宜使用するといった方針のところが結構あるんじゃないかと思います。
TUBE MP STUDIOに関しては決して高い買い物ではないので、他の高価な機材の導入の前に
ちょっと効果を試してみるのもいいかもしれませんね。
    • good
    • 0

オーディオインターフェイスは何を使ってられますか?


もし お持ちでなければ まずこれをオススメします
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …

音が非常に素直です
DAWソフト「Cubase AI4」がバンドルされてますから
すぐに録音も簡単にできますし かなり高度なテクニック
も使えます
お手持ちのコンデンサーマイクもファンタム電源搭載ですから
使っていただけるかと思います
因みに、私は現在 前機種の MW-12 を使っています

ただ、、、 私事ですが これは10年ほど前に別のミキサー
(TASCAM 688)で宅録したものです

ボーカルに使っているマイクは SM-58 です
リバーブは YAMAHA REV-7 を使っています
音色的には 何ら遜色は無いと思いますが いかがでしょうか?
(バックの演奏は 安っぽいといえば それまでなんですがw)
他にも Youtube にアップしてますので ボーカルはないですが
比べてみて下さい

要は トラックダウンとかの時点で イコライザーやコンプを
うまく使って 可能な部分を補正すると いいのではないかと
思いますよ?

最近の機材では 10万円も出さなくても 綺麗に録音できるのが
沢山ありますから 前の方のオススメも検討されてもいいかと
思います


  
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答有難うございます。
なかなか耳で確かめる機会というのがないので
とても参考になりました、有難うございます。

お礼日時:2011/07/28 16:46

スタジオの機材が分かりませんが、機材は(現行品ならば)同じものが揃えられます。

しかし、いちばん違うのは「部屋そのもの」で、これは10万円どころか100万円でも難しいかも知れません。

とりあえず、予算の範囲で考えられる提案ですが...

ミキサは何に使っているのですか?
基本的に、宅録にミキサは必要ないはずです。複数の音源(マイクや楽器)を録音する必要があるなら、マルチチャンネルで録音できるオーディオインターフェイスを使い、DAW上で別々のトラックに録音し、あとからミックスすれば良いからです。

もしミキサが必須なのであれば、個人的にはSoundcraftをお薦めします。Behringerは、安くて高機能なので、低予算でいろいろ揃える場合には良いですが、音に厚みがなく雑味が出るので、音質を重視する用途には向きません(なお、パーツ自体はMackie辺りと大差ありません)。Mackieは中低音がよく出ますが、個人的にはモッサリする印象です。

マイクは、C3000で問題ないと思います。もっとも、AKGは比較的透明感のある音なので、太さや厚みを求めるのであれば、ほかを考えたほうが良いかも知れません。

現時点でいちばん気になるのは、オーディオインターフェイスです。UA-4FXは、やはりエントリークラスだと思います。Rolandが良ければ、今ならQUAD-CAPTURE辺りでしょうか。他社でも良ければ、個人的にはFocusrite Saffire 6 USBを推します。10万円超のオーディオインターフェイスと比べても、マイクプリに限ってはむしろ優秀だと感じます。

>> 録音ソフトの編集によっても録音品質は大きく関わるのでしょうか? //

編集に関しては音質に差が生じ得ます。

録音それ自体に関しては、ソフトが違っても音質に差は生じません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ややこしい書き方をしてしまって申し訳ありません。
持っている機材を書いただけですので実際はマイクから
オーディオインターフェースにつなげています。

オーディオインターフェイスについてですが
購入してみようかと思います。

凄くわかりやすい回答でとても参考になりました!
有難うございます。

お礼日時:2011/07/27 21:07

スタジオではどのような機材をお使いになっているか明示したほうが良いと思います。



ご提示の機材の中で強化するとすれば・・・
すいません、全部です (^^

順番を付けるとすれば、私なら最初に手を付けるのはXENYX802かな。
このミキサーは存じませんが、ベリンガー製品は一般的に音が軽いというか、厚みが無い印象です。おそらく使用されているオペアンプとか、そういうレベルの話だと思います。なので、私ならまず質の良い単体マイクプリを購入するか、MACKIEあたりのマイクプリの質の高いミキサーに置き換えます。

次はA/D変換をしているUA-4FX。
マイクは10万じゃきかないです。(というか、2万円のマイクを5万円のマイクにしたところで変わるかどうか・・。好みはありますけどね)


なおデジタルを扱う部分(UAの出口からPCまで)を変更しても大きく変わることは無いと思って間違いないです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!