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応力分布図がわかりません。教えてください。
応力分布図に改良型Von Mises(mVM)とVon Mises(VM)と主要な応力とあるのですが、どのようなことなのか理解できません。

数値解析においては破壊予測について基準が必要であり通常はVMが使われる。これは単軸方向における伸張力と圧縮力による材料の破壊力を測定するには良い基準である。
しかし、より強い力が加わったとき、伸張力より圧縮力に対してエナメル質と象牙質はわりにもろい素材である。
そこで、圧縮強度と引張強度比に対し、もろい素材により適した破壊基準を取り入れた(mVM)

上の文章と図の意味するとことが理解できません。3つの図はなにを表しているのでしょうか?どなたかわかりやすく解説していただけませんか。
よろしくお願いいたします。

「応力分布図の見方を教えてください!」の質問画像

A 回答 (1件)

mVMは初めて見たのでそれを提案している論文か何かだと思います。



基本VMは相当応力と呼ばれる様に、多軸応力状態を単軸応力状態相当に置き換えた場合です。よって、引っ張り試験の結果の降伏応力等が使えるというメリットがあります。デメリットは結果はスカラーになり、マイナス値は存在しません。

もう一つの指標として最大主応力があります。これはせん断応力が0となる角度を見つけ全ての応力を引っ張りOR圧縮に置き換える角度からの指標となります。従って、引っ張りと圧縮の降伏点が違う場合有効な指標となります。

また破壊法則というのは経験則であり、脆性材料は最大主応力。延性材料はVMが良く合うといわれています。

以上から新しい論文ではmVMでは、結果に圧縮応力のマイナス値を取り込んだ図とも見えます。右上図の右側グレーの圧縮部が、右下図VMでは赤で表示されているのを、mVMでは最初の結果を考慮して赤い部分が消えています。まあVMで圧縮部が分かり易くした図というイメージかなと思います。
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