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本は読んでいませんが、「砂の器」や「黒革の手帳」、TVで見ました。
原作が良いとTVドラマも良い、と感心しまいした。
でも、ふと、引っかかったのですが、両作品とも主人公は幸薄い境遇から必死で這い上がり、やっと成功し栄光をつかんだけど、ひた隠しにした「過去」に足を引っ張られて、転落する、というストーリーです。
見ていませんが、「ゼロの焦点」も売春婦の過去を隠すために殺人を犯す、といった話のようです。

清張は、貧乏人が這い上がるのが嫌いなんですか?

「砂の器」は、古いバージョンの作品(映画?)も感動したし、TVドラマもよいと思います。

だけど、「貧乏人は這い上がるには、どんなことでもする」とか「不幸な育ちの人間は、つかんだ幸福を守るためには人をも殺す」みたいな、そんな底流があるんでは?と思ったら、
清張、なんかひどいんじゃない?とげっそりしました。

違うんでしょうか?

松本清張に詳しい方、ファンの方、TV見ただけの方、どなたでもご回答お願いします。

A 回答 (5件)

作品、見ただけで作者の性格までそんなふうに言われたら…、




タマランと思う。



作家の作品は あくまでも『作品』。


作者の事を書いてるんじゃ無いと思うんだけど…


それじゃ自叙伝になっちまうやん。
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この回答へのお礼

性格というより、考え方、ですが。
清張の生い立ちも貧乏だったようですね。で、清張はちゃんと成功してまっとうに生きてる。

なのに「貧乏人は栄達の邪魔をされると理性を失い、結局転落するんだよ」みたいな悲劇を描くのはなんでかなあ、と思ったのです。
小説が上手いので、よりリアルに感じて見ているとつらいくなって、つい腹が立ちました。

ありがとうございます。

お礼日時:2011/09/25 15:54

松本清張さんの作品、全部読んでいないので、偉そうな事は言えませんが、清張さんの作品は社会派的な作品が多いです。

人間の生き方、考え方として、いわゆる貧乏から這い上がって・・・、と言う作品も多いです。ただ、その過程として、行ってはならない道。(人間は「欲」と言うものを持っていて「悪い欲」に溺れてしまう)を、つい進んでしまう。栄冠を得る前にくずれてしまう。そういったストーリーでサスペンス風に物語っているのです。(それは、良い欲なのか、悪い欲なのか、考えてほしい。と清張さんは、言っているように思われるのです。)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
欲に溺れて、ダークサイトに落ちるのは貧乏人ばかりじゃないですよね。
這い上がろうとして踏み外した主人公が可哀そう過ぎる、と同情してしまいました。

お礼日時:2011/09/25 15:46

まったく逆です。



一生懸命頑張ってもこんなになっちゃった。
なんとかできんかな? ← ココです。

というのが出発点です。

物語的に、そこでズルをしてしまった場合は、断罪されてもしょうがないでしょう。
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この回答へのお礼

なんとかできんかな? ですか・・・

ドラマや映画を見ただけで、小説を読んでいないので、その辺りがわかりません。
やはり、読まないと、ちゃんとした感想を持てないですね。すみません。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/25 15:58

松本清張は子供のころ大変苦労した人でした


家族の葬式も出せないくらい苦労しました

反対に、松本清張は政治の世界や
企業などの汚職、賄賂などを
徹底的に嫌いました
そういった作品がたくさんあります

政治や企業を舞台にした作品ですと
反対に、今の地位を崩したくない、と
同じように人が殺されます

けっして貧乏人だけが
殺人を犯しているわけではありません

ただ、テレビでは
政治の世界や企業の内幕といったものでは堅い内容で、
よほどの好きな人でなくては見てもらえませんし
とくに主婦層には、ぜったい見て貰えないでしょうね

どうしても(特に)テレビなどでは
一般のわれわれ庶民のレベルに近いもの
今の生活をこわしたくない・・・
といった内容の作品が取り上げられるのでしょうね

映画ですと政治や企業ものがたくさんあります

ぜひいろいろ読んでみてください
(なんで、松本清張のPRしなきゃいけないんだ?)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

TV化されたものだけ見ていては「社会派」といわれる意味がピンと来ません。
作品には政治、企業モノも多いのですね。
小説を読む気は全然なかったのですが、
とりあえずドラマで感動した「砂の器」の原作を読んでみようと思います。

お礼日時:2011/09/25 16:05

単に古いだけです。



松本清張の頃は、犯罪者が罪を犯すにはそれなりの理由
があり、恵まれた家庭の人間は犯罪を犯さない、というのが
一般常識でした。
生活に困窮し食料・薬代など生存の為に泥棒する。
人を殺すにも読者が納得する理由が必要だったのです。
(お金持ちの幸せな人間が人を殺すのは、「爛れた痴情の
もつれの果て」とか、小説のジャンル違いになってしまう。)

現代の日本ではモラルが低下し、ゲーム感覚で、お金を
持っているのに万引きしたり、快楽殺人とか無差別殺人
が頻発していますが、松本清張の頃は非現実的で理解
不能な犯罪。

ちょうど、オウムのサリン事件でカルト教団のテロが、
9.11で『ダイ・ハード』が、奇想天外なお話からリアル
なお話となったのと似ています。
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この回答へのお礼

時代、
たしかにそれはありますね。
昔の人は現代人より純真だったのかもしれませんね。

殺人どころか窃盗だってとんでもない罪で、
人様のものを盗んだりしたら「お天道さまに顔向けできない」といった意識があったのですから。
小学生さえ万引きする現代とは大違いですね。

ありがごうございました。

お礼日時:2011/09/25 16:14

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