チョコミントアイス

ギリシャはなぜEUに加盟できたのでしょうか?

A 回答 (5件)

ギリシャ経済が弱く、ギリシャ通貨の価値が低かったためです。


ユーロ内で、ドイツやフランスのような通過の強い国ばかりですと、現在の日本のようにユーロ高になり、輸出が減少し、不況になってしまいます。
そうならないために、ユーロ内に、弱い経済、弱い通貨を取り込むことで、ユーロ高になることを防ぐ意味がありました。
それにより、ドイツなどは、実態経済よりも、弱い通貨価値での取引ができ、ドイツ経済の発展に役立ってきました。
また、ギリシャやポルトガルなどの国の通貨価値は高まるため、実際の経済力異常の輸入、消費が可能となり、それがドイツなどの輸出国の輸出増、好景気となっていました。
当初は、ギリシャなどの赤字は、ドイツやフランスなどで充分支えられると考えられていましたが、実態はそれ以上に悪いことが判明してしまい、あわてることになってしまいました。
たとえるならば、赤字を承知で買収した会社、当初その会社の赤字は、親会社の利益内でまかなえ、赤字会社を買収することで、税金も減り、全体でプラスになると思っていたのですが、赤字幅が粉飾され、親会社ではまかないきれない状態でうあることが判明し、あわてているのです。

通貨の強い国と弱い国が、統一通貨を導入すると、通貨高、通貨安が緩和されます。
現在円高に悩む日本と、ウォン安に悩む韓国が、統一通過を導入すると、円は、ウォン安に引きづられ、円高の影響が緩和され、輸出がしやすくなります。
韓国は、ウォン安が緩和され、輸入価格が低下し、インフレが納まります。
そういった意図があったため、ユーロでは、弱い通貨の国も、積極的にユーロの導入に賛成しました。
    • good
    • 2

ギリシアはEUに加盟したのは1981年ですが


経済的加盟基準を満たさぬまま加盟できました
当時は後に86年に加盟するスペイン、ポルトガルとともに加盟国内にはこれらの国々の加盟に懐疑的意見が多数ありました
(1984年当時の一人当たり購買力GDP、EU12ヵ国平均を100とするとスペイン73,ギリシア57,ポルトガル45)

ギリシアやスペイン、ポルトガルが経済的加盟基準を満たさぬまま加盟できた最大の理由は
軍事政権、独裁政権が打倒され民主主義政体ができ、権威主義的政権の歴史の長かったこれらの国々で民主主義を継続的に定着させるという名目のためです

特にギリシアは古代ギリシアの民主主義により欧州民主主義発祥の地であるという理由もありました
    • good
    • 1

歴史的な背景が大きいです。


もともとギリシャはユーロに加盟するメリットがあまりありませんでした。
発足当時のユーロはドイツやフランス製品を如何に安く売るか。

今ユーロ安と騒がれていますが1.4程度です。
発足当時は0.8まで下がったのですから桁違いにユーロ安です。
このような状態では外貨収入のあるギリシャにメリットはあまりありません。
キリスト教も東ローマ帝国から受け継いだ東方教会であり、ユーロ圏とは異なります。

そのようなギリシャがなぜユーロ加盟を選んだのか。
それはトルコとの圧力をかわすためでもあります。
オスマントルコ時代はギリシャ人の虐殺などよくあったことです。
独立後もイザコザが絶えなかったようです。

ユーロは経済ブロックであると同時に通貨ブロックでもあります。
ギリシャは申請時に粉飾があったとされますが、ユーロ加盟当時は世界バブルの最中です。
そんな些細な問題でドイツやフランスが大切な市場を失う政治判断はする筈がありません。

ユーロを導入後、米国の金融化バブルの煽り(恩恵)を受けて
たちまち給与や土地は上昇、インフレが加速してしまいました。

そして、現在の哀れなギリシャの姿があります。
    • good
    • 2

>ギリシャはなぜEUに加盟できたのでしょうか?



加盟条件を満たしていてそれが認証されたから。
中学生でもわかるし・・・
    • good
    • 2

 国が粉飾決算をして借金を隠していたからです。

所が、EU加盟後に起きた政権交代でその事実が発覚、大騒ぎになっていると言うわけです。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!