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ギリシャを発端にした、ユーロ各国の信用不安があり、ユーロ安が続いています。
ニュースでイタリアの財政建て直し策などをメルケル首相が評価しており(ユーロ安定への意図的発言かもしれませんが、)、 イタリアはとりあえず 改善する方向に舵が切れれている感がありますね。(詳しくはしりませんが)

ただ、ギリシャは 依然として 第二次支援(お金を拠出)ができるかどうかが当面の山場と言っています。(直近はそうでしょうけど)

ギリシャで首相が変って、 改革・施策が議会の議決を得た、というところまでは聞いたのですが、その後 どうなっているのでしょうか?
→日本のように 「予算は決定したが、それを実施する各法案が通らない」なんてこともあるので、、。
もちろん、実施して効果が現れるのは先ですが、ギリシャは建て治る歩みが始まっているのでしょうか? それとも、どうも掛け声だけ(たとえば議案が通っただけで実施はほぼ無理とか)なのでしょうか?
(TVを見る限り ギリシャ人が 切羽詰まって身を切ろう、という風な人がまったく居ないので、、、)

実態はどうなっているのでしょうか?

詳しい方お願いします。

A 回答 (2件)

> ギリシャを発端にした、ユーロ各国の信用不安があり、ユーロ安が続いています。



ご質問の内容が、今のユーロ安についての話なら、ギリシア事態の動向はもう関係ないと思ってもいいフェーズかと思います。
ギリシアが破綻しても、ユーロは本来はびくともしません。もともと、ギリシャショックは、ギリシャを発端に、他の経済力の大きな国(スペイン、イタリア)に波及しないか という心配から来たもので、すでに波及してしまっているので、そちらの正否次第がユーロの評価に直結しています。
特に、ユーロ危機を救えるのは現時点だとドイツ1国のみで、このドイツが本気で(ギリシャではなく、スペイン、イタリアを)救済する気があるか、が、昨年末のポイントだったのですが、現時点では放置するという意思表示がされたと市場が思っているわけです。
救済すると意思表示があったとしても、救済が成功するか失敗するかはかなり微妙な状況だったので、あり得る選択ではあるんです。

イタリアは、昨年後半の国債償還は乗り切りましたが、今年は現在、各国が作っている基金だけでは足りない状況になっているようですから、今のまま無策だと破綻は決定事項になります。
今のユーロ安の原因は、多分これでは? 
アメリカは、ヨーロッパにかなりの投資をしているし、ヨーロッパもアメリカにかなりの投資をしています。お互いの資金を今、急いで引き上げているところで、この動きと全く無縁な日本の経済(円)がほぼ無傷なので、取り残されている状況かと。
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この回答へのお礼

なるほど、今となってはギリシャはあまり意味がないのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/26 19:50

どっかの三流新聞のコラムっぽく書いてみます。




◆ギリシャを襲う3つの波
欧州経済危機で一躍主役の座を射止めたギリシャであるが、その危機はまだまだ終わりが見えない。

●第1の波 ギリシャ2次支援の行方
去年の11月に当時のパパンドレウ首相がEUによる支援策に対する国民投票を行うとして頓挫していたギリシャ第2次支援だが、首相の首を変えてどうにか乗り切ったもののまた新たな問題が生じている。

このギリシャ支援の内容はおおざっぱにいえば、ユーロ諸国の1,090億ユーロの支援と民間保有のギリシャ国債の50%の債務削減(ヘアカット)なのだが、後者の交渉が安穏としていられない状況にある。

当然これは実質的なデフォルトであり、ギリシャ国債を保有する民間企業は損を被ることになるからだ。さらに始末の悪いことに一度20%削減で合意したにもかかわらず、これが2度目の交渉だというところが泣かせるものである。

現状の進捗具合を見ると目標としている90%の保有者の賛成には程遠い状況だ。

☆ギリシャ債務交換協議が難航、EU各国は負担増迫られる可能性=関係筋
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT …
>民間投資家の債務交換への参加率は現時点で75%未満と低調で、ギリシャの債務削減効果は当初見込みよりも格段に小さい規模にとどまる見通し。

この結果ギリシャの累積財政赤字は思った通りに減らせない可能性がある。


しかしながら、この問題の本質はギリシャの行く末は当局の努力でどうにかなるものではなくなり、国債の保有者・その他EU諸国など他のステークホルダーに握られているということである。民間側がギリシャの債務削減に合意しなければギリシャの本当のデフォルトはグッと近づくことになる。ギリシャの首はいつでも他の者によって切り落とされる状況であり、今のギリシャはどんな努力をしてもその未来から逃れる術がなくなっている。


●第2の波 ギリシャ総選挙
実はギリシャ総選挙が今年の4月に行われる予定なのだが、ここでの選挙結果によってギリシャの運命が決まる可能性がある。

現在ギリシャは与野党が大連立している大政翼賛会の状態ではあるものの、ここで野党である新民主主義党の得票が伸びるようであるならば、ギリシャが予定する財政赤字再建策の見直しが行われる危険性がある。そんなことになったらEUがギリシャ支援をやめる可能性も否定はできない。ただ、EUもそれはわかりきっているのでギリシャの与野党両方に歳出の削減と構造改革を確約させることになるとは思うが…。

そもそも前の首相であるパパンドレウ氏がやめた理由はEUによる支援策に対する国民投票を行うと言ってしまったことである。これをEUが非難し、その責任をとる形でパパンドレウ氏はやめたのだが、EUはなぜ国民投票をやめさせたのか?もちろんギリシャ国民によってギリシャ支援策を潰されることを恐れているからである。そして今回の選挙もこの話題が踏み絵になるだろう。
このことを踏まえるとこの総選挙は大きな試金石になるとは思えないだろうか。


●第3の波 歳出削減と税収減の無限ループ
ギリシャは短期的には上記2つの波に襲われることになるだろう。しかしながら中長期的に見るとその後ろにはさらなる波が控えている。

☆税収減→お金が足りない→歳出削減および租税強化→景気低迷→GDP減→税収減

ギリシャは上のような無限ループに陥っていると考えられる。つまりは財政赤字の問題がどのように対処しても周期的に起こる構造となっているのだ。


おとといのニュースにこんなものがあった。

●ギリシャ:昨年の歳入は目標に届かず、追加緊縮策も-カティメリニ紙
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LXKTQJ0D9L35 …
>赤字穴埋めのため12年には20億ユーロ超の追加緊縮策が必要になる見通し

ギリシャの2011年の名目GDPは前年比-5.5%と推定されている。名目GDPは税収と比例するので税収が連動して落ちているのだろう。本来ならば、ギリシャはユーロから離脱して自国通貨安→価格競争力上昇→輸出増→税収アップという財政破綻国家が通っている道を歩まねばこの無限ループはまだまだ続くものと考えられる。しかしながら周辺諸国の利害関係が重なり難しくなっている。ギリシャの深い夜はまだまだ続くだろう。


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とまあギリシャのみに焦点をあてるならこんな文章になりますかねぇ。


もうちょっと数字とかデータを混ぜ込むのが私の芸風だけどまあいいだろ・・・



ギリシャに関する記事を色々見た私だけど一番ショッキングな記事なのはこの記事です。

●格差拡大で「ひび割れるユーロ」、単一通貨の未来は
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN- …

この記事前半部をよく読むと「ギリシャの企業」が「ドイツ」に逃げているっていう記事なんですよね。
国の基礎は製造業だけどもともと貧弱なギリシャ製造業がギリシャを脱出中と。。。ある意味ギリシャの現状を一番端的な事例で表していると思いますね。(ていうかこの記事紹介するだけで良かったかも)
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