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 失礼致します。
ギリシャ経済が破綻寸前など言われていますが、
どうしてギリシャ経済が危ないのでしょうか?
ユーロ圏に入れたことで、低金利での借金を重ね、
バラマキ公共政策などで莫大な借金をしてしまったのは知っていますが、
どうして経済が破綻するとまで言われているのでしょうか?

また国民にとって苦しいことはあるのでしょうか?

またギリシャ経済が破綻した場合はどうなるのでしょうか?

経済を全く知らず申し訳ありませんが、教えて頂きたいです。
※自分でもネットを通して調べてみましたが、イマイチピンとこないので
OKWAVEさんで質問させて頂きました。

A 回答 (11件中1~10件)

1.ギリシャ人にギリシャ国民という主体的意識、当事者意識が存在しない。



ギリシャ人は歴史的に見ても自分で問題を解決したことがないのです。第一は東ローマ帝国時代の十字軍です。聖地エルサレムをイスラム勢力に奪われたのは東ローマ帝国の責任でしたが、東ローマ皇帝はローマ教皇に丸投げで自分たちは戦いませんでした。それは自分たちの問題でなくて、キリスト教圏全体の問題だという言い分です。そういって西欧諸国を巻き込んだ。東ローマ帝国皇帝アレクシウス1世は、かつて偶像崇拝問題を巡ってローマ・カトリックと縁を切った過去も忘れて恥も外聞も無く対立していたローマ教皇に泣きついたわけです。ウルバヌス2世はローマ・カトリックの権威を高める絶好のチャンスと判断したのですね。これがギリシャ人の一番目の泣きつき芸だったのです。
二番目の泣きつき芸は、ギリシャ独立戦争の時。これもギリシャは独力でオスマン帝国から独立した訳でなく、西欧諸国の支援と介入によって独立させて貰えたといった話です。
三番目の泣きつき芸が今回の欧州債務危機問題です。要はギリシャ人は自分で問題を解決できなくなると欧州諸国を巻き込んで、助けてもらうのが伝統芸能です。つまりギリシャ人にはギリシャ国民という主体的意識も当事者意識も無いのです。

2.ギリシャの国際収支構造は、慢性的な貿易赤字を観光黒字で補う構造である。

ギリシャは元々農業国ですが、それでも食料を自給できていません。古代ギリシャ時代にポリスに分立していてマケドニアに支配されるまでは一度も統一国家が生まれなかったことで分かるように国土が山がちで平野が少ないからです。ギリシャの主要産業は農業、観光業、造船業、公務員といったところですが、それでも穀物自給率が75%前後で生産性が高くありません。ギリシャの輸入品目は機械、自動車・車両、石油・石油製品、化学製品、食料品と多岐に渡っていて、特に近年は食料価格の高騰、石油価格の高騰が貿易赤字を拡大させているのです。地球温暖化問題が本来、冷涼な気候を好む小麦の収穫に悪影響を与えて供給が伸び悩む一方で、世界人口の増大によって需要が増大し続けているからです。供給が増えずに需要が増えれば価格が上がるのは経済学のイロハです。欧州債務危機問題が明らかになってからユーロ安は進行していますから、なおさら輸入額は増えます。同じ数量を輸入すれば通貨安によって輸入額は増えますが、元々ドルベースでも値上がりしているので二重のパンチになっています。日本がギリシャの首を絞めているようなものなのです。日本は世界最大の食料輸入国で、パンだ、パスタだ、スイーツ・バイキングだと小麦を輸入しまくって、高値で買い占めています。ドルベースの小麦価格が高騰していても、円高によって日本人にとっては小麦は決して高価な食材ではないからです。コメに比べれば、まだ安い。小麦には200%を超える輸入関税をかけていますが、それでもまだコメより安いのです。また日本は、福島原発事故以来、火力発電所の稼働率を上げていますから、石油の輸入量を増やしています。それが食料と同様に、ドルベースでは価格が高騰していても円高によって相殺できてしまうので、日本人は世界的な価格高騰の事実すらほとんど知らないでいます。ギリシャは日本以上に90%強も火力発電所に依存していますから、石油価格高騰とユーロ安のダブルパンチで電力料金も高騰しています。ギリシャには原子力発電所が無く、水力発電の資源も乏しいのです。こうした輸入額の増大に対して、ギリシャの輸出品目はごく限られています。国際競争力のある輸出産業が乏しいからです。そうした構造的・慢性的な貿易赤字を古代ギリシャ時代の観光資源を活かした観光業の稼ぐ黒字で穴埋めするといったことがギリシャの国際収支の基本パターンです。ところが観光客は景気次第で激しく増減しますから、国内努力だけでは観光収入を増やすことは難しいのです。特にギリシャがユーロに加入してからは、いくらユーロ安になってもユーロ諸国からの観光客は増えません。同じ通貨ですから、ギリシャ旅行に割安感が生じないからです。
よってギリシャはユーロに加盟してから、それまでとんとんだった国際収支が、赤字に転落し、なおかつ赤字幅が増大するといったことになっているのです。

3.ギリシャは国営産業の比率が多く、なおかつ公務員のストが禁止されていませn。

日本では民営化している公共インフラ産業、電力、道路、鉄道、港湾、電信電話といった産業がギリシャではことごとく国営産業です。日本ではそれらの公共産業は、初めから民間産業だったか、後に民営化されたのですが、ギリシャでは逆にことごとく国営なのです。だから公務員の比率が約3割と非常に多い。ギリシャが社会主義国だといわれるのはそうした要因です。国営ですから、コスト意識がありません。石油価格が値上がりすれば、コスト削減努力をしようと考えずに、安易に料金を値上げしようと考えるのです。また日本では公務員のストライキは法律によって禁止されているのですが、ギリシャはそうではない。ギリシャの公務員はあれが不満だ、これが不満だと、待遇に少しでも不満があるか、利用者の迷惑を考えずにやみくもにデモだ、ストだとブチ上げます。それが電力、道路、鉄道、港湾、電信電話と一斉に公共サービスが止まることになるわけです。公務員のストで停電になり、電車が止まる。要はギリシャでは年がら年中、国中が東日本大震災みたいなことになっているわけです。破綻するもなにもなく、そういう経済的大混乱が日常茶飯事です。例えばギリシャの電力料金は欧州諸国でもトップクラスに高いです。それは火力発電の依存度が高いことも大きな要因ですが、国営なので企業努力で価格高騰を抑えようという意識が全く無いことも大きな要因なのです。電力が国営化されていることを逆手にとって、政府は新税の徴収を電力料金に加算するという手法を取りました。

ギリシャはバラマキ公共政策などで莫大な借金をしてしまったわけではありません。国際収支の赤字を埋めるために国債を発行したのです。要は国が借金して輸入代金を支払っているということなのです。


ギリシャ経済が破綻するというのは機械、自動車・車両、石油・石油製品、化学製品、食料品の輸入が出来なくなるということです。実際には輸入が完全にストップすることはないでしょうけど、支払い条件は確実に厳しくなります。例えば、税収を第三者機関に差し押さえられるといったことです。

それは歴史的に例があります。日韓併合前の李氏朝鮮の宮廷は財政破綻していて、関税収入を日本の第一銀行韓国総支店に管理させて、関税収入を担保にして第一銀行から借金していました。

ギリシャ経済は前述の3つの要因によって大変深刻です。ギリシャは、日韓併合前の李氏朝鮮のように独立を失い、ユーロから財政を管理されるようになるでしょう。そうしないと食料品が輸入できなくなって、ギリシャ国民の4人に一人が餓死することになります。また電力も使えなくなるでしょう。どちらにしろギリシャは御終いです。これが公務員天国の行き着く先として歴史的教訓を残すことになるでしょう。

実際のところはギリシャは低金利で借金をする為にユーロに加盟したのです。それは一時しのぎに過ぎず、構造的な問題は全く手付かずのまま残されていました。ギリシャの破綻は、社会民主主義の破綻なのです。日本の公務員にも日本国民という意識は希薄で、今なお既得権益死守しか脳裏にない公務員の論調が目立ちます。それは国の東西を問わない問題なのかも知れません。

経済を知らない人には、少し難しい話だったかも知れません。少なくとも日本とギリシャは大変国情が違う国だということは知っておいてください。ただ最近、31年ぶりに日本が貿易赤字に転落したというニュースが報じられたように、日本もギリシャの後を追う可能性は無いとはいえないのです。円高の日本でさえ輸入額が増えているならユーロ安のギリシャはどんなことになっているやら。
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この回答へのお礼

長文回答ありがとうございます。
低金利借金をするために、EU加盟を果たしたのは
初めからそのような意図が政府内にあり、
それを隠して、EUの加盟審査に臨んだのでしょうか?

ギリシャに賢い政治家がいるとしまして、
国の経済についてわかる人だったら、
このような事態になることはEU加盟をして
お金を借りまくっているところの最初の方でわかることですよね?

お礼日時:2012/02/01 15:37

NO.10 の続きです。



>低金利借金をするために、EU加盟を果たしたのは
>初めからそのような意図が政府内にあり、
>それを隠して、EUの加盟審査に臨んだのでしょうか?

もちろんそうです。騙して借金していたわけですから。

>ギリシャに賢い政治家がいるとしまして、
>国の経済についてわかる人だったら、
>このような事態になることはEU加盟をして
>お金を借りまくっているところの最初の方でわかることですよね?

もちろんそうです。だからこそEUに加盟したのです。ギリシャという国は借金を踏み倒すつもりで借金するような国です。だからこそ独仏は呆れ果てているわけで。ギリシャ国民は自分のことしか考えていません。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。
ギリシャという国はなかなかやっかいな国でもありますね。
あまりお付き合いしたくないですね><

お礼日時:2012/02/01 22:31

2008年秋の金融危機後、景気低迷で税収が減る一方、金融機関支援や景気刺激策に伴 う支出の拡大で、ユーロ圏各国の財政は悪化していたわけです。

ギリシャの財政赤字問題が明らかになったのは、2009年10月の総選挙で野党が勝利し、パパンドレウ政権が誕生したことが発端です。前政権による「粉飾財政」が一挙に表面化したのです。経済のマイナス成長、財政赤字、政府債務残高などが明るみに出たのです。政府債務残高は安定成長協定で定められた60%を大幅に上回っていました。

その結果、新規発行国債の金利を引き上げざるを得なくなりました。ユーロ圏では各国に日銀のようなものがありませんから、その面での対策は打てません。ギリシャの国債はその多くが国外からの借金です。高利貸しから借りているような状態です。そして財政破綻が取りざたされるようになったのです。

よくドイツが優等生といわれますが、ユーロ圏の中で輸出大国としての政策を推し進めたわけです。でももともとドイツとは異なり観光立国みたいなギリシャが同じ土俵で競争出来るわけがなかったのです。゙ドイツからの輸入拡大で経常赤字を拡大させていったのです。

例えて言えば日本国内で、ある優等生的な県が製造業を中心に成長を遂げ、製品を別の観光中心の県に売り込んだとしたら、しかも日本の場合は国からの地方への支援金がありますが、ユーロ圏ではそれはないとしたら、いずれ矛盾が吹き出るのはあるていど予想出来たわけです。

ところが゙ドイツはこういう構造には目をつぶり財政規律の強化ばかりを叫びます。ドイツの輸出先はEUが多いのに、そのお客の1つであるギリシャ支援に冷たいわけです。ふりかえると日本では増税を求める政府に「まず身を正せ」とか言って公務員の給与削減などを求めていますが、似たような批判をドイツはギリシャに対して行っているわけです。従って救済の話しが進まないわけです。

会社は1通の不渡りで倒産しますが、国も同じ。救済の話しが進まないのでギリシャの危機は迫っているとも言われます。国が不渡りを出すと諸国の銀行に影響が及びます。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
なるほど、政権交代で、粉飾が明るみに出たのですか。
少しずつ分かってきました。
わかりやすい回答に感謝致します。

お礼日時:2012/02/01 15:23

事の良しあしはぬきにして、経済単位は、個人も企業も国家も”与信”を前提に動いています。



50年も昔ですと、金をためて300万の現金があるから、300万の自動車を買う。
という経済システムでした。

今は「将来的に返済できるから、今自動車を買う」
という経済システム。

返済できるかどうかは、現在の借金の金額や、将来的な返済可能力で判断されます。

これが金融機関による「与信」というものです。

さて、ギリシャ経済
ユーロに参加するには、与信がちゃんとできるかどうかの基準値があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8E%E6%96%82% …

これに対して、ギリシャは虚偽申告していた。
それがばれたので

「おまえ 返せないだろう! 早めに 現金でよこせ」
『そうは、言っても、ない物は袖がふれぬ』

というのが現時点
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とってもわかりやすいです!
虚偽申告がバレて、窮地に追い込まれたのですね。
非常にわかりやすく、感激致しました。
感謝です。!^^

お礼日時:2012/02/01 15:20

すべては金融バブルに酔い踊り遊んだ結果です。



ギリシャは本来、社会主義的な国で大きな飛躍も大きな衰退もないような制度の国でした。
ところがユーロ加盟で大バブルに踊ったのです。その結果民間が過剰債務を抱え、その救済のために大量の公的資金を使い、それでもどうにもならず破綻寸前の状態です。

すべては金融バブルに酔い踊り遊んだ結果です。
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ギリシャは本来、社会主義的な国で大きな飛躍も大きな衰退もないような制度の国でした。



ところがユーロ加盟で大バブルに踊ったのです。その結果民間が過剰債務を抱え、その救済のために大量の公的資金を使い、それでもどうにもならず破綻寸前の状態です。

すべては金融バブルに酔い踊り遊んだ結果です。
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この回答へのお礼

 なるほど!そうだったのですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/02/01 15:19

日本で、夕張市が破綻しました。

破綻時に起こることは、ほぼこれと同じです。支出の多くを強制的に止められる。
海外では、韓国が少し前に破綻しています。国際通貨基金が貸し出しを行い、それとともに国政に口を出します。

国の借金は、国債の形になります。国債には期限があり、期限が来たものは借り換えを行います。その際、状況が悪くなると、国債の引受先が無くなり、国債の金利が大幅に上がります。足下を見られるわけですね。
ギリシアの場合、金利30%でも引き受け先が無くなりました。借り換えが出来ない場合、今、国債を持っている人の国債を換金できず、踏み倒すことになります。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
私が経済音痴で頂いた回答を全ては理解できませんが、
消化できるように頑張ります。
感謝です!

お礼日時:2012/02/01 15:18

この質問は変じゃない?



すでにギリシャは倒産シテマス。
次は、ポルトガルが倒産予定なのに。
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この回答へのお礼

 そうでしたね。
ご指摘ありがとうございます。
感謝致します。

お礼日時:2012/02/01 15:14

はじめまして 私でも良ければ回答します


去年初めて欧州に行きました 数か国を廻りましたが それではっきりとした事があります
それはこの問題はユーロと言う通貨の問題でもなく
ユーロ圏と言う問題でもなく 又欧州と言う問題でもなく
ギリシャ民族の問題だという事でしょうね
この様な考え方があります 欧州の父はドイツ 欧州の文化の父はギリシャ 欧州の芸術の父はイタリアと言う考え方です
この問題が 例えばフランスではいくら助けてもギリシャでは無駄だから 早くユーロから出て行くべきだ
というのが 一般的な意見です フランス人がわたしに言いました
この国は国家も人民も 元々から全てが放漫なのです
だから経済的に窮しても 他のユーロ国からは相手にされませんでした
国家規模もイタリヤと比べても小さく 大した大きさではありません
しかしながら 今この国の将来を危うくする事があれば それはユーロ圏の将来を存亡の淵に立たせる事になるのです
同じような問題が 以前の韓国に在りました 例として記載しましょう
当時の韓国は経済的に苦境に立たされていました それはオリンピック景気の後遺症でした
そしてIMFの支援に合意して国家国民が総力を挙げて国家の経済の再生を図りました
結果は 御存じの様になりました
その時はIMFに感謝して総意として支出をカットしたから今の韓国があるのです
韓国の経済成長は日本に依って立つものが全てでした 
この事は韓国大統領がはっきりと認めていますから問題視する余地はありません
今もその様なスタンスは解決はされては居ませんから日本から見れば迷惑な話ですが
兎にも角にも この国は復活したのです
さて 話をギリシャに戻すと 国民は税金は未納でも平気な顔 国家のあり方なんか どうでも良いと言う人たちばかりなのです 自分達は好き勝手に浪費してやりたい放題
挙句の果てにパパンドレウ主相に至っては IMF支援を国民投票で実行するなんて信じられない事を言い出してしまう始末 信じられますか
国民が納得しないと実行出来ないと読んだのですが それで良いのでしょうか 良いはずがありません
ドイツとフランスは激怒しますよね 呆れ果ててしまいました
やっとの思いで国民投票を止めさせましたが 国民が猛反発 国の事なんかお構いなし
国民がいい加減なのを国家に責任転化しているのです(緊縮財政にも税金の上昇にも自分たちは無関係とばかりに大規模なデモの横行ですね)
だから ギリシャ民族の問題だと言いました
欧州に行って思った事は イタリヤの失業率は40パーセント スペインは20パーセントもあると言う事の
放漫さでしょうか 今はアメリカも失業率は10パーセントをはるかに超えていますので
世界中で まだまだ日本は安心大丈夫だという事ですが このまま若い世代に危機意識が欠落したままだと大変な事になるのですが 今の日本はさしずめ欧州化が著しく進んでいますので 安心は禁物です
これがギリシャ危機と呼ばれるものの実態です
欧州の実態は日本人には理解しがたい事が多くあります 国家の意味が島国の日本と欧州では全く異なりますので 昔から言われる事ですね
わたしは島国根性って好きですが 島国でなくとも 欧州はこの有様ですものね
ドイツは比較的経済も文化も安定した国家ですが それ以外の国は経済は決して良くはありません
伝統的な文化遺産の上に成立している国家ばかりです 足腰が弱いのですよ
日本は文化的意義を捨てて経済国家に生きる道を求めましたから 文化的には御粗末ですね
根本が違いすぎました この国も今は世界で3番目というか 以前は2番目でした
表現の方法ですが 以前は一番でした(アメリカを順番に入れる事は意味がないと考える人達も居ましたから)と考える向きもあり 経済大国だったのですが 今はねーーーーーーー
個人主義的国家がいかに困難な局面を迎えた時に弱いのかを 図らずも 私たちに教えてくれた格好になりましたが この日本が個人主義的国家になるには まだ500年待っても 私は無理だと思うのです
又それが 良い事だと私は 併せて思うのです
以前の様に日本人がはっきりと経済国家的自信を取り戻せる様になれば良いと思いますが これも又 無理なのでしょうか 私は 思うのです
これで如何でしょうか
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます!
なるほど!経済のみならず、民族の考え方からもこのことを
見なければなりませんね。
ギリシャ人の放漫な考え方、責任転嫁なるものは
やっかいですね。
大変、勉強になりました。
感謝致します^^

お礼日時:2012/02/01 02:22

とても一言二言で答えられるご質問ではないですね。

本気で答えるとなると、論文を書くくらいの話になるかと。


ギリシャ経済が厳しい理由は、表面的には簡単な話。国の借金があまりにも莫大で、返せる見込みも立たないからです。

しかしギリシャというより、世界経済にとって問題は深刻だということです。実質的には既にギリシャは破たんしたと言っていいでしょうが、ヨーロッパを始め世界への影響を小さくするにはどんな工夫ができるのか、みんなで考えているところです。

ギリシャがどうこうというより、EUは元々、経済規模が大きく異なる国々が参加しているいびつな構造なので、金融システムの脆弱性が出たとも言えます。ユーロの信用が失墜し、たいへんなユーロ安を招いていることがこれを象徴していますね。ヨーロッパの経済が悪いと、そこに輸出している中国とか日本とかも悪影響を受けます。

ギリシャだけでなく世界中の国が、リーマンショック後、景気対策で財政を悪化させました。リーマンなどだいぶ昔のことのように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、現在は、リーマンからまだ立ち直ることができていない状況という見方もできるでしょう。リーマンショックはリーマン1社だけの問題ではなく、その前にアメリカで大問題となっていたサブプライムローンにより、企業や金融機関の財務がかなり傷んでいたことの延長線上の話です。

「経済が破綻する」という言い方をするマスメディアなどもあるかもしれませんが、別に戦国時代か何かに突入するわけではないので、不景気で苦しいなりに人間は生きていくし、貨幣経済が消滅することもないと思います。破たんするとしたら、ギリシャの国債、財政、ユーロなどが、と言ったほうがふさわしいかもしれませんね。


>また国民にとって苦しいことはあるのでしょうか?

大増税、福祉の切り下げなど、多大な影響が既に出ているでしょうね。今までの調子で大した対策も講じないとしたら、劇的に財政が回復したり、借金の一部を棒引きしてもらえるということは、非常に考えにくいです。国民の生活が苦しければ、厳しい経済状況が国内で続くことも自明でしょう。
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この回答へのお礼

詳しい回答どうもありがとうございました。
勉強になりました。
感謝です^^

お礼日時:2012/02/01 01:42

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