プロが教えるわが家の防犯対策術!

プラスチック、エチレンプロピレンゴム(EPM、EPDM)をそれぞれ同じ素材同士溶接したいのですが、半田ごてやヒートペン以外に、きれいでしっかりと溶接できる方法があれば教えてください。
※プラスチックとゴムを溶接したいわけではありません。
※強固にしたい為、接着剤やテープは使わず溶接希望です。

A 回答 (3件)

接着剤の強度は


素材と接着剤\_____/
接着剤    //////////
素材と接着剤/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
の三箇所の強度で考えます。
    ↑     この場合は、接着剤では原理的に強度を上げることは出来ません。
 \_____/  高分子化号物の場合その強度は共有結合と言う大変強い力で
  //////////  結びついている長い鎖が、絡み合っていてファンデルワールス力で
 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 引き止められている(熱可塑性プラスチック)か、全体が網の目状の
    ↓     熱硬化性プラスチックかです。
          ポリエチレン、ポリプロピレンなど軟質のものは前者です。当然
破断すれば、元々の結合力に勝る[素材/接着剤]間の接着力はありえないです。特にポリエチレン、ポリプロピレン、シリコン樹脂は原理的に不可能です。

           そこで、接着面に対して平行に力が加わるように形状を工夫すると
←\_____/  接着力が弱くても、面積で稼ぐことが出来ます。
  //////////  
 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\→
[例]
    ↑      
 \_|/■/|_/  ■は補強材
  ////■////  
 / ̄|/■/| ̄\
    ↓


 また、とても広い面積だと、粘着材で空気が漏れないようにして、吸盤的に力を働かせて接着する方法もあります。接着力ではなく大気圧の力を借りるわけです。

 よって与えられた使用条件では、接着することは出来ません。必要があるなら、周囲の形状等を工夫すべきです。


    ↓
    • good
    • 1

溶接ですが、ポリプロピレン・ポリエチレンはそれも出来ません。


このプラスチックは、極めて長い枝分かれのない直鎖が絡み合っています。破断したとところを溶かして練り合わせても、完全に絡み合うのは無理です。塩化ビニルは分子間の接着力が強よいですから、同じようにはいきません。
    • good
    • 1

塩化ビニールは専用のドライヤーで溶接する工法があります。


溶接棒も売られています。
他のプラスチックや合成ゴムは、大抵、専用の接着剤があります。強固に接着するためにはお互いに溶け合うことが条件ですが、そういった専用の接着剤でも溶け合わせて接着するのは同じです。必ずしも熱で溶接する必要はないと思いますが、より機械的にしっかりさせるためには、コーナーチップなどを使うこともあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。接着面積が0.5mm×数cmの為、接着剤では少し引っ張ると外れて使えませんでした。また、利用目的上厚みを増す補強も出来ません。プラスチックはポリプロピレンの為、接着が難しいので溶接できないか試行錯誤しています。合成ゴムも条件は同じです。プラリペアも材質の問題で使えないようでなかなか上手くいきません。

お礼日時:2011/11/11 15:10

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!