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電界強度は十分な所ですが、現在FM放送のアンテナを調整中です。マルチパスの観測(だけに使用目的を絞って)にはどんなテストオシレーターがいいでしょうか。
テストオシレーターでもマルチパスの波形の変化がよくわからんくて追い込めないとの話も聞きますが、実際はどんなものでしょうか。
予算の都合で程度の良い中古を探していますが、その際の注意点などもあわせて教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

オシロスコープですね。

こんなものでも、多分十分OKだと思います。保証はしませんが。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00186/
私のオシロスコープはこれより低性能、低機能ですが、30年前に10万円しました。
それでも色々と便利に使っています。マルチパス波形を見るにも不足はありません。
もっと安いものを中古で探しても良いかもしれません。
X-Y入力できることと、2chが条件です。2chでもX-Y入力できない場合があります。
1chのものはX-Y入力できても一般にX軸の感度が低いので向きません。
もちろん、チューナーにV-H出力が無ければ使えません。

マルチパスモニタだけが目的だとオシロスコープはもったいないと思います。
マルチパスが酷ければNo.1の方が仰る通り、V端子の音でわかりますし、逆に微妙な場合には波形を見てもどう判断すれば良いかよくわからないからです。アンテナを回して方角と電波の強さの円グラフを描いてみるというのは如何でしょうか。

AccuphaseのT-1100というチューナーは、マルチパスのレベル表示とキャンセル機能を持っています。
販売店にお願いしてT-1100の評価機を借用するという手もあります。私はこれも試しました。
T-1100では電波のAM成分を検出してこれをマルチパスのレベルと見立てます。キャンセル機能は電波を遅延させた信号を沢山作ってAM成分がゼロになるようにレベルを自動調節しながら混合します。チューナーのV端子はAM検波出力で、オシロスコープで見る場合はこのAM成分がフラットかどうかで判断します。どれも基本原理は同じです。でもマルチパスの強さがAM成分の大きさに比例するとは限りません。そこで、全く別の考え方でマルチパスのレベルを見ようと考えた人がいます。工作ができる方なら下のリンク先の方法が面白いと思いますが、私は試したことがありません。
http://ham-radio.com/k6sti/qmm.htm

私の場合、さんざん苦労した結果、結局解決しませんでした。歪みの原因が私のアンテナではなく、NHKの中継所にあったからです。中継所のある山までチューナーとアンテナとアッテネッタを持ち込んで確証が取れました。NHKも認識してくれましたが解決できず毎日残念な音を聴いています。
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この回答へのお礼

より専門的な内容を具体的にわかりやすく教えていただきありがとうございました。

>私の場合、さんざん苦労した結果、結局・・・・解決できず毎日残念な音を聴いています。

私も昔こんなことをよく体験しましたのですから、あまりドツボにはまらず、すべて「そこそこ」でやってきました。しかし、最近FM放送の内容にも魅力を感じよく聴くようになったのですが、マルチパスが悩みの種になってきました。皆さんからいただいたアドバイスをもとに、もう少し落ち着いて自分の耳と目と手(グラフ化ほか)でいろいろと楽しみながらやってみたいと思います。適切なご回答をありがとうございました。

お礼日時:2011/11/26 14:40

私も同じ状態でした。


チューナー漁りで凌いできましたが、終わりなしでした。
波形観測用に機器も揃えましたが、不満はふえるばかりでした。

テストオシレーター類の機器は役に立ちません。

現在マランツのオシロスコープとチューニングメーターの付いたチューナーになっています。
マルチパスの波形はこれで十分というか、これしかありません。

電界強度があるのでしたら、300Ωのフィーダー線で教科書に有るように計算して裁断して自作、に限ります。

私の場合、モノラルからステレオに切り替えても雑音は増えません。
おまけに、2トラ38テープ・LPレコード等のリサージュ波形でステレオやモノラルの様子や擬似ステレオや
逆位相の商品まで観察できます。

目で確かめ耳で聴いて安息の域におります。
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この回答へのお礼

マルチパスに限らず、オーディオ全般、泥沼にはまることがこわくて、すべて「そこそこ」でやってきました。しかし、非圧縮のCS-PCM(MUSIC BIRD)が無くなってFM放送に頼らざるをえなくなり、
マルチパスが悩みの種になってきました。マランツのそういうチューナーは便利そうですね。
所有のオープンデッキのアジマス調整にも活用できますから将来的にはオシロの購入を検討します。
まずは、自分の耳でじっくりと聴いて目で確かめて納得するようにしたいと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/11/26 14:26

ご希望の品がオシロスコープと言う事は、既に回答されている通りなので、マルチパスの測定方法の方を。


添付の図をご覧下さいね。
オシロ以外には、確かにマルチパス用出力があるFMチューナーも必要ですね。
「FM放送のマルチパス観測のテストオシレー」の回答画像2
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございました。

こんなふうに、はっきりと検出されれば安心できますね。
観測の具体的な方法がよくわかりました。

まずは、自分の耳でじっくりと調べてみたいと思います。
わかりやすい資料をありがとうございました。

お礼日時:2011/11/26 14:14

「オシレーター」ではなく「オシロスコープ」ですよね?


オシレータは発振器です。通常マルチパスの観測に使用するのはオシロスコープになります。

で、以下「オシロスコープ」という前提での話になります。
マルチパスを観測するためにはマルチパス観測用出力端子が装備されているFMチューナーが必要です。
現行のFMチューナーにはこのような端子は装備されていませんので、装備されている中古で程度の良いモノを準備する必要があります。
そのチューナーがある前提での話になりますが、X-Yモードが搭載されているオシロスコープであれば大抵の機器で大丈夫です。
ただ、それでリサージュ波形を表示させたとして、それを使用してどこまで追い込めるのかは正直難しいところです。
個人的にはオシロをわざわざ購入するよりも、FMチューナーのマルチパス観測端子のうちV端子の方をオーディオアンプに接続し、耳で歪み信号の大きさや音質を聞く事で調整された方がお手軽かと思われます。
この方法でも、オシロを購入してリサージュチェックするのとほぼ変わらない結果が得られると思いますよ。

以上、ご参考まで。
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございました。
失礼しました。オシロスコープでした。

いろいろなリサージュ波形の写真で、私の観測端子付きのチューナーでも面白いように
見えるのでは期待していました。
まずは、自分の耳でじっくりと調べてみたいと思います。
適切なアドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2011/11/26 14:10

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