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 質問は
 「室内環境(詳しくは後述)下でティランジア栽培に手を出すべきか否か」
 です。

 15年ほど前に、某博覧会にて2株のティランジア(銀葉系、株の直径3cmほど)を購入、同年後日DIY店で売れ残っていた別種のティランジア(緑葉系、ほぼ同サイズ)を購入しました。開花こそしなかったもののそれなりに維持してきたつもりでしたが、今年春から夏にかけ急速に弱って枯れてしまいました。現在は緑葉系から分れた爪の先ほどの大きさの子株が残っています。
 最近たまたま百円ショップにて見かけたので再購入を考えているのですが、検索した範囲でのティランジアの栽培サイトでは本格的になるほど「室内栽培=悪」とする意見が見られたため躊躇しています。

 なお、上記の本質問に付随して
 「現在の子株をこの環境下でどう栽培(開花は求めず、観葉として)するか」
 についてもアドバイスをお願いします。

現在の栽培環境
 
・海岸地域にあるアパートの室内(変更できません)
・カーテン越しの窓際、換気は窓を開けることによる自然通気
 (南北両面に窓があるため微速程度の通風は期待できる。ただし年に数回磯臭さを感じるほどの潮風が発生)
・日射量大。特に冬期は近隣建物からの反射による西日が強い
 (近い場所に置いたプラスチック容器が1年で経年黄変する程度)
・日射時間大。帰宅が遅いため、生活照明も考えると24時間内に長い1日と短い「1日」がある状況。
・観葉以外に模型系趣味を持っており(趣味のウェイトはそちらが上)、塗装作業のため不定期に室内に有機溶剤ガスが漂う。作業中~当日一杯(就寝ぎりぎり)は窓全開で換気しているが、匂いで関知できない程度の量は残留しているはず。

・株は小鉢にパーライトを敷いた上に乗せている。浸水に否定的な栽培サイトが多かったので、灌水は毎夕方の霧吹きのみ。施肥は年数回、メネデール液(約200倍ー倍率は目分量)と観葉向けハイポネックス(約2000倍ー同前)を潅水ついでに。


 ちなみに質問者(私)のそのほかの植物経験
 テーブルヤシ、クリスマスカクタス(葉っぱ1枚から)、いわゆる「観葉アスパラ」、名称不明の多肉植物
 いずれも10年程度、ティランジアも合わせて全部一緒の環境に混在していた時期もあります。

A 回答 (2件)

結論から先に申します。

あなたは模型作りの趣味に専念して下さい。
チランジアはパイナップル科チランジア属の常緑性着生植物で、パイナップルと
同じアナナス類に属しています。約種類は世界中に500種以上もあると言われ
ています。種類によって自生地も違い、亜熱帯地域から砂漠地域まで分布してい
ます。ほとんどが暑さや乾燥には強い性質があるため、直射日光や西日程度では
状態を悪くさせませんが、やはり有機溶剤ガスはチランジアには命取りですね。

大変に失礼な言い方になりますが、あなたの栽培方法は完全に適当としか言えま
せん。水遣りも施肥も全て適当に行われている事が強く感じます。
チランジアはサボテンや多肉植物よりは管理が優しいですが、管理をする時期は
決まっていますし、方法も決まっています。
乾燥に強い植物ですから、朝夕の霧吹きによる水遣りは不要です。室内に湿度計
を置き、湿度不足で乾燥気味の時に霧吹きで水分を与えます。チランジアは空気
中の水分を吸収していますから、そんなに多く水遣りをする必要は無いんです。
週に1~2回程度だけ浴室で湯気に30分でも当てれば十分です。
肥料も多く要求しません。肥料は年に2~3回と言われますが、施肥時期は決ま
っていますので、それ以外の時期は何があっても与えては駄目なんです。
与えるのは5~10月の間のみで、状態を見て元気ななさそうな時に観葉植物用
の葉面散布肥料を通常の濃度より薄くして、霧吹きで噴霧します。
メネデールは活力剤であり液体肥料ではありません。目分量とかついでにと言う
のは止めましょう。本当に必要な物を与え、不要な物は与えないようにします。

テーブルヤシはヤシと言う事で、太陽光線が大好きな植物に思うでしょうが、実
際には直射日光が大の苦手で、得に真夏に直射日光に当ててしまうと一発で葉焼
けを起こしてしまいます。暑さも苦手ですから、明るい日陰(レースのカーテン
越し程度の光線)で常に風通しが良く、西日の当たらない場所を好みます。

他にも多肉植物等も書いてますが、正確な名前が分かれば詳しく説明は出来ます
が、今回は主にチランジアの質問ですので、説明は省略させて貰います。

とにかく環境が悪いです。生育が出来るような環境下ではありませんし、植物に
関しての知識も持たれていませんので、ガーデニングと模型を両立させるのは無
理ですね。主とされている模型作りに専念された方が良いと思いますよ。

この回答への補足

※教えてgooから閲覧している方向け:お礼前に補足しています。

 遅れましたが、回答ありがとうございます。指摘されている件については納得できましたので新規株の購入は見合わせます。

 以下蛇足ですが、質問文を見返すと不備が目立ちますので補足など。
 ティランジア(以下すべてのお礼、補足で「チラ」)以外の鉢はチラより前に入手し、チラより先に没しました。つまり現時点では質問文にある「緑葉チラの子株」のみ生存しています。
 質問文では欠損していますが、日射は「カーテン越し」です。ただ、それでも質問文どおり1年で白いプラ製品を黄変させます。時期を忘れました(少なくともチラのみになって以降)が、日差しの反射元となる建物が外構リニューアル工事を行ったので環境が変わった可能性は大いにあります。
 空中湿度は模型の塗装にも影響しますので湿度計は所持済み、時間があっても塗装を控えるような湿度(65%以上)では潅水も行っていません。

 潅水・施肥の「目分量」はそもそも少量しか必要としない2株に専用調合ができる状況ではありませんので、「バケツにスポイト何滴」という計量法で他の植物用(家人が食材用にいくつか野菜の鉢を置いています)に調合しているものを共用しています。
※ 家人は人間と食材以外の生物が家にいるのを嫌がるので、これも新株を躊躇した理由の1つです。
 
 念のためもうしばらく待ってから締め切りますので、いま少しお待ちください。
 

 

補足日時:2011/12/05 03:03
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この回答へのお礼

※教えてgooから閲覧している方向け:全ての補足より後にお礼しています。

 回答時点から大分日数が立ちましたが、重ねてお礼申し上げます。

 質問を締め切るに当り、栽培に関する内容の具体度からベストアンサーとさせて頂きます。
(まだ1株残っています(質問時点よりわずかに大きくなりました)ので、これと長くいられるといいのですが。)

お礼日時:2011/12/13 14:17

15年も維持してこられたのですから、その子達をほめてあげたいですね。

ティランジアはかなり自生地に幅がありますので、種類によって水やり方法、管理温度、日照要求度などが違います。

おおざっぱにいうと、水やりは銀葉系はシリンジ法で、緑葉系は浸水法が適しています。銀葉系は葉面から直接吸水しますが、緑葉は葉の付け根で水を吸うようになっているものが多いからです。鉢植えで販売されるティランジア・キアネアなどは葉の付け根に水が貯まっていることがありますが、そういう性質があるからです。毎日の機械的な水やりは避け、葉が乾ききらない雨の日や、冬季は控えめにしたほうがいいです。

日照は多くのものはカーテン越しの日光で十分だと思いますが、夏場の高温多湿が苦手なものが多いので、風通しはよくするように気をつけます。着生植物ですので、肥料は家庭栽培ではほとんど与えなくていいでしょう。

室内栽培を否定するサイトは見たことがありますが、インテリア植物として普及していますし、日本ではそんなに長生きしないと割り切って育てています。それでも思いがけず開花に遭遇したときは感動します(子株繁殖は難しく、そこで終了してしまいますが)。あまり悪環境を気にせず(100均ならなおさら)、いずれ環境にマッチしたものと出会えることを信じてチャレンジしてみてはどうですか?

この回答への補足

※教えてgooから閲覧している方向け:お礼前に補足しています。

 遅れましたが、回答ありがとうございます。
 栽培環境については解答No.1の方への補足にあるとおり、購入当初より悪化した可能性があります。・・・通風について記載漏れしてますが、アパートといっても高層階ですので、在宅時は窓は常時わずかに開いています。
 (24時間扇風機で微風を当てているという栽培サイトも見かけましたが、そこまでの設備コストはかけられません)
 現在手元にある子株は親株購入時に無名の袋入りでしたので、外見上の特徴(鱗片を一切持たない、縦に長くなる)から緑葉系の一種とまでしか判りません。
 
>インテリア植物・・
 非常に失礼な表現になるのを承知で書きますが、個人的感覚として1株100円とはいえ使い捨て感覚での入手には抵抗があります。特に、新株を見かけたダ○ソーのほうが手元よりよく管理されているように見えたので。

※ 別のダ○ソー店舗では完全にミイラになっても売ってますんで、そこの担当者が園芸に詳しい方なんだろうと思いますが。

 念のためもうしばらく待ってから締め切りますので、いま少しお待ちください。

補足日時:2011/12/05 03:29
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この回答へのお礼

※教えてgooから閲覧している方向け:全ての補足より後にお礼しています。

 回答時点から大分日数が立ちましたが、重ねてお礼申し上げます。

 質問を締め切るに当り、栽培に関する内容の具体度から回答No.1の方をベストアンサーとさせて頂きましたが、残る1株と長くつきあいたいので(質問時点よりわずかに大きくなりました)栽培に関する情報は有難かったです。

お礼日時:2011/12/13 14:17

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