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全国大学ラグビー選手権では、タイムキーパー制が導入されているという。
いったいどういう物なのか?

A 回答 (2件)

おおまかな制度についてはNo1の方が述べられていますが、導入の経緯だけ間違っておられますので


説明いたします。

ラグビーは残り時間によって攻撃や防御のパターンの選択が何種類もあり、
その選択を迷わず思い切ってプレーしてもらうために導入されました。

強豪国では日本が導入する5年以上も前からある制度で、
日本も遅れてようやく導入されたわけです。

制度について簡単にまとめておきますと、
 レフリーが時計を止めたのをトランシーバーで受け取るタイムキーパーという人がいます。
  (現在、日本ではタイムキーパーはレフリー有資格者が行うことになっています。)
 タイムキーパーはそれに合わせて時間を測っており時間になったときに場内にホーンを
 鳴らして会場全体に伝えます。そして、反則以外のゲームが切れた時点で終了。

 余談ですが、電光掲示板の時計を操作するのはタイムキーパー本人ではなく、別の人です。
 タイムキーパーはあくまで手元のストップウォッチで時間を見ることに集中しており、
 電光掲示板の時計操作はさらにその情報を受け取って別の人が行っています。


さらに余談ですが、もう1つ
 TMO(テレビマッチオフィシャル・いわゆる「ビデオ判定」)も数年前からようやく
日本でも導入されました。
トライしたかどうか、及び悪質な反則があったかどうかが、微妙な場合にレフリーのリクエストで
TMO担当者がJSPORTSの映像をチェックしてレフリーに進言します。
現在は、トップリーグの決勝トーナメント及び日本選手権でのみ導入されています。
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タイムキーパー性というのは、試合計時をレフリーではなく、グランドサイドのタイムキーパーに任せる制度です。



基本的にはレフリーがロスタイムに入ったと判断したときに合図をすると時計が止まり(バスケット、アイスホッケーのようにアウトオブプレイで自動的に止まるのとは違い、リアルタイム計時ではありません)、スクラムやラインアウトではボールインと同時、ペナルティではレフリーの計時再開の合図で時計が動きます。レフリーがロスタイムを取るのは負傷者の発生と選手の注意やカードの時がほとんどですが、夏のウォーターブレイクなどもあります。

時計が40分になると同時にフォーンが鳴り、それ以降にペナルティとフリーキック以外で試合が停止したらレフリーが笛を吹いてタイムアップ(ノーサイド)になります。フォーンが成ってもレフリーが笛を吹かなければ試合は終了しないし。実際にはレフリーの判断で違うタイミングで試合を行うことも可能な規定になっています。計時の優先権がレフリーにあるからですが、聞いた範囲ではそういう事は起こっていないようですね。

従来、ラグビーではロスタイムがわかりにくく、疑惑のロスタイムというケースが屡々あり、大きな試合ではこれをなくそうと言うために導入されました。ただし、タイムキーパーと計時の表示装置、フォーンなど競技場のシステムが対応していないと採用しづらいため、国内ではトップリーグとその下のカテゴリー(トップイースト等)、大学選手権のみで実施されています。
本音を言うと下手糞なレフリーが吹く試合ほどこれが必要で、花園クラスでも「レフリー時計見てんのか」のヤジが飛ぶような試合があるし、実際、花園でも過去に疑惑のロスタイムが結構あるのでこのクラスこそ採用してほしいのですがね。


名古屋の瑞穂は掲示板の計時が針式時計ですが、グランド脇に電光掲示を設置して試合が行われます。ですから、瑞穂では正面スタンドからではこの正式計時が見えなかいことになります(針式時計も止めているようですが)
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