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本を読んでいてわからないところがありました。とりあえずその文章を引用します。「われしめろへる木立のもとの湖岸を過りぬ、わがこころ夕陽のなかにゆらぎぬ、廬はわが膝のまはりにさゆらぎ、わがこころ睡眠と吐息のなかにゆらぎぬ、と見れば野の鳥ども濡れひぢて草生ふる斜面をあゆみ、輪形に旋りてかたみにあと逐ふを止めしが、やがて年かさの鳥のふを聞きぬ」 ここの「われしめろへる」とはどのような意味なのでしょうか?また、「膝のまはりにさゆらぎ」の「さゆらぎ」とは「さゆるぎ」の間違いでしょうか?字引には「さゆるぐ」という言葉しかのってなかったので。

ちなみに、この詩はイエイツの詩で山宮充の翻訳です。思潮社の海外詩文庫「イエーツ詩集」(編者 加藤祥造)。引用文はこの詩集の59頁にのっている「神の歌」という詩の一部です。


説明がかなり下手で大変申し訳ありませんが、回答して頂ければ嬉しいです。

A 回答 (1件)

>「われしめろへる」とはどのような意味なのでしょうか?



参考意見です。
「われしめろへる~」で、「我、湿ろへる~」となり、
「私は、湿っている~」の意味になると思います。

(この二つ下にあるご質問も拝見しました。
私も、先の解答者の方が仰る様に、しめろへるは「湿ろへる」だと思います。
「漂える」を旧仮名遣いにすれば「漂へる」になるように、「湿ろへる」は読みとしては「湿ろえる」でしょうね。
また、「湿ろへる」という言葉は翻訳者の感性で作られた言葉のような気がします。
(古い文体で書くのなら、「湿らるる」とか「湿りへる」でも良いような気がしました。)

「彷徨える」 「漂える」がそれぞれ、「彷徨う」 「漂う」という状態を表す様に、「湿ろへる」とは湿っている状態を表した言葉で、意味は「湿っている」という意味になると思います。)


>「膝のまはりにさゆらぎ」の「さゆらぎ」とは「さゆるぎ」の間違いでしょうか?

「さゆらぎ」で正しいと思います。
「さゆらぐ」とは「さゆらぎ」の連用形でしょう。
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1.さ‐ゆら・ぐ【─揺】-日本国語大辞典
〔自ガ四〕(「さ」は接頭語)揺れる。ゆらぐ。*北大寮歌・都ぞ彌生の雲紫に〔1912〕〈横山芳介〉「真白の花影さゆらぎて立つ」*花物語〔1919〕〈吉屋信子〉名も無き花「その時、彼の洋館の窓は音なく、左 ...

http://dic.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr … より
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上記の参考リンクにもありますように、「さゆらぐ」とは「揺れる・ゆらぐ」と言う意味であり、
「膝のまはりにさゆらぎ」とは、「膝の周りで揺れ」と言う意味だと思います。
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この回答へのお礼

「しめりへる」「しめらるる」なら、わかるんですが「しめろへる」だと、辞書にも、ネットにも、どう検索をしてみてものっていないんです。でも、mist_green様の明快な説明で、理解出来ました。

無知な私にして、かなり難しい詩を読んでいて、気恥ずかしいです。


また、すぐに質問をすると思いますが、回答して頂ければ嬉しいです。

お礼日時:2011/12/31 12:59

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