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私は古典から現文まで様々な本を読みます。
それで思ったのですが、「彼女」って、明治中期の新造語ですよね、昔は「彼」「彼の女」だったわけですし。
その成立事情についてはだいぶ理解があると思うのですが、疑問はここから。

昔は「彼女」って、ただ単に女の人のことを指す言葉だったと思うんです。それが、最近は恋人のことも指すようになっていますよね。これっていつからで、何がキッカケだったかご存知の方いらっしゃいますか?
くだらない質問かもしれませんがなんか気になりだしたら止まらなくって…。

A 回答 (3件)

彼女に対応する彼氏について広辞苑には昭和初期の造語とあります。



子供のころ周りの大人がいい仲になった女性や片思いの女性(らしき人)を指して彼女と言っていました。
後に中学校の英語の先生が彼女を連発するので違和感を覚えたことを思い出しました。(恋人でもないのに彼女ということに対して)

彼女が明治中ごろの造語だとすれば、欧米文学の翻訳に際して、恋人や恋人に近い女性を指す単語が必要になるので(欧米語で恋人は一語だけではない)早い時期から、現在とほぼ同じ意味で使われ始めたのではないでしょうか。

あなたの蔵書の中から明治、大正、昭和初期という順で探せば彼女の使用例が見つかると思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに、「彼女」の使用例はたくさんあるのですが、それが恋人のことを指すようになったのはホントに最近だと思うんです。
なぜなら、「彼女」という言葉が使われ始めたころの作品には微妙に差別的なニュアンスを感じるからです。今とは、逆ですよね。大正までの作品にはそのような雰囲気が残っていると感じます。もちろん、全てではありませんが。明治の作品になるとそのニュアンスはさらに色濃いように感じます。
それならば、恋人を表すようになったのは最近だろうと考えたんです。最近なら、誰か知ってる方がいるのではないかと思ったので質問してみました。
何か、例えば人気のあった芸能人が使ってみんなが真似したとか、何かあったのかな、と。

って、それがわかったからといって、何がどうなるというわけでもないのですが…(^^;)

お礼日時:2003/12/07 00:14

面白い質問だと思って注目していたのですが、やはり#1さんがおっしゃるように


彼女=恋人 は昔からあったと思います。

私は40歳ですが、彼女=sheの方が、むしろ新しい感覚だと思います。

先ほどついでがあったので、母(1929年・昭和4年生まれ)に聞いてみたら「彼女=恋人」とのことです。

我々は、英語教育の影響か、単に女の人のことを彼女と呼びますが、母ぐらいの年代の人は、ほとんどそういう使い方はしません。やはり違和感があるからなのではないでしょうか。私の周囲では、50代半ば以降の人もsheの意味で「彼女」と使うことは少ないように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

昭和4年生まれで既に「彼女」=「恋人」なんですね!
当初私が考えていたよりも、意外と根は深そうですね…。
それがわかっただけでもよかったです。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2003/12/18 15:10

補足します。



出典なしの経験談になりますが、彼女=恋人は少なくとも4~50年前から使われていますよ。私が小さいころ、小指を立てて「彼女か?」とか「アレはあいつの彼女だよ」という大人の会話をよく聞きました。
私にとっては彼女とは恋人という意味になっていたので、初めて英語を習った時(中学)、先生がShe=彼女というのに違和感を感じ、自分が言うとき(訳すとき)はなんとなく恥ずかしさを覚えました。
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この回答へのお礼

度々のご回答ありがとうございます。

40~50年前…そんなに昔からあったんですね!
でも、確かに「she」=「彼女」は怪しいもんですよね。
他に訳しようが無いから使ってるって感じます。
参考になりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2003/12/18 15:05

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