この人頭いいなと思ったエピソード

倫理的な問題でもあると思いますが…

以前自分が"盗み"の疑いを掛けられたとき、イラッとして、その発言者に対して敵意を持ちました。その一連の心理的な動きについて考えてみたところ『疑われたことに対する不満や失望』の他に敵意が生まれたのは『盗んだと思われている』『なら本当に盗んでもいいのではないか』というような発想があったからのようです。

その人にとって私が盗人であるのなら、そのように振る舞っても問題ない。
むしろそうであって欲しいと望んでいるわけで、そう振る舞うのが発言者のためである。

と、極端にいえばそのような発想に至ったのでしょう。

そこで質問です。

1. 疑いを掛けられた際、このような反応を起こす(=敵意を持つ)のは一般的ですか?
2. この反応を心理学的に分析するとどういう感じになりますか?
(疑われたことによるショックで防衛機制が働き現実逃避が云々みたいな)

3. 心理学・倫理学的にこのような振る舞いをする人間、反応に呼称はありますか?
(殺人を容認する人は殺してもいい、泥棒からは泥棒してもいい、みたいな思想、人間、反応)
ピグマリオン効果?

4. 疑いを掛ける場合、うまくやるにはどうするべきでしょうか?
相手を傷つけない、敵意を持たせない、白状させるという点でうまく疑いを掛けたいです。

事態が1対1の場合、上記の例のように"盗み"や、"悪口"、"痴漢"など、いわゆる『やった・やってない』の水掛け論に発展する事態の場合、明確な証拠がなければ難しそうです。

漫画『カイジ』で"ふざけるなよ…疑ってるうちはまだしも…それを口にしたら…戦争だろうがっ…!"という台詞がありましたが、本当に戦争するしかないのでしょうか。

よろしくおねがいいたします。

A 回答 (1件)

1. 疑いを掛けられた際、このような反応を起こす(=敵意を持つ)のは一般的ですか?


☆実態調査もないし、実態調査をするのも、テスト調査をするのも難しいです。「一般的」とする判断基準が難しいです。 一般的は、そのような反応の発生比率で、3割、5割、7割で判断するのでしょうか。
一般的に、刺激を同じ人に似た刺激をした場合でも、いつも同じ反応をおこすものではないです。 また、他の条件、刺激があった場面でも、同一場面にいた人、その場面の直前の経験などでも違う反応になることが普通です。その刺激が「"盗み"の疑いを掛けられた」というものでもどのような疑いのかけられ方をしたか、それ以外の言葉遣いはどうだったか、誰から言われたか、その人物に対する従前からの評価はどうかでも違います。もちろん、刺激を受けた人のもともとの心理反応傾向は大きく影響するはずです。 なにが一般的なのかなど、科学的あるいは、統計的、客観的なコメントはできません。
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2. この反応を心理学的に分析するとどういう感じになりますか?
(疑われたことによるショックで防衛機制が働き現実逃避が云々みたいな)
☆分析などできませんが、偏見一杯で想像力を効かせれば、根拠のない自己愛傾向の強い人が、自分に非難や批判が向けられたと感じると、屈辱感や落胆の感情が生じ、怒りや憎しみを強め、感情や思考をうまくコントロールできなくなり、衝動的・破壊的な情動が発生し、境界性パーソナリティ障害と似た二極思考になる。二極思考とは、多様な状況、流動的状況、多面性をもつ理解ができなくなり、敵or味方、憎まれている・嫌われている・非難されているor好かれている・守ってくれる・助けてくれる、明or闇、白or黒のような判断・感情しか持てなくなり、攻撃を開始したり、ことさら悪の道を選んだり、ふてくされたりとなることがあります。 防衛機制とか、現実逃避というよりは、世間で、境界性パーソナリティ障害とかボーダーラインという傾向があると起きやすいことになるでしょう。
当然ですが、一つのエピソードの文字記載を読んで、精神医学的な判断をすることはできません。
心理学でも同様でしょう。「もう不良になってやる!」という言葉を聞いて、自暴自棄になっていると一つの解釈しかできないような馬鹿げた心理解釈はないです。
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3. 心理学・倫理学的にこのような振る舞いをする人間、反応に呼称はありますか?
(殺人を容認する人は殺してもいい、泥棒からは泥棒してもいい、みたいな思想、人間、反応)
ピグマリオン効果?
☆そのような呼称を知りません。ダーティハリー症候群(Dirty Harry syndrome)、ワイアット・アープ症候群(Wyatt Earp syndrome)という言葉を出している人もいるようですが、一般的な用語とは思いません。
必殺仕置人気取りの心理、正義に狂った心理状態とでもいうのでしょうか。
このような場合は、一般的正義を出発点にして悪人の撲滅に邁進するのですが、モトの質問は「自分が疑われたということをトリガーにしている」ので、『キレた、やけくそになった、癇癪を起こした、理性を失った結果と、もともと持っている攻撃性、境界性パーソナリティ障害の傾向、反社会性への隠れたあこがれが入り交じった』というような説明をするかもしれません。
ピグマリオン効果:まったく関係ないです。もし、盗賊集団に所属していて、盗みが上手くなることを期待されているならば、盗みに励み腕を上げるのはピグマリオン効果と言えるでしょう。盗みや殺人を悪いことと思っている人から「お前は盗んだろう」と疑われて、そちらに走ろうとするのはピグマリオン効果ではありません。
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4. 疑いを掛ける場合、うまくやるにはどうするべきでしょうか?
相手を傷つけない、敵意を持たせない、白状させるという点でうまく疑いを掛けたいです。
☆かなり難しいです。(Aさんが盗みをし、自分が盗んだことを表沙汰にしたくない)のに(Aさんに白状させる、Aさんが盗んだことを立証する)ようなことをすれば、Aさんの希望に反してしまいます。(Aさんに白状させる、Aさんが盗んだことを立証する)ようなことをして、Aさんが喜んだり、感謝することはあまりないです。多くの場合、少なくとも一時的には、Aさんは対抗心は持つと思います。
「疑いをかけたい」という希望を持つのは、社会的には好ましくありません。
なお、(財布を入れたバッグをいすの上に置いまま部屋を出て、5分後に戻ったら、財布がなくなっていて)、その5分間にその部屋にいたのは(Aさん、Bさんの二人だった場合)には、AさんかBさん、あるいはAさんとBさんの二人を疑ってしまうのは、正常に発達した人では止む得ないことです。疑わないようにするのは難しいです。この場合、AさんやBさんを傷つけない、憤慨させないことを優先するなら、「バッグに財布を入れたと思っているのは、自分の勘違いで、どこかで置き忘れてきたのだろう」と思う方法があります。それが無理なら「どこかで置き忘れてきたか、どこかで落としたに違いない」とか「無駄使いしちゃったと思おう」とかで、自分を納得させる方法もあります。AさんやBさんを傷つけても、疑われたことを心外に思っても止む得ない、事実を確認することを優先したいと思うのなら、「大変失礼なことになるけれども、」と前置きした上で、「自分が思っている事実」を説明し、財布を捜したいので協力して欲しい旨を述べるしかないです。探偵役のようなことはやらないで、Aさん,Bさんの説明を聞いて、それで納得するのが良いです。Aさん,Bさんの持ち物検査や身体検査をするのは止めた方が良いです。そこまでするのが良いか、財布を入れたママに席を外した自分がまずい状態を作り出したことを反省する方が良いかです。
他人に対する言葉遣いや思いやりを重視する人であれば、自分がうっかりした結果何かを失ったのなら、そのうっかりを重視するのが、整合的な態度です。
他人に対する言葉遣いや思いやりをさほど重視しない、場合によっては、相手が怒ったり、ショックを受けても、落ち込んだり、傷ついたり、自分(私)を憎んで信頼を捨てることが起きても止む得ないと思っているのであれば、事実の冷静な説明と質問したいことをできるだけ理性的にやりましょう。 責任や道義心のようなこと、感情的言葉、猜疑心の言葉は、喧嘩を売っているのと同様のことになりますから、止めた方が良いです。
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事態が1対1の場合、上記の例のように"盗み"や、"悪口"、"痴漢"など、いわゆる『やった・やってない』の水掛け論に発展する事態の場合、明確な証拠がなければ難しそうです。
漫画『カイジ』で"ふざけるなよ…疑ってるうちはまだしも…それを口にしたら…戦争だろうがっ…!"という台詞がありましたが、本当に戦争するしかないのでしょうか。
☆疑っている対象が一人であれば、(相手が恐れ入るしかないほど明白な事実を説明できる)場合以外は、疑いを口にするべきではないです。{水掛け論になるしかないのがわかっていて、疑いを口にする}のは、{喧嘩を売っているか、憎悪をもらうことをねらい・期待した行動}というしかありません。
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