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こんにちは。
バイクのヘルメットについて質問させてください。
ごく一般論で結構なのですが、ヤフオクや楽天などで購入を考えていると、同じ「SG」とか「PSC」とか「全排気量対応」「フルフェイス」などでも価格が5000円以下から5万円(もっと上もあるかも知れませんが)と大きな開きがあります。
よく化粧品は入れ物2900円中味100円で売値が3000円になるという噂を聞きます。
バイクヘルメットの場合はここまで極端とは思いませんが、本来の目的価値以外での価格はどのくらいなんでしょう?
安物は危険、高い方が安全というのは間違いではないと思いますが、高けりゃ安全、高いほど安全かといわれると??マークがつきます。
10倍はともかく2万円のヘルメットと4万円のものはどれぐらい違うものなんでしょうか。

A 回答 (8件)

ヘルメット規格について、誤解している人もいるようです。


スネル最強伝説は、誤った、もしくは偏った考えと言わざるを得ません。
ヘルメットに必要とされる安全性とは、何かということです。

スネル規格はバイクブームのとき、アライヘルメットがヘルメット規格のなかでもっとも厳しいと宣伝しました。
そして、スネルを上回るアライ規格は、世界一厳しいものだと。
これがそもそもの発端です。
スネル規格はたしかに厳しいですが、これは耐貫通性に対してです。
そもそも、スネル規格はアメリカ人のスネルさんがレース中に死亡し、そのときかぶっていたヘルメットが割れていたことに対して友人たちが怒って作った規格なんだそうです。
なので、スネル規格とか国家規格ではなく、民間の規格です。
ヘルメットが割れたことに対して怒っての規格なので、帽体をとにかく頑丈にする傾向があります。

対して、ヨーロッパの国家規格は、帽体の耐貫通性能よりも、衝撃吸収性に主眼を置いています。
脳みそはボールに浮かべた豆腐みたいなものですから、ヘルメットが壊れなくても、脳に大きな衝撃を受ければ重大な障害が残るためです。
高次脳機能障害といいます。
それを防ぐには、頭にできるだけ衝撃を与えないこと。
そのためなら帽体が割れてもかまわないというのがヨーロッパの考え方です。
戦争に使うのではないのだから、槍に対する保護性能はそこそこでもいい、というものです。
その代わりに、脳が受ける衝撃に対しては厳しく規制されています。

ヨーロッパの考え方からすると、スネルは衝撃吸収性に劣る危険なヘルメット。
スネルからすると、ヨーロッパの規格は槍で穴が開く危険なヘルメット。
日本のJISは、両者の中間的性格です。

さて。どれが一番安全でしょうか。


質問の回答をしますと、
一流メーカーであるA社の安いヘルメットとS社の中級クラスのヘルメット。
同デザイン(ようは一番シンプルなジェット)のモデルを使ったことがありますが、
安いものは帽体も大きく、重いです。
高いものは帽体が小さく軽いです。
安全性は、同じでしょう。同じ規格合格品なので。

ショウエイの後頭部にスポイラーが付いているやつ。
あれはいいですよ。よく効きます。60キロくらいでも風圧が抑制されているのを感じます。
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この回答へのお礼

これはありがたいご教示です。スネルさまさまで考えていたのですが、単純比較ではないということですね。確かに四輪でも車体を壊しても中を守るという考えが普及していますね。理想論だけで言うとメットが全ての衝撃を受け止めてぐちゃぐちゃ、でも中の頭は傷一つない・・・ですから。

お礼日時:2012/02/01 20:13

PSCマークとSGマークは、どちらかと言うと消費者保護の規格です。


…悪い言い方をすれば、お役所の為の規格って感じです…その規格が安全性に充分かどうかは、ここでは論じません。

JIS・C種であれば、オートバイのヘルメットとしての性能は十分であると思います。
スネルやECE、DOT*などに決して劣るものではないと思います。(思想の違いはありますが)

さて、オートバイ用ヘルメットを真っ二つにしてみると、構造は意外に単純だったりします。
外殻=SHELL=グラスファイバーに、緩衝材=帽体=発泡スチロールが付いていて、内装がついている…高いのも安いのも、その基本的な組み合わせはほぼ同じです。

ですので、「高ければ安全」とは決して言い切れない…は明らかだと思います。

国産は比較的値段が高く、東南アジア製は比較的安いです。
これは、人件費が大きいと思います。
ヘルメットって、想像以上に人の手作業で組み立てられています。
全く同じ素材で構造のヘルメットであっても、日本国内でつくればそれだけで数倍の値段になるでしょうね…。
ですので、国内メーカーは国外のメーカーには真似できないような付加価値を付けて、商品価値を高めています。
その値段に納得できる程、明確に違いがわかったりします。

たとえば、静粛性とかベンチレーションとか曇り止め性能とか…かぶり心地とか。
その努力はってのは、すごいですよ。
プラシーボ効果もないとは言えないでしょうけれど、プレミアムヘルメットっていうのはやっぱり「それだけの事はあるなぁ」って細かいところまでよく考えてあると言うか、納得できます。
(まぁ、そうでなければ購入できないくらい良いお値段ですけれどね…)

安全性って、実際はすごく難しいです。
まったくもって同じ事故は無いですものね。車両の速度や相手、その重量や天候&温度etc…一番大きいのは、ライダー自身の肉体が、万人万様であるっていうのもあるかもしれないです。

私は、実感としてはアライのSZ-Ram3とOGKのテレオス2って、風切り音や重さなど、使用上の感覚(経験)ではほとんど同列で、ベンチレーター性能がSZ-Ramの方が良いかな?くらいの差しかないので「あの差で値段が2倍ってのはなぁ…」ですが、アライ信奉者はきっとSZ-Ram3と同列にするなんて冒涜だ!って怒るかもしれないです…。
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この回答へのお礼

ヘルメットの細かい構造は念頭になかったのですが、確かにロボット機械で組み立てられる構造ではないですね。OGK製品参照させていただきます。

お礼日時:2012/02/02 14:35

125cc用とそれ以上用についての補足を拝見しましたので、私の考えを書きます。



高速道路を走るかどうか。それによる違いだと思っています。
ならば大型バイクでも一般道しか走らないのなら125cc用でいいかというと、そういうものではありません。
たとえば、四輪の商用車。
最大積載量に対応したタイヤを履いていないと、車検に通りません。
自分はキャンピングカー代わりにしか使っていないので、乗用車用でもかまわないと所有者が言っても、検査には合格しないのです。
法律ってそういうものです。
自己責任で使う分にはかまわないけど、使う車の性能に合ったものでないと、○○用とはうたえないということではないでしょうか。

ちなみにその125ccの根拠はJIS規格のことだと思います。
昔はA種B種C種となっていたのが、今は125ccまでとそれ以上用の二種類になったのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。おっしゃるように規則の問題なんでしょうね。125ccだから衝撃試験の結果が甘くていいというのがどうにも納得がいきませんでした。
日本は自己責任をとらないから、なんでも法の網をかぶせて一律にしようとするんだけど、それを決める役人が役立たずだから意味のない決め事になるんでしょうね。

お礼日時:2012/02/01 20:28

私の場合ですが、ヘルメットは保険のようなものと考えています。


国産の信頼できるメーカー品の場合では、ほぼ価格に合わせて安全性も高いと思っております。
(海外製品の一部では価格が高いのに材質・構造に疑問を持つ物も存在します。)
実際に事故で高性能ヘルメットの意義を感じたこともあります。
(これは、勘違いかもしれませんが私はヘルメットのお陰と思っています。)
こんなこともあり50ccスクーターに乗るときもRX-7です。
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この回答へのお礼

なるほど。保険と考えれば安いぐらいとも言えますね。
アライかショーエイで考えています。

お礼日時:2012/02/01 20:05

規格があります、JIS1種・2種、スネル、もうひとつあります(思い出せませんがZ90?)、その他?。


JIS規格は正直、ないよりはまし程度、衝撃を吸収することはもちろん、高速で飛来する物の貫通を防ぐことも必要です、外見では判断できません、耐貫通性に関しては、普段の取り扱いにも注意が必要、極端な話、コンクリートの上に落した物は信頼できない等・・・・。
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この回答へのお礼

やはりJISはその程度ですか。調べた範囲ではスネルが一番厳しい基準のようですね。レーサーになるわけではないですが、逆にその分運転技術が劣っているのと環境がダンプやバスと併走という厳しさですから、SGついてりゃ安心というわけにはいきませんね。イメージとしてはスネル>JIS2000>SGPSCと考えています。

お礼日時:2012/02/01 18:59

安物の中にはヘルメットではなく帽子の規格の物も有ります。



値打ちが200円の脳ミソなら入れ物のヘルメットも3000円くらいで十分でしょう。
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この回答へのお礼

確かに(笑)

お礼日時:2012/02/01 18:51

1.材質が違います。

同じ強度のものでも材質によって重さが変わりますので、一般的に高価なものは「軽くて強い」材質を使用しています。材質の他にも作る過程や構造が変わっている場合もあります。

2.安いものは規格をクリアできるぎりぎりで設計されています。高価なものは同じ規格内でも余裕を持って設計されていたり、より安全性の高い規格をクリアしています。
また規格外の自社規格の試験をクリアする設計がされているものが多いです。たとえば規格には無い部位に対する試験であったり、規格以上の数値を求めたり。

3.内装等の作りが違います。交換できたり洗濯できたりするなど。また発泡スチロールも部位ごとに密度を変える等がされていたりします。

4.そのたベンチレーションの設計やシールドの質やジェット/フルのコンバーチブルの仕組み等もあります。

5.単色のものより凝った仕上げがしてあればその分高価になります。


アライやショウエイの2万円クラスなら強度的に必要十分と思います。あとは万一を考えてより安全性を求めたり、綺麗な塗装をもとめるかどうかですかね。

この回答への補足

個々の値段とは別の話ですが、125cc以下のヘルメットの意味がわかりません。一般道と高速道路という区分けなら納得するのですが125ccでも250ccでも危険性は一緒だと思うのですが・・・。
車体の重さの違いぐらいしか思いつきません。

補足日時:2012/02/01 16:28
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この回答へのお礼

具体的な価格帯を教えていただきありがとうございます。
SHOEIはヨーロッパでも人気商品のようですね。
飾りとしてのメットには興味ありませんが、強度はとても重要(当たり前ですね)ですからその辺で探してみます。

お礼日時:2012/02/01 16:17

4~5万クラスのヘルメットはスペックに出にくいところにも手間をかけています。


内装のフィット感・肌触り・ベンチレーション効果・軽量化やデタッチャブル内装による洗濯性・乾燥性の向上・ピンロックなどのシールドの曇り止め機構の導入・パーツのフラッシュサーフェス化による風切り音減少など。安全面でもシェルや衝撃吸収ライナーに新素材・新技術を投入してます。
被り心地がよく、軽くてコンパクト(スマート)で、夏も蒸れにくく、長時間被っても疲れにくい。転倒時の安全性も確実に上、と考えていいです。
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この回答へのお礼

内装の快適性には妥協点があるかと思いますが、安全性は妥協しにくい部分ですから悩んでいます。ありがとうございます。、

お礼日時:2012/02/01 16:23

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