プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

横溝正史の金田一耕助シリーズ最高傑作は何だと考えますか?

個人的には「本陣殺人事件」ですが…。

動機とトリックに魅力を感じたためです。

理由も書いていただけるとありがたいです。

A 回答 (2件)

やはり、



「獄門島」
「悪魔の手毬唄」
「犬神家の一族」

あたりでベスト1~3を選ぶ人が多いのではないでしょうか。

横溝正史の金田一耕助シリーズは市川崑監督が撮った映画と古谷一行さんのTVシリーズの影響が強いため、小説を読む前にそちらの印象で選ぶ人が多いようですね。

個人的にはやはり「獄門島」ですね。瀬戸内海の孤島で起こる連続殺人。

横溝正史の作品の醍醐味は、

閉鎖的な環境で、人智を超えた因襲や情念が絡んだ動機によって殺人が起こり、そこにある種の哀愁があるところでしょう。

「獄門島」は小説でも映画でもこれらの要素が完璧に揃った傑作だと思います。

annaka3408さんのお薦めの「本陣殺人事件」は私も好きですが、中尾彬さんが金田一をやった映画は嫌いです。

あんな金田一ありえません。(笑)やはり小説で原作を読むのが一番ですね。

映像作品ならば、やはり古谷金田一でしょう。

古谷一行さんが金田一を演じたTVドラマでは1977年から毎日放送が「横溝正史シリーズ」と銘打って制作したシリーズが有名ですが、個人的には1983年にTBSで制作された2時間ドラマ・シリーズのほうが好きでした。

そのシリーズの「本陣殺人事件」ではキャストが完璧で、ものすごく作品の雰囲気が出ていた。DVDレンタルになっているのは1977年の長髪古谷金田一の方ですが、1983年のほうはビデオではレンタルありました。もし機会があったら見てみてください。

こちらのかたのブログが詳しくて面白いですよ。

http://buta-neko.net/blog/archives/2006/02/post_ …
    • good
    • 0

今晩は。


『獄門島』が一番です。
トリックや動機は単純ですが、犯人が一人ではないので物語としては難解になっています。
そもそも、普段は事件が起きてから登場する金田一が島に来なければ事件は起こらなかったし、金田一自体が犯罪に加担する側にあるというところが非常に面白い発想です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

僕も最近、獄門島を読みました。面白かったです。

お礼日時:2012/02/26 16:55

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!