
分電盤の漏電感度電流の種類として高感度形(5~30mA)、中感度形(10
0~1,000mA)、低感度形と三種類あり、”内線規程1375-2 漏電
遮断機などの選定”を見ると、「感電事故防止の目的であれば高感度形を選定す
る」旨が謳ってあります。
その中のただし書きで、「1375-3表に掲げる値以下の場合でかつ、動作時
間が0.1秒以内であれば中感度形でもOK」と書かれています。
一方で、一般住宅ではD種接地工事が施されており「D種=100Ω以下」と理
解しています。
”内線規程1375-3表”では、水気のある危険度の高い場所でも、漏電感度
電流が30mAの場合500Ω以下、200mA=125Ω以下、300mA=
83Ω以下と謳われています。
この情報から、一般住宅はD種接地がされているので、漏電ブレーカは動作時間
が0.1秒以内であれば、漏電感度電流5mA~200mAまで使用可能だと考
えたのですが、解釈が間違っていますでしょうか?
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
解釈通りです。
現在新築マンションには、洗濯機や、ウオシュレット、エアコン、レンジ、水まわりにはアースが来ております。この機器など全ての外箱に必ず接地しておることが、内線規程の条件です。これであれば問題ないと思います。
たまに、洗濯機などアースしてない場合(コンセントまでは接地線があるが)がよくあります。
現実問題としては高感度形が一般的で法的にも安心ですね。あとで何か事故などあればややこしいですよ。
特に住宅の場合は・・・。我が家は面倒なのでアースしていません。
値段もそんなに変わらないので高感度形がよいのではないでしょうか。
ちなみに人間の体の抵抗値は人によって違いますが20000Ω電圧100Vを加えるとI=5mA(乾燥時)
手がぬれている又は手が汗をかいている場合は、半分の10000Ωとすると100mAです。人間の体内に流れる致死電流は50mAといわれています。怖いですね。高感度30mAが良いですね。
この回答への補足
確認が遅くなり申し訳ありません。
回答を頂いた中で、
>現実問題としては高感度形が一般的で法的にも安心ですね。あとで何か事故などあればややこしいですよ。
とありましたが、高感度形が一般的であることや、その重要度も理解しているつもりですが、この高感度形の規定は「内線規程」以外に法的な縛りはあるのでしょうか?
No.4
- 回答日時:
解釈は、間違っていると思います。
なぜなら、一般住宅には、風呂場があり、炊事場があり、トイレがあります。
いずれも湿気の多い場所又は、水を使用する場所です。
一般的に漏電遮断器は主開閉器を兼ねており、1つの分電盤に1つしかありません。
その為、あらゆる場所の漏電を遮断する必要があります。
質問者様の仰っている使用場所は、一般住宅の一部のみを指していますので、感電防止の為には高感度形が適切だと思います。
この回答への補足
確認が遅くなりまして申し訳ありません。
質問の中に記載したように、あらゆる場所を含んだ場所の記載をしており、一般住宅の全てを指しているつもりでいます。
>”内線規程1375-3表”では、水気のある危険度の高い場所でも、漏電感度
電流が30mAの場合500Ω以下、200mA=125Ω以下、300mA=
83Ω以下と謳われています。
質問を言い換えると、「D種接地されてたら漏電感度電流は200mAまでOKでしょうか?」となります。
No.3
- 回答日時:
活線(AC100V)に触れますと、人体に電流が流れます。
この時、心臓に流れる電流の大きさが30mA程度以上の電流が流れますと心臓が
心室細動現象が生じて、最悪死亡に至ることが知られています。
一方、定格感度電流が30mAの漏電遮断器は漏洩電流が15mA以上で
動作するよう製作されおり、高速動作型の漏電遮断器ですと0.1秒
にて遮断(トリップ)します。
何らかの要因で活線(AC100V)に触れて15mA以上の電流が流れますと
定格感度電流が30mAの高速型漏電遮断器を使用していれば、漏洩
電流を検出して、遮断しますので人体に流れる電流から切り離され
ますので、結果的に死亡するような事故には至らないと考えられ
ます。
一般家庭の設備では常時の漏れ電流も正常であれば、微小な電流
ですので、定格感度電流が30mAの漏電遮断器を使用しても、不必要
に動作する(トリップ)ことはないと考えられています。
工場やビル設備等の場所ですと多数の設備機器や配線の長さも長く
なりますので、常時漏れ電流も多くなり30mAの漏電遮断器では不必要
に遮断することも予想されます。
設備の主幹用漏電遮断器の定格感度電流は接続されている設備機器
の仕様(容量、台数)や配線仕様(サイズや長さ)等を検討して、定格
感度電流(100,200,500mA)や動作特性(高速動作型、時延動作型)など
を決定して適用します。
なお、定格感度電流が例えば100mAの漏電遮断器は50mA以上で動作
するよう製作されおりますのて、15~30mAでは動作しませんので、
活線に直接触れるような事故は防ぐことができません。
このような危険性のある場所(例、水に濡れているような場所等)には
分岐した箇所に個別に高速動作型で定格感度電流が15mAまたは30mAの
漏電遮断器を適用します。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
また、丁寧な回答ありがとうございます。
回答いただいた内容は踏まえた上での質問となります。
質問意図が分かりにくくなってしまったようで申し訳ありません。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
感度が鈍い物使用の理屈は
どんな設備でも多少漏れ電流が有ります(ここの機器は漏電の範囲でない)、、故に設備の規模が多い場合は、高感度ではブレーカー動作してしまいます
例:漏れの合計が70mA有る機器が突然30mA増えたら動作するには、感度100mAでOKです
住宅等の設備が少ない場合は30mAに成ります。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
感電事故防止を目的としている以上、高感度であるべきだとは理解しており、中・低感度の存在する理由も把握しているつもりです。
”法的”に抜け道があるのかどうか、を知りたかったのが質問の意図になります。
No.1
- 回答日時:
ごく普通の工務店の施工する一般住宅では
>一般住宅ではD種接地工事が施されており「D種=100Ω以下」と理解しています
ではなくて、漏電ブレーカーを前提にもう少し悪い値のところが普通です。
漏電ブレーカーを取り付ける意味を考えると高感度型になるのは当然では?
お礼が遅くなり申し訳ありません。
>漏電ブレーカーを前提にもう少し悪い値のところが普通です
→一般的にそうなんですね。。。
漏電ブレーカ取付けの意味は承知しているつもりですが、”法的”に抜け道があるのかどうかを知りたかったのが質問の意図になります。
ありがとうございました。
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