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趣味で小説を書いているのですが、自分の書く文章が気に入らず悩んでいます。
そこで、以下の条件に当てはまるような作家さん、もしくは作品がありましたら是非教えて下さい。

・ラノベ、ファンタジー、推理もの、恋愛メインのもの以外
・一人称より三人称。軽めより硬め。
・伊坂幸太郎さんや東野圭吾さんは読みやすくて好きだがちょっと物足りない。でも村上春樹さんほどくどい描写になると敬遠。小池真理子さんや群ようこさんの文体は苦手。
・三浦しをんさん、小野不由美さんは好き。
・文章力を鍛えたいので、話の面白さより文章の良し悪しに拘る。

理想の文体と出会いたいです。
宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%89%E9%98%AA% …

ホラージャンルですから内容の好みは出ますが
文章や文体は参考になる部分が多いと思います。
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この回答へのお礼

読んだことのない作家さんですので、探してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/28 22:04

 川端康成や、芥川龍之介がいいです。


 格が違いますね。
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この回答へのお礼

普段読まない作家さんたちですので、ぜひ読みたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/28 22:08

kotaka2さん、こんにちは。



>理想の文体と出会いたいです。

#2の方も書いてますが、いわゆる『文学作品』に親しむことです。
私も芥川、志賀、川端をお勧めします。
川端康成「雪国」
志賀直哉「城の崎にて」
などなど
>文章力を鍛えたいので、話の面白さより文章の良し悪しに拘る。
堀辰雄「ふるさとびと」「美しい村」「ルゥベンスの偽画」
堀は一人称が多いのですが文章は美しいと思いますよ。まあ、これは好みもあるかも。

いらないことを一つだけ
>伊坂幸太郎さんや~~~
この注文はやや不可解です。これこそ、好みの問題では?
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この回答へのお礼

文学作品は何となく読みづらい気がして避けていましたが、おすすめして頂いたのでこの機会に読みたいと思います。
堀辰雄さんのお名前も初めて拝見しましたので、探してみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/28 22:10

挙げられた作家の中では小池真理子のみ読んだ経験がありません。

私の読書遍歴が質問者さまのそれとある程度重なっているように思えるので、回答させていただきます。

『名文』中村明(筑摩文芸文庫)
 #2の方や#3の方が挙げられるように、いわゆる純文学に手を伸ばすのがよいのかなぁ、と思ってしまいます。志賀直哉の装飾が排除された明快な文体は、心惹かれるものがあります。ただ、こうした文豪たちの文体は、現代の感覚からは少し遠いというか、読者としては許容できて楽しむことができたとしても、書き手としての参考となるかというとちょっと疑問に思ってしまうというか、、、
 そこで私はあえて「文体」の研究家である中村明の著作を薦めたいと思います。名文とは何か、日本語の語感は突き詰めてゆくとどういうものなのかを研究されてきた方で、氏の代表作『名文』は文豪達の名文を分析した書となっています。感覚的な部分までも論理的に読み解く雰囲気があるので、読んでいって「くどさ」を感じてしまうこともあるかと思いますが、色々な文体にも触れられるのでお得な一冊だと思います。
参考:http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480080 …

『プレーンソング』保坂和志(中公文庫)
 ことばと真剣に対峙している現代作家といえばこの人が思い浮かびます。氏の小説の特徴はストーリーのなさにあります。序破急・起承転結・序論本論結論に縛られないゆえに、文体そのものが持つ力だけで読者を引っ張ってゆきます。質問者さまの挙げる「くどい描写」にひっかかるような気がしなくもないのですが、一読の価値はありかと。お勧めの作品はいくつかありますが、ここでは癖が少ないと思われるデビュー作をあげました。参考には感想がたくさん載っているページをあげておきます。
参考:http://book.akahoshitakuya.com/b/4122036445

以下、かるく。
絲山秋子…「いとやま」と読みます。芥川賞作家です。一人称で軽めの文体ではあるのですが、言い回しだったり、アイテムの使い方だったりが、癖になります。
藤沢周平…歴史作家。作家にもファンが多いと言われる人で、明快な文体が特徴。
向田邦子…脚本家であり小説家。平易なことばを使っているはずなのに、つむぎだされる文章には情感があります。
幸田文…幸田露伴の娘。随筆の名人。小説・随筆のどちらも、情景描写がとにかく美しい。

知っていたとしても読まれた経験がないであろう作家を目指して書いてみました。書いてゆくうちに作品で推すのか作家で推すのかがごちゃごちゃになってしまって、、なんかもう、すみません。
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この回答へのお礼

たくさんのおすすめありがとうございました。
読んだことのない作家さんばかりでとても参考になりました。
中村明さんと保坂和志さんの本は是非読みたいのですが本屋で見つけることが出来ませんでしたので、藤沢周平さんと向田邦子さんと幸田文さんの本を早速購入して読んでいます。
普段読まない作家さんの文体に触れると新鮮な気持ちになりますね。
創作に役立てたいと思います。

お礼日時:2012/05/28 22:33

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