プロが教えるわが家の防犯対策術!

今、農家に転職しようといろんな本を読んでいます。

肥料も自分で賄う方法の一つとして養鶏を考えていますが、肝心な鶏舎の建て方の
本がありません。
大雑把に鶏舎の建て方が書いてある本はあるのですが。あまり詳しくは書かれてまいません。

50羽ほどの鶏を飼える鶏舎の建て方が書いてある本やサイトはありませんか?
どなたか教えて下さい。

A 回答 (6件)

 獣医師です。


 最近、ご質問のような形態の養鶏家、多いですね。

> 肥料も自分で賄う方法の一つとして養鶏を考えていますが

 いわゆる「循環農業」ですね。相手にされないどころか強力な宣伝材料になり得ます。経営が成り立つかどうかは「複合農業」ですから、他の品目と併せて総合的にどうか、といったところですが、実際に利益を上げているところもたくさんありますし、各品目を単独でやるより成算はあると思います。

 で、鶏舎ですが、この羽数だとケージ式にするメリットは薄いと思います。だいたい1000羽くらいまではケージ式より平飼い鶏舎の方が一般的です。
 平飼い鶏舎であれば、どんな様式でも良いです。
 下にいくつか平飼い鶏舎の画像があるサイトをリンクしておきますが、農場の数だけ鶏舎の種類がある、といった様相です。
 リンクは見つけられませんでしたが、ビニールハウスで飼っている例も多いです。冬暖かいのでけっこう具合が良いようです。個人的にはビニールハウス、お奨めです。


平飼鶏舎

http://sato-farm.co.jp/farm01.html

http://www.anzennousan.com/agri/youkei/introduct …

http://homepage3.nifty.com/takakis2/masatou.htm


 平飼い鶏舎の場合は、産卵箱という鶏が卵を産む場所を作ってやる必要があります。

産卵箱

http://www.sun-inet.or.jp/~qze13054/menu%201299- …

http://www5f.biglobe.ne.jp/~takisita-nouen/sannr …


 卵を取るのが主目的ではなさそうですが、上手にやれば卵も良い値段で売ることができ、これはこれで採算が取れるようになる可能性はありますよ。

 鶏の導入ですが、初生雛を導入すると育雛の段階でけっこうな数が落ちますし、ワクチネーションも大変なので、ワクチネーションが全て終わって卵を産み始める直前の100~120日齢程度の雛(大雛といいます)を導入するのがリスクが少なくて良いと思います。最近の採卵鶏農場は半数以上が大雛導入ですね。初生雛や中雛で入れると育雛鶏舎が必要になってしまいますから、経費的にも大雛導入の方が一般
的に有利ですから。

 ただ、大手の育雛場から鶏を導入しようとすると、1ロットあたりの羽数が数千とか数万という単位になるので、50羽ぽっちを購入するのは難しいかもしれません。
 その場合は近くに大規模な採卵鶏農場があれば、そこで導入する際に交渉して分けてもらう、という手があります。

 なお、鶏を飼養する場合は、年に1回、飼養羽数等を都道府県に対して報告する義務が生じます。
 100羽以上を飼養する場合は飼養衛生管理区域の図面や飼養衛生管理基準の遵守状況までを含めた報告を、100羽未満でも飼養羽数や管理者の氏名等の基本情報は報告しなければなりません。

 そのあたりは飼養される際に、最寄りの家畜保健衛生所に問い合わせてください。
 飼養衛生管理基準といって、鶏舎構造や作業体系にも遵守すべき基準があるのですが、それも鶏舎の立地条件等の諸条件によって具体的にベストな方法が異なるので、家畜保健衛生所に問い合わせた方が早いと思います。


農林水産省-鳥インフルエンザに関する情報

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index. …

飼養衛生管理基準

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/pdf/hp …

家伝法改正(定期報告)

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/eisei/e_kou …
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この回答へのお礼

丁寧な説明ありがとうございます。「循環農業」というんですか?勉強になります。
質問で50羽と書いたのは「農家が教える自給農業のはじめ方」という本で最小50羽と書かれていたからです。これで15アールほどの肥料は十分まかなえるそうです。一般1000羽と考えるとかなり少ないですね^^
大雛導入の方がリスクが少ないなど本当に勉強になりました。かなり参考になります。さすが獣医さんですね。
図々しいかもしれませんが、また質問させて下さい。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/06/01 22:44

> 農家に転職しようといろんな本を読んでいます。



就農って言うんだよ。


> 肥料も自分で賄う方法の一つとして養鶏を考えていますが

考えるのは自由だけど、そんな事を口に出してたら、なかなか相手にされないよ。
遊び半分と取られたら損するだけですよ。
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この回答へのお礼

勉強不足ですいません。

お礼日時:2012/06/01 22:45

養鶏を目指したのは、50年ほど昔。


まず 経営としては成り立たないことは明白です。
そして 毎日の 朝昼晩の世話
そう ひと時も出歩くことが出来なくなりますよ。

800羽まで採卵養鶏をやりましたが、確かにその時代ではもう数倍の飼育羽数が必要でした。
3000羽を目標にして・・・。

鶏舎は自分で建てました。
大工の経験もない、ただトタン屋根の建物です。
ケージの大きさが決まっていますので その寸法さえ出れば大体の大きさは把握できるかと思います。
3段のひな壇で奥行きが120cmほどでしょうか・・・
通路幅を120cmほど必要として その反対側にも3段のひな壇にするとして
鶏舎の幅は最低限360cm(2間)の間口が必要です

奥行きは1羽分幅が40cmとして8列は必要ですから320cm
作業場として少しは空間が要りますから540cm(3間)は、ほしいですね。

あと、 雛を育てるには別に飼育箱が要ります。
生まれたての雛は、何も食べていない状態で種鶏会社から送られてきます。
温度と 湿度を保ちながら何も知らない雛を相手に餌付けをします。
30日位になったら 温度に気を使うことは有りませんが 日増しに大きくなる雛たちに大きめの部屋が必要になります。 その後60日が近付くとその3倍以上の大きさになり
5か月を過ぎたころから卵を産み始めます。

したって雛の飼育場所 屋内でも良いがその確保
成鶏になって2-3年は卵を産み続けますが 中には駄鶏もいて・・・


ご質問の鶏舎
幅2間の奥行き3間の建物の柱は 杉の角材9cm角を使います。
当時の私は ほとんど地中に埋め込んで柱を建てました(勿論防腐剤を塗って)
後は 釘しかない時代でしたから 5寸釘を打ち込んで筋交いも適当に入れながら・・・

柱の真上には梁を渡し その鳥居形を何個も作って縦方向にも・・・
5年間は十分使えました。

あ!
GOOGLEで簡易鶏舎と検索して
画像を選べば いくらか図面にたどりつけました。
そちらの紹介の方が良かったかも・・。
例えば・・・
http://www.agri.hro.or.jp/center/kenkyuseika/gai …
「鶏舎を建てようと思ってます。」の回答画像4
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この回答へのお礼

いろいろ教えてもらい、ありがとうございます。

教えてもらったことを参考に鶏舎を建てようと思います。

お礼日時:2012/06/01 22:50

http://www.shimane-egg.com/keisya/keisya.html
大規模な鶏舎なら専門業者です。50羽くらいのケージ式は大きな建物にはならないようです。
建物作りの経験がないなら大工さんと一緒に作るのがいいと思います。おおよその図面でやってくれます。夏の暑さ冬の寒さ対策は産卵に影響します。

前の方が書いておられますが鳥インフルエンザ対策は行う必要があります。つまり野生の鳥が鶏舎内に入り込まない接触させないために建物の二重構造が必要です。

蛇、イタチなど野生動物侵入対策も必要です。平飼いの場合は被害が大きくなります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大工さんと一緒にやれば勉強になりますね。

害獣の知識はないので、かなり不安です。

お礼日時:2012/06/01 22:54

生き物を飼うというのは、それほど気軽に出来る事ではありません


餌や水を与えない日が有れば弱ってしまうでしょう
清潔を保たなければ病気になってしまいます
つまり、餌、掃除を毎日欠かさず行う必要が有り
休日に何処か出かける、って事が出来なくなります

http://www.d1.dion.ne.jp/~konji/konjiryokan_keis …
これは、鶏を飼っている人のブログでしょうか?
鶏舎の作り方でなく申し訳ありません

後は
http://homepage3.nifty.com/futailo/monogatari12. …
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過去の鳥インフルエンザの件もあるので専門にしてる業者かJAとかに相談した方がいいかと思います。

えらそうにすいません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/06/01 22:58

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