この人頭いいなと思ったエピソード

私は仙台生まれなのですが、先日大阪に滞在することがありました。

そこで感じたことなのですが、大阪をはじめとする関西地区では、
細長い家が長屋のようにずらっとならんでいることが多いように思いました。
1階が駐車スペースになっていて2,3階が居住スペースになっているあの家です。
古い家だけかとおもいきや新築の家でもありました。
(分譲されてる地区にぎっしり細長い家があったり)

同じく人口が密集している東京では、あまり見られませんでした。
なぜ関西地区にはあのような細長い家が多いのでしょうか?

A 回答 (3件)

キーワードは高度成長期の郊外型ミニ開発(ミニ宅造)と呼ばれる小規模開発です。


関西では零細開発業者による規模の小さな開発が多く、当初は長屋形式で作られましたが、1970年代に入ると各戸が独立した細長い建て売り住宅として販売されました。

開発資金の乏しい零細開発業者にとって、前面の接道を確保しながら最大限の戸数を作るとなると、自然、土地は細長い形状になります。同じ面積で前面の幅を二倍にすると奥行きは半分で後方にもう一戸設けられますが、この後方の戸群に対して、位置指定道路を設ける必要があり、道路面積だけ宅地を削ることになります。

文化的には、京都の町屋などを見ても判るように、商業地域では間口に対して課税していた過去があり、細長い家屋に対する抵抗が関西では少なかったのではないかと思われます。逆に言えば、関東は田舎者の集まりですから(私も関東人ですが)、こういった極端な地割に対しての抵抗があるため、こういった形状の開発が行われなかったのかと思います。

ただ、最近は関東でも、ある程度古い開発地では、代替わりに当たって土地が二分されたりして細長くなっている傾向はあります。
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江戸時代くらいに時代が遡ると、現在で言う『固定資産税』を徴収しました。


ただ、敷地面積を正確に測る人員も手間も惜しむ時代ですから、その金額は『間口』で決めました。
間口1間(約1.8mです)につき年(または月)○○文というものですね。

大阪に限らず、旧街道沿いでは今でも残っています。
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歴史の時間に習いましたね。


間口の広さで、租税が課せられた時代があったからです。
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