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スカイラインは不人気?
高校の現代社会の時間で、自動車についての話題が広がり、日本で一番人気があるスポーツカーはなにか、という話になり、他の生徒がスカイラインを上げましたが、車好きな現社の先生は『一概にもそうとは言えない』と言っていて口論になりました。先生が言うには『高級車からスタートしたが、やがてスポーツ路線になり、オイルショックの影響で人気が下がり、バブル期に再び人気が回復し、スポーツセダンとして今に至る』とのことですが、初代のスカイラインはファミリーカーではありませんでしたか? オイルショックにより車が売れなくなるのはわかりますが、何故ケンメリと呼ばれるモデルは高値で取り引きされたのでしょうか。
現在は不景気だというのになぜ日産は一千万円以上のGTRを発売したのでしょうか。
僕自身は車についてあまり詳しくないのでよくわかりません、回答をよろしくお願いします。

A 回答 (7件)

初代プリンス・スカイラインが最初の名称になりますね。


この時代の性能としては外車にくらべ、高価でした。
ですので高級車からスタートしたと言うのは本当です。
スバル360が発売されるまでは車は高級車であり一般普及はされていませんでした。

スカイライン・ジャパンなどが発売された時代では日本車性能が世界の車と比較しても
遜色の無いものとなりました。
つまり日本の技術力が世界と肩を並べ、戦後の日本人の身近な誇りと認識された訳です。
カーレースなど日本車が参戦し、好成績を残すことになります。
その時代の日本の技術力の代表と言えるスポーツカーが憧れの的となりました。

一般世帯収入の人でも頑張れば手に入る。苦労した車には愛着が強いものです。
いまでもケンメリ、ヨタハチなどが人気があるのはそのような思い出や憧れ、
またその当時に憧れていても買えなかった人が求めるために価格が上がります。

予断ですがケンメリを見ても普通の人は「えらい古臭い車」で終わるでしょう。
そんな人は転売を考えない限り1万でも欲しくはないでしょう。
想いや憧れが値段を引き上げています。

また、スポーツカーである車を購入した人は何をするでしょう?
無論、手に入れた愛車をレースのように無謀運転をします。これにより事故などで
台数が減ります。

また、当時の車性能は現代より安定していませんでした。
様々な改良、レース使用のスタイルを模範して自分の愛車をさらに速い車、格好のよい物へと
改造していきます。そうすることによりステータスを上げようとしたわけです。
が、間違えた改造によって車の寿命などを減らすことになります。
これによって台数がまた減ります。

以上の理由により現存する台数が少ない為、現代の旧車の価格がさらに高価なものとなっています。


現在でのスポーツカーはオーバースペックです。なのに何故にいまだに売られているか?
との疑問になります。
ルマン耐久レースなどがありますが、海外ではレースの実績によってメーカーが認知されています。
競馬と同じでレースに勝つことによってその子孫が認知される。
よく「~の血統を受け継ぐ車」などの宣伝語句がありますがこれに類似しています。

近代に置いても発売されるのは今までの歴史的な認知をメーカーとしてユーザーに
与えているからになります。

例えばですが韓国、中国車などで「安全、魅力的な操作性、高性能なエンジン」などと広告
を打っても信頼性はメーカーだけの発表です。

以前から認知されているメーカーが、今回でもレースにて好成績を出せる車を販売することにより
レースなどで使用してもらうことによって第三者からの実績を作ってもらうことができます。
日産が「長年レースにて実績蓄積された安全性」と宣伝を打つのと
現代(韓国メーカーが)「現代が証明する安全性」との宣伝では雲泥の差があります。

長文になりましたが日産では販売利益より「長期的メーカーの実績」への投資ということになります。

最後に、先生の質問の「一番人気のスポーツカー」ですが私個人ではスカイラインでも
良いと思います。

私個人では走り屋、ナンパ目的で人気があった「シルビア」が人気があった気がします。
ですがこれも違う世代の人が見たら異論がでるでしょう。世代による憧れや想いは違いますしね。
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この回答へのお礼

時代によって車による価値観も変わってきたのですね。 昔から信頼のある車だからこそ現在のGT-Rに大金を出してまで買う人がいるのですね!
回答ありがとうございました!

お礼日時:2012/08/26 17:38

おおむね先生のいうことは正しいと思います。

また他の人も回答しているように、スカイラインてモデルチェンジをするたびにコンセプトが揺れ動いた車で、スポーティモデルにして人気爆発→次のモデルがファミリー路線でファンドッチラケ→またスポーティモデルに戻る、みたいのをしばらく繰り返していました。特に日産が低迷していた時期はそれを象徴するように迷走していましたね。

GT-R開発の経緯ですが、日産の社長に就任したカルロス・ゴーン氏は日産の象徴ともいうべき村山工場を閉鎖したりしてものすごいリストラをしました。ただ、ゴーン氏が只者じゃないところは「ただリストラをしただけだと社員の士気が喪失する」と考えたのですね。まずは会社の出血(赤字)を止めるのが急務でしたが、それが終わったら社員が誇りを持てるような車を開発しなければならないと思ったのです。とりあえず高級車のシーマやスカイラインを思い切ったデザインで発表したのですが、その「新生日産」の切り札として開発したのがGT-Rだったのです。
主な目的は社員を含めた世間に対して「日産はこんなにすごい車を作っているんだ。日産は死んでいない」というイメージを持ってもらうことだったと思います。だって、高級スポーツカーって商売としては割に合わないですからね。

ゴーン社長は日産に来たときに、日産のすべての車種を自社の試験場で試乗したそうです。そのとき、スカイラインGT-Rに乗ったときは「もう一周乗せてくれ」「もう一周乗せてくれ」となり、ついには休みの日にスカイラインGT-Rを借りて箱根までプライベートでドライブに行ったほど気に入ったそうなので、ゴーン社長としても思い入れがあったのでしょうね。


あと、車の中には「熱狂的なファンがいる車種」というのがあります。エンスーって呼ぶんですけどね。ケンメリはそういうエンスーが多い車のひとつですね。他にはトヨタのハチロクとかローバーミニ(旧型)なんかがエンスーが多い車種です。
かくいう私はスーパーカーブームの洗礼を小学生のときに受けた世代なので、今でもランボルギーニ・カウンタックを見ると「超かっこええ!」と思ってしまいます。本当はカウンタックはさして速い車じゃないらしいんですが。ある世代限定で「夢のスーパーカー」なのです。
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 高校生が授業中に先生と「口論」するのは穏やかでない。

国語も勉強したほうがいいでしょう。

 それはともかく、スカイラインはせいぜいスポーティカーで、日産のスポーツカーは240(フェアレディ)Zです。

 もっとも、スカイラインも硬派(スポーツカー指向)と軟派(高級ファミリーカー指向)路線の間でで揺れていました。ケンメリはその愛称が示すように軟派の車で、その証拠にワゴンやバンといった車種を併売していました。

 ただ、日本では本格的なスポーツカーの市場が狭いので、GTRのような羊の皮をかぶったオオカミ的な車を作っています。世界的には珍しく、外国では売れません。
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現スカイラインの、スタイル・スペックが


ユーザーのニーズとズレているのかも。
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GTRはスカイラインのコンセプトを受け継いでおりますが、スカイラインではありません。



歴代のスカイラインに関しましても、GTRというグレードのものがスポーツカーと呼べるものですので、他のグレードに関してはやはり普通のセダンと考えていただいた方がいいと思います。

あと、これはアドバイスですが、こういうご質問は車のカテでご質問されると活気のある回答が得られると思いますよ。
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こんにちは!



自分も、車は好きですが、乗りたい車と現実に乗っている車は違います!

昔の車は、かっこよくて、馬力があり、高速で走れる車ばかりでした! ガソリンのことは考えていません!

しかし、ガソリン価格の値上がり、不景気等により、いつの間にか、ECOカーが主流になりました!

GTRも、購入される方がいらっしゃるので、製造されます! 

また、メーカーとしても1代くらい他のメーカーに負けない車もいるのです!

GTRも、売れてるみたいです! 東京でも、本当に走っている車、よく行く取引先の会社の駐車場に、

よく通る通勤途中の家の駐車場にありました!  見ただけで、5台は見ています!

また、スカイラインのモデルを一度、従来のやり方から変えた時がありました!

その時は、みんな買え替えをやめて、そのまま乗った人が大半だったらしいです!

そのあとで、従来のスカイラインの限定車をだしたら、すぐに完売したそうです!

それほど、櫻井眞一郎さんのスカイラインが、いいのかわかるくらいです!

特に、箱スカ 3代目スカイラインは、人気でした!(今も乗っている人いるそうです)

自分が好きなのは、7代目と10台目のスカイラインが、一番かっこいいと思います!

今でも、お金があれば買いたい! 実際は、日産モコくらいしか買えませんので!

スカイラインの歴代のホームページ載せます!

参考にしてください!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3% …

こんなんで、答えにはなってないでしょうが?

現行のスカイラインは、自分は嫌いです!
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ぶっちゃけ「社会背景」です



初代のスカイラインのころは「普通のサラリーマンでは手を出しにくい」車でした
ファミリーカーと呼ぶジャンルさえなかったとも考えられます(カローラどころかパブリカさえまだ世に出ていません) 

「何故ケンメリと呼ばれるモデルは高値で取り引きされたのでしょうか」
単なる希少価値です。車としての出来は 当時としては優れていても現代のものと比較できるような代物でもありません。

不景気だというのになぜ日産は一千万円以上のGTRを発売したのでしょうか
会社のイメージアップのためです。
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