
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
「神にも等しい存在」になっていただろうと言われていますね
完全に神と同じではないのだろうけど、知恵と永遠の生命の双方を得たら、確かに神に近い存在でしょう
ただし、無から有を生む力は「神」にしかないものとされています
知識の木ノ実を食べて、楽園追放となりましたが・・・
生命の木ノ実だけ、食べてたら?
諸星大二郎氏が漫画「妖怪ハンター」の中で、なかなか面白い考察がなさっていますね
No.2
- 回答日時:
命の木と善悪の知識の木とは同じ木のことでした。
その根拠を以下で示します。創世記2:9では、「また園の中央には、命の木と善悪の知識の木を生えいでさせられた」でしたね。
そして、それに関する命令は、創世記2:16,17で、「園のすべての木から取って食べなさい。 ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう 」でした。
命令では、善悪の知識の木のみ食べてはならないことになっており、もし命の木と善悪の知識の木が別の木なら、命の木は食べてもかまわないことになってしまいます。もしそうなら、すでに最初の二人はその命の木の実を食べていたでしょう。
善悪、つまり何が善で何が悪かという基準(要するに国で言えば法律ですね)を設ける権限は神のものであるということをその木は象徴していました。しかし、その善悪に関する神の基準、おきてに反して、自ら勝手に作った善悪の基準にしたがって行動した、というのがアダムとイヴのしたことでした。彼らは神のごとく自分自身で独自の善悪の基準を設けたのです。(つまり、「その実を食べてはならない」との神の基準に反して、「食べてもよい」と彼らは自らの基準を作って行動した)
そのように、神のおきてに従わない者は、もはや神に属する者ではなく、神から独立した者とみなされました。それで、彼らはエデンの園から追放されました。しかし、それは、同時に命の源である、神との関係を絶たれたこと意味しており、それゆえに、神から離れた人間は例外なく死ぬことになりました。神のもとに留まっていれば永遠に生きられるはずでした。それゆえに、これは命の木とも言われるのです。「(その実を)食べると死んでしまう」と言われていたとおりです。
このように、善悪を設ける権限はだれにあるのか、というのが、その木の提示した問題です。人間は神から離れ、全く自らの基準にしたがって生活してきましたが、それは戦争、犯罪、その他、苦痛の多い社会を生み出したに過ぎませんでした。ですから、善悪の基準を設ける神の権限を改めて認め、したがって神の正義のおきてを守り、こうして、神のもとに戻る人々は、神との関係を取り戻し、将来、永遠に生きるようにさえなることができるでしょう。
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