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カブトムシの幼虫1令・2令幼虫は、よく共食いをすると聞きますが、私の場合は、このようなことは、ありません。
1令後期くらい迄、1匹飼いをして(この期間に約1割程、卵もしくは、幼虫になっても死んで行きます)、その後、多数飼いを始めますが、数が減ったりすることは、ありません(死んで行く物もありますが、共食いした形跡は見当たりません)。皆さんは、どういった理由で、共食いをしているとおっしゃっているのでしょうか?
実際に共食いしているところを見た?という方みえますか?
それとも、病気などで死んで行き、数が合わないため、共食いしていると判断しているだけでしょうか?

A 回答 (1件)

あ、私のことですかね。



15年ほど前、1997年の頃のことです。

まだオオクワブームは起こっていませんでした。

カブトムシの飼育テクニックも全くと言っていいほど普及していませんでした。

1997年以前、私はよく見られるように、5cmくらいマットを敷いた上で成虫を飼っていました。マットのかさが浅いせいで、ほとんど産卵しませんでした。

1997年、偶然、私はマットのかさを中プラケースの上の方まで入れて飼っていました。

するとどうでしょう。

それまで1~2個しか産卵しなかったメスが、急に49匹の1~2令幼虫を孵(かえ)したのです。

私はびっくり仰天して驚きました。全ては、マットのかさのせいだったんだ、と。
感動して、それまでの十数年間の夏の取り組みが、ついに実ったんだと思いました。


ところがです。

1ヶ月後、49匹居た1~2幼虫は14匹の3令幼虫になっていました。あとの35匹はいったいどこへ行ってしまったのか。全くの謎でした。そして、14匹の3令幼虫はそのまま小さい成虫になりました。

その頃、「エサ交換」という概念が無かったのです。完全なエサ不足でした。それでも、3令まで生き延びた幼虫は「生存競争に勝った」とみなされ、共食いをせず、成虫にはなれることが分かりました。種の保存戦略がそうなっているのではないでしょうか。

次の年、オオクワブームが到来し始めました。オオクワガタの値段は100万円とも1000万円とも言われました。しかし、カブトムシの飼育方法は相変わらず分からず仕舞いでした。

私は、忽然と姿を消した35匹の幼虫の謎を解明しようと、前の年と同じ環境を用意しました。やはり、1~2令幼虫は40匹は居ました。しかし、日に日に数を減らして行きます。私は毎日掘り返して調べました。

そしてとうとう、決定的瞬間を目撃しました。

尻から半分無くなっている2令幼虫と、それにアゴを向けて隣接しているもう一匹の2令幼虫を。


この観察から、カブトムシは、エサ不足又は栄養不足の場合、積極的に共食いに至る習性があるが、3令幼虫になると、例えエサ不足でも共食いは起こらないことを突き止めたのです。

この知識は、後の文献でも読んだことがあり、私の認識の正確性を再認識しました。文献は小島啓史か吉田賢治が述べたものだったと思います。間違いなく、ビークワのどこかに書いてありました。

質問者様の場合は、エサが充分であり、栄養も充分であるから、たまたま共食いが起こっていない、または、起こっていたとしても微々たる数だから気付かない、ということだと思います。
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この回答へのお礼

そうですか、いけない?所を見てしまったのですね。
ということは、私の飼っている環境は、とてもよいということですね。ちなみ
に、1令から朽ち木マットをふるいにかけて細かい物だけを与えています。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/22 10:44

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