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こんばんは。

オーディオ・スピーカーに詳しい方に相談したい事があります。

どうやってそう細かな音質を聞き分けられる良い耳になったのでしょうか?

というのは、私もスピーカーを新調したい人間の一人ですが、
例え高いスピーカーを買っても、そのスペックに自分の耳の審美眼?が程遠かったら、
色々残念な気がしてしまいそうだからです。ただ商品の音質を訊くだけであぐらをかいてはいけないというか…良いオーディオ+良い楽曲+良い耳が理想だと思うので。。

私にも、同じ曲で、IPHONEのスピーカー<PCのスピーカー<PC+2WAYスピーカー、
の音質の良さを聞き分ける事はできます。でもこの先で一気に自信がなくなります。。

現在の私のスピーカーは20年以上前に買われた父のお下がりで、今なら中古で五千円くらいですが、それでもそこそこ良い音が出るもんだなあ、なんて思ってしまいます。

ヘッドホンはオープンエアか密閉か位でしか差がつかないし、イヤホンはiPod<BOSE程度。これまたカナル式と通常かが判断の大部分でしょう。。iTunes内の、320kと192kの差が怪しいです。そもそもiTunesそのものの音質なんかまで問われると…もう訳が分かりません。昨今、ワザとノイズを入れたり、蓄音機から流したように、故意に音をデチューンしたような加工を多用する"高音質な曲"も沢山ありますし、(私も好んで聞きます; electronica/inst/音響派etc)…何が本物なのかもうさっぱりで。。

ずらっとある(高級でなくとも)上質な音響の中からひとつを選んで買って、「(例えば)このスピーカーは低音が良く出ていていいな、買って良かった!」なんて言えたら…そんな耳になれたらなあ、と夢見ちゃうのですが、、、…単純に場数なんでしょうか?

(上手に伝えられているか不安ですが、よろしくお願いします。)

A 回答 (8件)

>…単純に場数なんでしょうか?



単純に、そうです(笑)。

でも、

>そう細かな音質を聞き分けられる良い耳

これは思いっきり否定します。

Audio Maniaって、実は、聴覚は悪いんですよ(爆笑)。

では、何処が優れているのかと言えば,いろいろな音を聴きわけるための技、つまり、衰えた聴覚を補う知識をたくさん持っているのです。

演奏 Contest の審査員になる人は単純に耳が良いのではなく、その曲の楽譜を丸暗記しているのみならず作曲者のことや他の演奏家がどのように演奏するかといったことまで膨大な知識を持っていますので、何処のどんな音を聴けば良いかということに集中して、演奏者の粗捜しをするものです。

「音楽」を知るということは「音学」を知るということでもあり、Beethoven を例に挙げるまでもなく「音学」は必ずしも計測機器のような聴力を要求するものではないのです。

Digital 圧縮音源の圧縮比の違いによる音の違いを聴き分ける能力ならば「圧縮比を変えるとこんな音がこんな風に変わるんだよ」と「聴き分けるべき Point」を教え込んだ子供に勝る者はありません。

子供は知識に乏しくても聴覚は抜群ですので、知識さえ教えれば抜群の Sensor になります(笑)。

でも、聴覚の衰えた大人は膨大な知識で聴覚の衰えを補っているというわけですね。


>良いオーディオ+良い楽曲+良い耳

いいえ、良い感性に勝るものはありません。

古ぼけた Radio から流れる、意味が判らない外国の歌に涙する時もある感性は、良い Audio 機器で良い録音の楽曲をよく耳垢を掃除した耳で聴けばもっと凄い感動を得られるものというわけではないでしょう(笑)?

そうした感性は単なる感覚 (聴覚) ではなく、様々な体験を重ねて「1 つの音に様々な想いを描ける知識を積み重ねられる性格」を磨いた上でこそ得られるものですので、聴覚などの感覚とは呼ばずに「物事の性質を感じ取る感性」と呼ばれます。

昔 New York で何百万円もの Audio System (JBL Paragon Speaker と Mark Levinson のAmplifier だったようですが) を自慢気に France 人の彼女に見せた日本人に、Musician でもある彼女はたった一言「この曲、私はラジカセで聴いてるわよ。日本人ってバカね!」(笑)。

Audio Shop で聞いた話半分の Joke だろうと思いますが…アイツか? と思い当たる奴が実際にいたのですが(笑)…「無料で素晴らしい生演奏を聴く機会のない国ほど国内交響楽団の質が下がり、国民は高額の Audio System に血眼になるものだ。日本と英国はその典型だな。Digital Audio Data の打ち直しをする DTI (Digital Transmission Interface) を買う奴なんざぁ日本人か英国人しかいねぇよ。」という Shop Engineer の言葉にもナルホドなと思ったものです(笑)。・・・そこまで言われても買ってしまいましたが(汗)。


感性を磨く秘訣は、様々なことを経験してそうした経験を無駄にすることなく趣味に応用する癖を付け、そうして得られた知識に自信を持つことです。

趣味の世界なのですから本人が一番良いと思うものが一番良いに決まっています。

一番良いと言い切れる自信を持つには優れた感覚を得ることではなく、反論や異論に動じない経験を積み重ねて感性を磨くしかありません。

どれほど感覚に優れた子供であろうと知識の豊富な大人には言いくるめられてしまって、聴覚が衰える頃には教わった知識に染まった同じ大人になってしまうものです(笑)。

そんな大人になりたくはないと思えば、どんな大人になりたいのかを決めて自らを磨くしかないのですが、結局は体験を積んで知識を増やし、自信を持つ以外に道はありません。

だからどんな道を辿ろうとも経験を積めば Audio に詳しくなれるものですよ(汗)。


ちなみに音楽 (Music) に於ける本物の音とか原音とかいうものは「演奏者が聴者に伝えたい音」であり、その音さえ伝われば他の音などどうでも良いものです。

話の最も伝えたいところさえ正確に伝われば語尾の「てにをは」や言葉の言い回しなどどうでも良いように、音楽も演奏者にとっては 20kHz 以上の音波がどうのこうのなどというのはどうでもよいことなのです。

一方、Audio は Melody Harmony Rhythm という音楽の三要素では表せない音そのものを楽しむものですので、聴者が感動する音さえ得られば誰がどんな演奏をしようとどうでも良いとさえ言えるところがあります。

つまり聴き手本人が一番良いと感じる音が本物の音であり原音となるのが Audio です。

御質問者さんが、Audio と Music、どちらに詳しい Mania になりたいのかは判りませんが・・・素敵な Audio Life を(^_^)/。
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この回答へのお礼

ひゃー、面白いご意見でした。私は返答の最中にさえ考えがあっちこっちに移ろってしまって大変だったのに。もう変な背伸びもできなくなってしまった感じです。
>>一番良いと言い切れる自信を持つには優れた感覚を得ることではなく、反論や異論に動じない経験を積み重ねて感性を磨くしかありません。
御尤もです。そして、子供の力って凄いですね。

お礼日時:2012/10/20 16:23

簡単にというのでしたらyoutubeなどで、クラシックなどで同じ曲を演奏している2つのものを聞き比べます。

何回か聞けば音の違い演奏の違いが分かると思います。一度「違い」を認識できたら、後は分かる気がすると思います。

ところがこの違いっていうのは、比べなければ分からないんです。しかも同時に聞いて比較するというのは無理なので、数分程度の短いスパンで交互に聞いて比べるしかない。それは記憶と比較しているってことになるんだけど、その記憶ってのがけっこうあやふやで、数分程度ならまぁよいのでしょうが、何時間も何日も前のものとなどというと、本当に正しく比較できているのかなんて、かなり怪しくなるんです。だからあまり気にしなくてよいですし、他人の言ってるのも半信で聞いて(読んで)おけばいいです。
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この回答へのお礼

もう訳が分からなくなっちゃいそうです。ありがたいご回答でした。

お礼日時:2012/10/20 16:08

私も、無理をして訓練する必要はないと思います。

「違いが分からないから恥ずかしい」とか、そんなことは全然ありません。

ただ、「良いオーディオ+良い楽曲+良い耳が理想」というのは、確かにそうかも知れません。アーティストがCDに込めた全ての思いを受け止めたい、そのために必要なら訓練でも何でもやる、と固く決意しているのであれば、「無理しなくて良いんだよ」とアドバイスするのは無粋ですね。

では、どうすれば良いか。結論的には、やはり場数でしょう。良い音も、悪い音も、ありとあらゆる音を知って、初めて「良い音の基準」が分かってきます。

「良い音」というのは、物理的な意味ではなくて、「自分が良い音と感じられる音」という意味です。ですから、オーディオ屋に行って「『良い音』を聞かせてくれ」と言って聞かされた音が気に入らなくても、それはそれで構いません。単に、その店とは趣味が合わなかっただけです。

また、どんな音が「悪い音」つまり「自分が良くないと感じる音」なのかも知っていないと、この基準は決まりません。オーディオ専門店に行けば十分という訳ではないのです。

ただ、場数さえ踏めば誰でも「聴く耳」を持てるかというと、そうでもなさそうです。持って生まれた感性というか、個性というか、いくら興味を持って接していても身に付かない分野というのは、誰にでもあります。それがたまたまオーディオだった、という人もいる訳です。

>> iTunes内の、320kと192kの差が怪しいです //

これは、ある意味で当然です。MP3やAACは、もともと「多くの人が気づきにくい部分」をカットすることで容量を削減する技術です。そうそう簡単にバレるようでは、かえって困ります。

>> 昨今、ワザとノイズを入れたり、蓄音機から流したように、故意に音をデチューンしたような加工を多用する"高音質な曲"も沢山ありますし //

前衛音楽では、そういう試みもされていますね。

実は、そうではない従来の音楽でも、物理的には音質が劣化する方法を「敢えて」とることで聞き心地を良くする、という手法は存在します。たとえば、現在の音楽製作はパソコン1台で完結しますが、それだけだと音に深みが出ないと言って、敢えてアナログ機器を通して音を整えることがあります。

ともあれ、オーディオの目的は「録音物を正しく再生すること」です。「意図的に音質を劣化させた音楽」であれば、その「意図通りに劣化した状態」を再生できるのが、良いオーディオ機器です。「意図されていない劣化」の起こるオーディオは問題ですが、「本来よりきれいに聞こえる」のも同じくらい大きな問題を抱えている訳です。

ときどき「生演奏を再現できるスピーカー」などと言う人がいます(たいてい、そういう人は自慢げに話します)。しかし、再生している音は生演奏の音ではなく、録音物であり、そこにどんな音が記録されたかは録音現場にいたアーティストやエンジニアにしか分かりません。そのような「空想の中の生演奏の音」を追い求めても、意味がありません。

その意味で、「コンサートに行けば耳が鍛えられる」というのも眉唾です。なぜなら、マイクで拾う音と耳で感じる音は同じではないので、録音物になった時点で「コンサート」とは別物の「録音物」になり、他方、電子音楽ではライブ会場で聞く音はスピーカーを通した音、録音物はスピーカーを通していない音なので、これまた同じではありません。

ただ、音楽に対するモチベーションは、生演奏を聴いた方が上がります。そのモチベーションで、オーディオに対する熱意も湧くでしょう。そういう意味で、コンサートには行った方が良いと言えます。
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この回答へのお礼

質問の言葉を"鍛える"よりも、"育てる"という言葉が適切だったな、と後悔しています。ご回答下さったことには全て、成る程なあ、と思いました。特に、
>>オーディオの目的は「録音物を正しく再生すること」。
凄く当たり前の事ですけれど、そうでしたね。
沢山の詳しいご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/20 15:58

No,1さんに同意です。



オーディオ店の店員やオーディオ評論家になりたいのでなく、趣味で楽しみたいだけなら、鍛えるためにだけ音楽を聴くなんて苦行以外の何物でもないでしょう。

そんなことより、楽しんで聴きましょう。細かな違いなんか、わかってもわからなくても大したことはありません。人の耳の性能や感じ方は千差万別です。音楽の楽しみ方も様々です。コンサートに行くことをお奨めします。
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この回答へのお礼

それも凄くよく分かります。例えば、とことん音に拘るアレンジャーやミュージシャンだって、オフでカラオケを楽しんだり、ランニングしながら適当に音楽を流したり、FMラジオ好きの人も居ると思います。ただ、単純に楽しく曲を聞くことも、好きな曲の内容を充分に理解することも両方楽しめたらいいな、って思って質問しました。鍛えるなんて言い方をしましたが、苦しみながらではなく、曲をより楽しむ手段としての聴力を育てたいという意味です。失礼しました。これからも音楽を一方でありのままに楽しみたいです。どうもありがとうございました。

お礼日時:2012/10/20 12:17

生の演奏を聴くのが一番でしょうけど


CDを用意して複数のオーディオ専門店で試聴コーナーで聞比べさせててもらってはいかがですか。

注意1:試聴コーナーではかなりの音量で聞くことができるでしょうけど自宅では難しいでしょう。
注意2:友人がスピーカーを買い替え、いつも聞いている曲をかけてもらうと今まで聞こえていなかったトライアングルの音が聞こえました。
自宅でその曲を聞くと
「ここでトライアングルの音が・・・でも聞こえない。」
そこが気になって自宅でその曲を聞くことができなくなってしまいした。
30年程前のことですが鮮明に覚えています。
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この回答へのお礼

今の私のスピーカーでは、恐らくそのトライアングルの音は聴こえないんじゃないかと思います。。ただ、それをスピーカーの質で解消出来ても、自分の耳でもちゃんとそれをつかまえられなければ、その楽曲・機材の出す情報をきちんと受け取っていないことになりますから、その部分の底上げをもう少し頑張りたいというか…そんな感じです。確かに、オーディオ専門店と自宅の環境の差も注意するポイントですね!チェックしておきます。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/20 12:06

そんなに耳を鍛えない方が良いと思いますよ。



オーディオマニアになった、もっと良い音が聞きたいと限りなく求めるようになって、いくらお金をつぎ込んでも満足できなくなってしまいます。
それにオーディオマニアは音ばかり聞いて、本当の音楽を楽しむことができなくなります。
気に入った音質のスピーカーがあるなら、それで満足して音楽を楽しむようお勧めします。
良い音を求めるより、気に入った音で聞く方が幸せです。
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この回答へのお礼

>>良い音を求めるより、気に入った音で聞く方が幸せです。
その通りだと思います。私も音響をとことん追求するよりも音楽を存分に楽しみたい方です。だから、もしもう1ランク良い音響で満足出来れば、それでもうばっちりです。良い音にちょっと欲目がある程度です。ご諫言ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/20 11:50

とにかく、実際に聴いてみることですね。

まずは御自分が「各スピーカーを聴き分けられるかどうか」を認識される方が先ではないかと。。。

試聴には周りがうるさい家電量販店ではなく専門ショップの方が、環境もスタッフのスキルも上です。主なショップの一覧は以下のURLを参考にしてください。
http://www.phileweb.com/links/link.php/7

それと、オーディオフェアに足を運んでみるのもいいでしょう。
http://www.iasj.info/
http://www.maxaudio.co.jp/
http://www.axiss.co.jp/OHAS.html
http://www.denden-town.or.jp/nasa/index.html

>単純に場数なんでしょうか?

よくそう言われますが、私は完全には同意しません。なぜなら、いくら場数を踏んでもシステムの音をまったく聴き分けられない者を何人か知っているからです。しかも、その中の一人は楽器演奏のベテランだったりします(-_-;)。

やっぱりオーディオシステムの音の違いを認識できるかどうかは、各リスナーの「感性」というか「素養」によるところも大きいのではないかと思います。

ちなみに私が最初のピュア・オーディオシステムを手に入れたのは高校生の頃でしたが、購入前に初めてショップに入り、並べてあった各スピーカーの音を聴いたときは、機種によるサウンドの違いはハッキリと分かりました。なお、その時に同行していた友人(←レコードを数百枚持っているかなりの音楽ファンでした)は「すべて同じに聴こえる」とのことでしたが(笑)。

また、ヘッドフォンとスピーカーとでは音の出方が違いますよね。ヘッドフォンは頭の中に音像が定位しますけど、スピーカーはリスニングルームの空気を振るわせて音場を展開させます。だから「ヘッドフォンでの音の違いはこうだから、スピーカーも同様ではないか」ということは、一概には言えないと思います。

繰り返しますが、とにかく実際に聴いてみることをお奨めします。
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この回答へのお礼

やはり、直に色々な音響に触れることからですよね。今まで家電量販店で聴いて周りの騒音で集中出来ず、かといってオーディオ専門店の敷居が高くて、色々宙ぶらりんでした。オーディオフェアですか!それは全く思い付きませんでした!近所であるかどうかチェックしてみます。リンク情報もありがとうございました。

お礼日時:2012/10/20 11:42

ねえ、大きな間違いが、あなたは音響販売員になりたいの、それとも趣味で音楽を楽しみたいの、意味わかるかな、私もboseはで、101・300・500番台を所持しています、自分がそのどれか一つで、十分ではと思います、厳密に、音響システムにこだわる方はいつも同じ音楽のみで、機材を変えて楽しむ、のか、機材を決めて、音楽を楽しむのか、それを決めないとね、私もボーズのカナル型使っています、シンバル、スネア、バックコーラスの音、安室奈美恵の歌詞の内容まで聞こえるようになりました、それで、十分だと思っています、カナル型に、6万円とか出したくないしね、デモ、イツカ、注文するかもしれないけど、意味ないよ、音楽を楽しむだけなら。

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この回答へのお礼

制作者のこだわりにもう一歩二歩近づけたらなあと思ったので、飽くまでも"リスナー"として"楽曲"を楽しみたい人間です。でも切りのない追求は仰る通り、意味ないですよね。それも大切だと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/20 11:34

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