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一概に値段が高いと言いましてもキリがありませんので、この場合は私のような貧乏な高校生でも気軽に買える5万円くらいまでに範囲を絞らせてください。

本題に移ります。
よくネットの掲示板などではヘッドホンは「値段=音の良さ」だといっているのを目にしたり、
「スペック表示は測定方法が社によって違いすぎるからアテにならない、見るのは無駄」とまで言っているのも見かけます。
その場合は試聴するのかなと思ったのですが、その人達が言うには値札以外は見る必要も聞く必要もあまりないのだとか。
私は少し「うーん…」と思ってしまうのですが、やはりこの選び方が正しいのでしょうか?
私の場合は原音、つまり収録されている音をなるべく忠実に正確に再現して再生してくれるものに憧れるのですけれども、この場合でもとにかく値札を見て「○万円以上のものを」と決めるだけでいいのでしょうか。
オーディオは初心者ですので、優しめに教えてください。

A 回答 (5件)

高ければ音が良いかどうかですよね。



高ければ満足度が高くなる率が高いのは、事実です。ただし、音が良いかどうか(好ましい音、聴いていて心地よいかどうか)については、Yesとは残念ながら言えません。

質問者様は、時々テレビで芸能人の格付けランキングなどと称して、高級なバイオリンや食べ物などの、違いあてクイズをしているのを見たことはありませんか?
そこでは、安物と高いものを比べるのですが、実を言えば、米国のある調査で、ストラディバリウスと安物のバイオリンを、現役の音大の学生に聞かせて(同じ奏者)みて、どちらが良い音かと尋ねた調査があったのです。
すると、安物が名器であると回答したものが、半数を超えたという調査結果が出たことがあります。


物の価値には、2つの面があります。1つは、それ自体が持つ本来の価値です。
例えば、安い品物か、それとも高級かという基準を隠して、聴かせた音や、食品などで判断するのが、それです。これはその人の好みや人間の特性として好きか嫌いかを判断するため、安かろうが高かろうが、関係なく判断ができます。

それに対して、経済社会では信用と呼ばれる基準があり、いわゆるブランドや高級部品を使っているという点から、値段が上がる品もあります。それが、ストラディバリウスのような名器や、Master Audioデバイスとなります。

私は、正直に言えば原音だけなら、昔の安物が好きです。後に書きますが、音の原点ですから・・・。
その理由は、ノイズが多少乗りますけど、味付けがないですから、素直なのです。
私個人の原音の捉え方は、フラットで下手な味付けをしないこと。できればノイズが少なくクリアであることを条件とします。そのため、下手に高いものを買うなら、安物を買うべきだと私は思っています。

私自身は、云万以上の高級品も所有していますし、安価なものも使い分けています。
正直、聴くことが大事であり、高安はその時の心の動向によって変化するものと思っていますから、ヘッドホンだけでも、数種類を使っています。それが、私のヘッドホンの使い方です。まあ、スピーカーでも聞きますけど。

質問者様の原音とは何でしょうか?
大事なことですが、一般にバスレフやツイーターが強い製品は、原音志向ではありません。
音がフラットであるか、録音会場によるエコーがあるなら、それがそのまま再生されるのが原音です。ただし、これは会場の音がそのままではないということに気を付けてください。あくまで、誇張せずにそう感じることができるものをさします。(要は、フラットな音で聴いた時に、バスブーストやトレブルがかかったようなものではないこと)
そして、それに対するノイズが少ないほど、原音に忠実であるといわれます。

人によっては、原音をライブの音だとか、実際の音に近いと言いますが、そうではなく、無駄に強調補正やエコーなどをかけないこと。パワーアンプやメインアンプの増幅を平均で行うことが原音なのです。それを知らなければ、たぶん原音とは何かから、考え直すことになります。この上に、忠実が付くと、CDなどなら、駆動系のノイズなどが載らないこと。エラー訂正によるCIRCビット修正がほぼ発生しないこと。
アンプ増幅時にジーという低周波ノイズが少ないか、ほとんどないこと。
D/A変換で波形にむらが起きないこと。これが重要となります。


これは、基本中の基本ですが、最近はあり重視されていない部分でもあります。

デジタルになったことで、音の加工が容易になり、特にMP3やAACなどの音は、そのままで聞いても薄くなる傾向がありますからね。バスやツイーターを伸ばして、音を微妙に迫力や透明感にシフトさせるのです。しかも、最近は海外で製造してコストを下げる傾向があり、しかも、機能がないとバナナのように、買い叩かれるため、尚のこと下位も上位も下手なアレンジ品が増えていますが・・・。変にこだわりが横並びで増えるのは、寂しい限りです。


最後に、選び方については、高ければより良いという意見は先に書いた通り、あって然りです。
そう感じるのは、ブランド志向が強い人に多いです。私自身もその傾向があり、明らかに苦手な某商品を危うく、買おうとしたことがありました。

質問者様が原音を求めるなら、それは聴いて比べるのがベストです。
そして、もし原音を求めるなら、頂点品を横並びで比べるのは避けたほうが良いです。なぜか?それは、どちらかというと、頂点品は30代から40代以上の年齢層の高い人に向けて作られているからです。人の耳は、年齢とともに徐々にツイーターの高音域(トレブル)を聞き取りにくくなっていきます。そのため、低音域が強まる傾向があります。

また、頻繁にバスブーストを使う人は、低音に対する免疫が付き、より強い迫力を求める傾向があります。高級品の多くは、こだわりのある一定より上の年齢層に支持されることが多いため、総じて言えるのは、バスが少し強めだということです。

若い時分にそれを聞きすぎると、本当に高いもの一択決めが多くなることがあります。
それを避けるためにも、安くてバランスの良い品も定期的に使い、耳慣れを防ぐことも大事なのです。
なぜ私が、こんなことを書くかというと、私が安物ですが、初めてヘッドホンで音を聞いたときに、思った感情があるからです。初めて聞いた時に、こんなに立体感と迫力があるのかと思ったものです。
しかし、時が立てば全然それも覚えなくなり、より刺激的な品が欲しくなった。それより、上を選ぼうとする・・・繰り返していくと、最初の喜びがないことに気付いたいのです。

今でも最初の品と同等品であろう品は、探して買うようにしていますが、それを基準にし直すことで、選び方は変わりました。ノイズがあっても、初めてのころの音は、聴けない音ではないなと思います。特に、当時の音楽などはそれで十分かな?

音の良し悪しの基準を、どうやって割り出すかというと、今質問者様が使っている品と同じレベルのものを常に基準として、持ち続けることです。より良いものを選んでいく過程で、原点の品が、今ならばそれと同じ品質は処分せずに持ち続けましょう。壊れたら、それと同等の音質の品を探すこと。

そうすれば、それに対して次の品が本当に原音に近いかどうかなどを相対的に判断できます。
確かに高くて満足できる場合も多々ありますが、それはあくまで価値として高級な音です。
自分が聴くうえでストレスなく高級な音は、自分で聴いて判断することが大切です。それらは、使い分けるべきものなのです。

私の解釈は、たぶん他の方とは違っていると思います。私は、明らかに質が悪いものでも、使うどちらかというとマニアからすれば外れた価値観の持ち主です。しかし、悪いものをそれなりに聞けるからこそ、良いものの価値が分かるというのが本来のマニアだと私は思っています。特に原音を望むなら、基準を持ち続けないと・・・
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この回答へのお礼

安い開放型のものを小中学生の頃は使っていて、低音に不満を感じていましたので危うくバスブーストがかかった高いものを買うところでした・・・。
でもまあ現在使用しているヘッドホンアンプとヘッドホンで私の耳にはノイズは感じられませんので、仰りますとおりこれを基準にして次のものを探していこうかと思います。

また、原音についての認識を考え直すべきだと痛感させていただきました
やはり自分は未だ々、駆け出しなのだなということも。
私は未だ初心者ですので、一度拝読し終えただけでは理解の至らない点が数多くあると思います
このさき何度か読んで参考にさせていただきたいと思います ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/19 16:01

そもそも原音って何? ライブの音とも違うし、レコーディングスタジオ内の音でもない。

作られたもんなんだよ。 再生機器類だけでなく、録音方式、圧縮方法、再生方法、再生環境などによっても聞こえてくる音は変わってくるしね。 

だから、最低限のところは聞いていて嫌な気持ちにならないもの、欲を言えば、聞いていてうれしくなるものを買えばいいんだ。まあ、人によっては高いものというだけで聞いているのがうれしくなる人もいるってことだけどね。 自分の耳で聞き分けられない違いに何万円も払うってのはただの見栄。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
た、確かに…… 聞き分けられないと意味がありませんね(汗)
原音と書きましたが、まあ要するに円盤に記録されている音情報をそのまま正確に、ということでした。
でもそれこそ聞いてみないと分からなさそうですね。 やっぱり試聴をしてみることにします。
聞いていてうれしくなる製品を買おうと思います。 ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/19 09:08

>> とにかく値札を見て「○万円以上のものを」と決めるだけでいいのでしょうか。

//

いいえ、聞いてみなければ何も分かりません。

まず、「原音に忠実」というのはオーディオの1つの理想ですが、理想と現実は違います。

一般的に、家庭用オーディオ機器は「心地よく聞けるように色付けされている」、業務用オーディオ機器は「客観的に聞けるように色づけがない」などと言いますが、これは完全な間違いです。業務用オーディオ機器でもメーカーや製品ごとに音が異なり、家庭用だから、業務用だからという単純なカテゴライズは意味がありません。

プロも人間なので、音に対する好き嫌いは人によって差があります。もちろん、メーカーの開発者もそうです。つまり、開発者としては「これが原音に忠実な音(だとその開発者が思う音)」を製品化し、その結果製品ごとに音が異なり、購入者は「これが原音に忠実な音(だとその購入者が思う音)」の製品を選ぶ訳です。

2つめに、いったい何が「原音」なのか、ふつうは分からないという問題があります。

プロの場合、目の前で楽器の音が鳴っており、歌が歌われているので、それと比較して「確かに同じ音(に聞こえる)」と確認できます。われわれ一般人には、いったいどういう音が録音されているのか知る方法はありません。つまり、われわれ一般人にとっての「原音に忠実」というのは、「この音はこういうふうに聞こえるはずだ」という空想の産物です。

3つめに、それゆえ他人の意見や評価は全くアテにならない、という問題があります。

購入者は「これが原音に忠実な音(だとその購入者が思う音)」の製品を選ぶ、つまり購入者のレビューというのも「私はこういう音だと思った」というだけで、「あなたも同じように感じる」かどうかは保証の限りではありません。「原音に忠実ではない」という評価は、ヘッドフォンに対する評価ではなく、「想像上の『原音』と違う」という場合も少なくないでしょう。

ただし、ヘッドフォンも工業製品である以上、価格と「品質」は比例する傾向があります。個性の違いを別にすれば、音質も良くなる傾向にはあります。音質が良くても個性が気に入らなければ意味がないので値段だけでは決められませんが、値段が指標として全く無意味とまでは言えません。

また、スペックは、仮に各メーカーの基準や測定方法が同じだとしても、実際の音はもっと複雑というか、音質を表す指標は、ふつうのスペック表に表示されているよりも遥かにたくさんあるので、それだけ見てもほとんど意味はありません。
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この回答へのお礼

確かに、人の捉え方は皆それぞれ違っていますので原音に忠実、忠実でないの評価もそれぞれの主観を根拠とするでしょうから同じようにそれぞれ違ってくるというのも頷けますね。
あとスペック表は一部に過ぎないという情報もありがとうございます。
説明書とかに詳しく書いてくれればいいのにと思います…笑
値段と試聴しての感想、個性が合うか合わないかの全てに注意することにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/19 09:45

たぶん批判的な答えが多く出ると思いますが、これはある程度本当である程度は偽りです。


まず千円以下の商品の多くは音質は期待できないと思って間違いありません。
それ以上数千円からになるとこれは個人の好みと聴く音楽や機器によってまちまちです。
必ずしも数万円のものが数千円のものよりよく聞こえるかはその場によります。

間違いないことは「○万円以上」という条件で決めることは間違いということです。
そういうことには惑わされず、現物をご自分で聞いてみて値段にこだわらず選ぶのが最善です。

ヘッドフォンではありませんがスピーカーの世界では数十万円の製品よりも数千円のシングルコーンのスピーカーのほうが良いという信念を持っている人も多いのです。
ヘッドフォンでもそういうことはあると思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とりあえずは少なくとも数千円以上の製品に絞って試聴を行うようにします。
やはりそう変に安すぎるものでない限りは自分で聞いてみるしかないのですね。
スピーカーの例もありがとうございます。何だかそちらにも興味がわいてきました!

お礼日時:2012/10/19 12:14

原音などという幻想に囚われてはいけません。



路面状況に忠実な車に乗りたければ Suspension を外して Tubeless Tire でも付けた車に乗れば良いのでしょうが、きっと 10 分としないうちに腰が痛くなるでしょう(笑)。

200km/h 以上出る車が速いかと言えば、現実は速度制限がある上に他車の通行に合わせなければなりませんので、道路状況を先読みできる人の方が遥かに速いものです。

道路状況を先読みできる人でも、運転のしにくい車では疲れてしまいますので、ある程度は Smooth な加速や乗り心地といったものが重視されますが、必ずしも馬力重視というわけではありません。

多くの種類の車が存在するように、結局は車に乗る人の好みと懐具合で多種多様な車があるのです。

Audio も同様で、先ず第一に重要なのは「その人の好みの音がするかどうか」であり、原音を忠実に伝える (路面状況を忠実に伝える?) とか高性能 (高速?) とか高額であるかないかなどは二の次でしかありません。

Design も性能も悪く高額だけでしかない車は一般に受け入れられないように、音が悪いのに値段が高いだけの Audio 製品はいずれ見捨てられます。

まあ、音は悪くても、Fashion としての価値が創られている、高額の Audio 製品というものもありますが、車でも伝説的な名前だけで人気を繋いでいる車もあります。

高額でありながらも飽きられることなく販売され続けている Long Seller 商品はそれだけ多くの人の指示を受けていると言えますが、誰もが乗っているような高額乗用車が欲しいと思うか思わないかもまたその人の好みでしょう。

>その人達が言うには値札以外は見る必要も聞く必要もあまりないのだとか。

これはありえません。・・・人の不幸を喜んだり、人柱を作ることを望む人でもないかぎり・・・そんなことを言っても、本人はしっかり試聴している筈ですよ(笑)。

大枚はたいて買ったのに音が悪かったという経験、つまり試聴をしているのに、それが壊れたからと言って再度同じものを買うバカはいないでしょう(笑)?・・・今度は慎重に試聴してから買いますよね。

そして思う筈です。・・・始めから試聴して買えば良かったと・・・。

でも心のネジ曲がった人は、自分以外の者には自分が手を出せない高額の商品に対して 1 人でも多くの人柱が出ることを望むかもしれません。

Virtual Reality (仮想現実) の Net にはそうした無責任で他人の不幸を蜜の味と感じる輩も潜んでいますので、現実世界と同様に、変だな、怪しいなと思う処には近付かないことです。・・・仮想現実ならば実害がないと思って近付く人が後を絶たないものですが、感化されてしまってはもう後の祭りです。

自分自身がお金を払って長期間親しむものは何よりも自分の好みに合うか否かが大切で、他人の評価などは参考程度にしかしないものでしょう?

服や車や家を雑誌の文面だけで決めたり、高額でありさえすれば良いとする人などいないでしょう?

Audio も同じで、音の善し悪しを決めるのは所有者の感性に他なりません。

試聴もせずに高額でありさえすれば良いなどと信じてしまう人は、高額の Fashion に身を包んでいるだけで中身のない薄っぺらな感性をさらけ出しているのと変りないのですよ・・・そう信じさせようとする側の人は別に思惑があってのことでしょうが・・・(^_^;)。

雑誌で高評価を受けているからという理由で購入するのも流行に流されるだけの薄っぺらな感性しかない場合も多いものです。

長期間に渡って高い評価を受け続けているものならば兎も角も、短期間しか存在しないのに高い評価を受けていたものは高い広告料を払ってくれる Maker への太鼓記事で煽られた Fashion でしかなかったということに他なりません。

一方、長期に渡って高い評価を受け続けていると言っても、それが好みに合うか否かはまた別の問題です。

秘訣と言うほどのことではないのですが、大切なものを購入する時は、その小売価格の 2 割ぐらいは実際に手にして感じてみることに使うべきです。

試聴しに行ったり、試着試乗しに行く交通費にあてるわけですね。

2 割ぐらいならば安い店の値引き料で賄えますので・・・。

こういう考え方で買い物をすれば後悔することは少ない筈です。

値引き価格は後悔しないための研究費に回すべきであり、何もしないで値引きだけを当てにするのは間違いです。

もう 1 つ・・・試聴にはお気に入りの CD を持っていきましょう・・・Headphone または Speaker 以外のものを試聴しに行く際にはお気に入りの Headphone も持参するというのも手です。

初心者さんとのことで、不安もたくさんあることでしょうが、自らの感性を信じ、感性を磨くよう頑張ってください。

素敵な Audio Life を(^_^)/
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この回答へのお礼

面白く的確に教えてくださりありがとうございます。原音は幻想ですか(驚
やはり大事になってくるのは自分自身の感性なのですね
仰りますとおりこの先頑張って磨いていこうかと思います!!

試聴の際のアドバイスもありがとうございました!m(_ _)mペコリ

お礼日時:2012/10/19 15:03

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