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それまでにあまりしなかった運動を強めに行うと最初は非常にきついですし、呼吸が荒くなって大汗をかいたりしますね。

ところが慣れてくるとそれが平然と行えるようになります。

楽に行えるようになったりとか呼吸が乱れなくなる、というのは運動に合わせて筋力がアップした結果だと理解できるのですが、不思議なのは汗もかかなくてすむようになる点です。

同じ運動をしているのですから必要なエネルギーは筋力云々にかかわらず等しいわけで、それならばその運動に伴う発熱量も同一であり体温も同じように上昇する、と考える方が自然ではないでしょうか。

それにもかかわらず実際には汗をかかずにすむようになります。
これは一体どういう理由によるものですか?

それともひょっとすると同じ人が同じ運動をする場合でも、慣れる前と後では消費するカロリーが違ったりするのでしょうか。

A 回答 (8件)

 いろいろ、理由があります。

体重が同じとして、同じ運動をして同じ発熱ということは崩れないと考えてよいかと思います。マラソンのようなものですと、体重が軽くなれば、同じ速度で同じ距離は、明らかに楽になります。筋トレですと、体重はあまり影響しません。

 まず、技術の向上です。たとえ、ジョギングのような、あまり技術が関係さそうなものでも、やはり足音をドタバタさせてぎくしゃく走っていたはじめごろと比べて、慣れてきてフォームも決まり、足音も軽くなると、同じ速度で同じ距離であっても、上手く走る方が消費エネルギーは少なくなります。

 たいていは、そういうことだと思いますが、たとえば、さらに毎日長時間のジョギングを続けて、乳酸閾値が上がってきて、さらにパフォーマンスを上げて、と繰り返していると、身体の順応が起こってきます。安静時の脈拍数や体温が下がってきます。基礎代謝の低下です。

 こうなると、同じ運動でも消費エネルギーが下がります。全体として代謝が下がっているわけですので。

 力仕事でも、慣れにより楽になることが顕著にあります。要領一つで必要な力がずいぶん違うことが珍しくありません。運動でも同じでしょうね。

 また、運動用具でも、競技性を上げるようなものを使うか否かで、変わって来るでしょう。逆の例では、重いウエイトを身体に装備して、運動強度を上げることがあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

> まず、技術の向上です。たとえ、ジョギングのような、あまり技術が関係さそうなものでも、やはり足音をドタバタさせてぎくしゃく走っていたはじめごろと比べて、慣れてきてフォームも決まり、足音も軽くなると、同じ速度で同じ距離であっても、上手く走る方が消費エネルギーは少なくなります。

エネルギー使用量の大小が発熱=発汗に比例するということですね。

> 力仕事でも、慣れにより楽になることが顕著にあります。要領一つで必要な力がずいぶん違うことが珍しくありません。運動でも同じでしょうね。

上手になって楽にこなせるとエネルギー消費量が減り、結果汗も減少すると考えればいいのでしょうか。

お礼日時:2012/10/21 22:23

追記。



トレーニングに慣れてトレーニングの現在の負荷に対して楽にこなせるようになった場合には消費カロリーは慣れる前よりも少なくなります、少ないエネルギー(少ない消費カロリー)でトレーニングが出来ると言う事になります。

普段から運動をしてない人は汗があまり出ないですが、習慣的に運動を継続してると汗が出やすくなりますが、質問者さんの場合はこれと違って体力レベルが上がった為に少ないエネルギーでトレーニングがこなせるようになったので汗があまり出なくなったと言う事になります。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。

体力レベルが上がったとすれば嬉しいことですが、逆にこれは量を増やしたり強度を上げなければ同じカロリーは消費できなくなったということですね。

お礼日時:2012/10/23 23:53

テレビでやってましたが、普段、運動をしていない人は、体を動かして体温が上がっても汗をかきにくいのだそうです。


体が体温上昇に慣れていないんですね。
それで、これ以上はヤバイ!という時になって初めて汗が出る。
大粒の汗がダクダクと出るので、肌に滴となってたまり蒸発しにくく、体温低下の役に立たず、オーバーヒートでばてる。
それが、普段運動していない人。

日常的に運動していると、すこし体を動かしただけで、脳が「これから体温が上昇する」と判断し、汗をかき始める。
まださほど体温が上がっていないので、少しづつ出る。
皮膚がうっすらと湿っているような状態なので、効率的に蒸発し、体温を下げる。
なので、体温の異常上昇が起きずに運動を継続できる。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>体が体温上昇に慣れていないんですね。
>それで、これ以上はヤバイ!という時になって初めて汗が出る。
>大粒の汗がダクダクと出るので
>
>日常的に運動していると、すこし体を動かしただけで、脳が「これから体温が上昇する」と判断し、汗をかき始める。
>まださほど体温が上がっていないので、少しづつ出る。

なるほど。
これらは思い付きもしませんでしたが、非常に説得力がある気がします。
大汗をかき始めたらイヤでも気になりますが、知らないうちにかいているのなら気付きません(当たり前ですが)からね。

こういう「錯覚」もあったということでしょうね。

お礼日時:2012/10/21 22:41

ヒトは恒温動物であり、日常の身体活動で体内に多量に作られた熱を、絶えず体外に放熱して恒常性を保っています。


最近の米国Ottawa大学の研究で、“Changes in Core Temperature and Sweating during exercise in a Neutral Climate are determined by Metabolic Heat Production, Body Mass and Surface area, not Peak Oxygen Uptake.”、つまり「通常の気候では、運動中の体温(中核温)と発汗は、代謝による熱産生/体重/体表面積によって決定されるものである。つまり、発汗率は単に身体活動(量)と皮膚の表面積に依るもので、最大酸素摂取量ではない」ことが報告されています。
因みに、肥満者の場合は、厚い皮下脂肪が体外への放熱を阻害するだけでなく、血中脂肪酸の濃度が高いため、抹消の毛細血管つまり皮膚の血流の悪化をまねき、体外に逃がす熱量(熱放散)は小さくなります。ゆえに、体温を下げる手段としてより多くの「発汗」が必要となり、普通の人より汗をかきやすくなります。

最近、体温に関するがQA散見されるので、ついでながらに説明しておきます。
平熱から0.5度上がると基礎代謝量は確かに約7%高くなります。
しかし、安静時に体温が平熱より1℃以上あがることを発熱と言い、これは病気や疾患の症状であることを忘れないでください。
低体温がいかにも肥満の大きな危険因子だと云わんばかりの回答もありますが、そんなに神経質になることはありません。肥満者(BMI>30)と非肥満者(BMI<30:18~25)を24H~48H測定比較した研究実験では、非肥満者35名(36.92±0.03℃)vs肥満者46名(36.89±0.03℃)であり、「通常では低体温と肥満は関係ない」ことが明らかになっています(Core body temperature in obesity・・・American Society for Nutrition)。
因みに、女性の肥満の原因の一つとして冷え症が問題にされますが、この研究で女性より男性の方が低いことも報告されています(女性36.99±0.03℃、男性36.76±0.03℃:P<0.0001)

最期に、この手の問題に関しては、ジェネラリストの雄Cozycube1さんの回答を最優先でご覧になることをお奨めします。細かいことは別にして、大概の問題は正しい方向性で解決しますよ!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>通常の気候では、運動中の体温(中核温)と発汗は、代謝による熱産生/体重/体表面積によって決定されるものである。つまり、発汗率は単に身体活動(量)と皮膚の表面積に依るもので、最大酸素摂取量ではない

摂取している酸素量と関係ないのですか。
ということはその運動が無酸素、有酸素のどちらであっても発汗量は変化しないということにですね。
それならなおのこと慣れることで汗が減少することはあり得ないということになりますね。

お礼日時:2012/10/21 22:33

汗がかかなくなると言う事は在り得ないでしょう、運動をすれば身体が熱くなりますので冷却する必要がありますそれが汗です、汗の量に関しては個人差があり、あまり出ない人や多量に出る人といます。



トレーニングを継続されてれば負荷に慣れますので心拍数の関係も変わってきますので、今までよりは汗の量が少なくなると言う事は考えられます。

トレーニングは漸進性過負荷の原則があり、慣れてきたら負荷を上げたトレーニングが必要で負荷を上げる事で体力が更にアップしてきます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>汗がかかなくなると言う事は在り得ないでしょう

すいません。これは「かきにくくなる」と書くべきでした。

>心拍数の関係も変わってきますので、今までよりは汗の量が少なくなると言う事は考えられます。

これは比例しているように思います。
運動に慣れると心拍数もそうは上昇しなくなりますから。
ところでこのことはエネルギー消費量と単純に関係しているのでしょうかね?

お礼日時:2012/10/21 22:29

私(男)は運動生理学的なことは殆ど分からないので、別の見方をさせて下さい。

例えば、ある競技会(陸上)に向けてある100mの選手が練習をしていると思って下さい。この1週間全くと言っていい程天候が同じ、練習内容・行う時間も全く同じだとしても私個人の考えでは汗の量は減らない(増えることすらある)と思います。彼女(彼)はその競技会で少しでも、より速く走りたい、より順位を上げたいと思っているので一本一本常に"自分の体の動きをチェック"しながら走っているわけですよね?そういう"意識" その根底にある"向上心"、こういうものがあるので単純な"慣れ"というものが存在する隙がない。ですから「汗をかく量が減っていく」場合というのは同じ運動を「なんの向上心もなくただ漫然とやっている(こなしている)」場合ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>ですから「汗をかく量が減っていく」場合というのは同じ運動を「なんの向上心もなくただ漫然とやっている(こなしている)」場合ではないでしょうか?

お恥ずかしながら実際こういう感じです。

お礼日時:2012/10/21 22:14

運動に慣れると汗をかかなくなる?


そんなことはありませんよ。運動中の汗は体温調整のためだけにでてくるものです。そして体温調整は運動の慣れ・不慣れとは関連がありません。

運動すると身体の筋肉は脂肪や糖、たんぱく質を燃焼させてパワーを発揮します。その際に熱も発生します。この熱によって体温が上がってしまいますから、それを下げるために汗が出てきます。運動に慣れていても熱は同じように発生し、身体は発熱しますから汗は出ます。

汗をかかなくなるような気がする、というのは単なる勘違いだと思いますよ。
もしくは精神的なものではないでしょうか。

運動に不慣れな状況で疲労がたまりふらふら、そして汗もたくさん出る。気持ちに余裕がないから汗を必要以上にかいているように錯覚する。
運動に慣れてきたときは、汗は不慣れのときと同じくらいかいているけど、気持ちに余裕があるから汗をかくことで涼しくすら感じられる。

この違いだと思いますけどね。

ちなみに同じ運動をしても慣れてくると楽に行えるようになる理由は筋肉アップというよりも、乳酸閾値や最大酸素摂取量が向上するためですね。つまりトレーニングによって疲労がたまりにくく、またたくさんのエネルギーを燃焼可能な身体に変わるということです。

筋肉さえあれば運動が楽になるなら、ここでよく回答する筋トレキチガイの面々はタフガイ&スポーツ万能ってことになってしまいますよ。いくら筋肉モリモリでも炎天下でフルマラソンをほいほい走れるということには決してなりませんから。
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この回答へのお礼

>運動に慣れていても熱は同じように発生し、身体は発熱しますから汗は出ます。

質問文に書きましたように私もそのはずだと思うのですが。

>運動に不慣れな状況で疲労がたまりふらふら、そして汗もたくさん出る。気持ちに余裕がないから汗を必要以上にかいているように錯覚する。
>運動に慣れてきたときは、汗は不慣れのときと同じくらいかいているけど、気持ちに余裕があるから汗をかくことで涼しくすら感じられる。

なるほど。確かに呼吸が乱れている状態でかく汗はより以上に意識する気がします。こういうだったのかもしれませんね。

お礼日時:2012/10/21 22:13

なぜ、汗をかくのか。


体温が上昇するから、それを冷やすために汗が出ます。

普段やらない運動をすると、普段使っていない筋肉や筋肉の連動が起こります。
無駄な筋肉の動きが多いので、その分発熱も多くなり、冷やすために汗が出ます。

慣れてくると、筋肉の連動に無駄がなくなり、効率的に動けるようになります。
そうなると、無駄な発熱を起こさなくても良いので、発熱量も少なくなり、汗も少なくなります。

慣れる前と後では消費カロリーも変わると思いますよ。
だから、慣れてくると負荷を増やすんです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど…。
言い換えると慣れるということは「最低限のエネルギーで動くことができる」ように動作が上手になっていくという意味なのですね。

>慣れる前と後では消費カロリーも変わると思いますよ。
>だから、慣れてくると負荷を増やすんです。

そのようにします。

お礼日時:2012/10/21 08:53

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