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私は理系ではありませんので、専門用語とかは分かりません。

去年の東日本大震災で柏崎原発が事故?で、大問題で原発の可動が問題になりました。
そこで、ふと思ったのです。
アメリカの原子力空母とか原子力潜水艦は一度燃料を入れたら(核燃料?)20年ぐらい動き続けることが可能だと聞きました。
ですので、原子力発電所も燃料棒を入れたら数十年は発電しっぱなしが可能なのかな?と思ったのです。
確かに、高濃度の放射性廃棄物質等の問題はありますし、もんじゅなどあまり成果が出てないのも確かです。
放射性廃棄物質は大問題ですが、ここでお聞きしたいのは原子力発電所は稼働したら定期点検で止める以外は結構長い間稼働することが可能なのでしょうか?
それか、発電量とかが多いので核燃料を使うのは原子力空母と比べても全然違うのでしょうか?

馬鹿な質問とは思いますが、できたらご返答おねがいします。

A 回答 (3件)

>>それか、発電量とかが多いので核燃料を使うのは原子力空母と比べても全然違うのでしょうか?



原発は、核爆発しないように、安全性を重視し、ウラン285の濃度が2.5~4.0%と極めて薄い濃縮度の燃料棒を使っているそうです。
でも、原子力空母や原潜などは、その濃度が90~97%と極めて高濃度の燃料棒を使っているそうです。この濃度ですと、核爆弾の材料に使えますよね。

原発では、燃料棒盗難、強奪ってこともあり得るので、核爆弾の原料にはならないレベルにしているのでしょう。また、万一の原発事故でも、この濃度なら核爆発は起こりえないから。
それに対して、軍用燃料であれば、窃盗団が来ても、彼らを皆殺しにできるから、高濃度の燃料棒が使えるってことかな?
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。
軍用の核燃料と民間用では濃度が全然違ったのですね。普通に比較して考えてました。
ありがとうございます。

お礼日時:2012/11/16 10:46

>原子力発電所は稼働したら定期点検で止める以外は結構長い間稼働することが可能なのでしょうか?



 可能です。原発では非常にウラン濃度が低い(2~4%)燃料棒の小さいかけら、それこそ小指の先ほどですが、それがダンプカーに満載した石炭ほどのエネルギーを発生します。原子炉の燃料棒は、燃やし尽くしたとはいえない段階で取り替えるにも関わらず、3年くらい熱を発し続けます。

>それか、発電量とかが多いので核燃料を使うのは原子力空母と比べても全然違うのでしょうか?

 使用目的で、どういうタイプの原子炉を選ぶか、その原子炉の設計などにより変わりますので、単純比較はできないでしょうね。しかし、燃料のウラン濃度を高めれば、燃料棒交換時期までを長くすると考えて差し支えないでしょう。

 ただ、原発では使用前燃料棒は、1トンあたり1キュリーだった放射線が、使用済みの檀家で数億キュリーにもなります。それを冷却しつつ1年保管しても数千万キュリー、10年保管後でも数百万キュリーあります。

 福島第一原発で使用中・使用済みだった燃料棒の取り出しが困難な作業なのは、そのせいです。使用前燃料棒のウラン濃度が高いほど、使用済み燃料棒の処理は難しくなりますので、同じ燃料棒で長期間エネルギーを得ようとすると、コストは高くなります。そういうものは軍事などの特殊目的でしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。分かりやすい説明で理解できました。馬鹿な質問でしたが、ご丁寧にありがとうございました。(私が無知と言う事を馬鹿と表現してます。)

お礼日時:2012/11/16 10:44

潜水艦の場合は、海水で冷却してそのまま海に流せばいいからね。


まさか、20年潜り続けられないでしょう、食品やらゴミヲステナケレバナラナイカラ。
ただ、通常の原子炉でも、発電を止めても、冷やし続けて行くことが必要なので、一度核ブシツヲ当たらめたら、それだけの時間と金が必要だ、ということだと思います。あの福島の4号プールでも、発電機から出した物体を冷やし続けているでしょう。
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