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No.2
- 回答日時:
メーカーの資料はここの「図 3.9 パワーMOSFET の内蔵ダイオードの逆回復時間測定回路」にあります。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/shared/doc_pdf/ …
説明はおおむねANo.1でOKだと思いますが、おかしなところは、Ls=0.5nHとなっているけど、リード線はいくら短くしても数10nH~数100nHあるから、実現不可能な値ですね。
検索で出てきたここの(図7)ではLs=0.5μHとなっていますね。
http://www.cqpub.co.jp/column/books/2001a/320120 …
また、IRF7468のデータシートからは、trr=58nsTYP~87nsMAXですが、シミュレーション結果はtrr≒2.3nsと小さすぎておかしいですね。
trrはFRD(高速ダイオード)でも数10nsはあるから、何か変です。
オンデューティを1%以下にするのは結構ですが、オンデューティは(オン時間)÷(スイッチング周期)で定義されるはずだけど、スイッチング周期はこの場合、定義できるんでしょうか?
多分この本には詳しい説明があったと思いますが、探しても見あたらないんで図書館ででも探してみてください。
http://www.amazon.co.jp/dp/4789836010
以前読んだ記憶では、パワーMOSFETのあらゆるデータの測定法と結果が載っていたとおもいます。

No.1
- 回答日時:
パワーデバイスのダブルパルス法はFETの内部寄生ダイオード(ボディーダイオード)の逆回復時間trrを測定するための試験です。
回路図と動作波形をこちら(https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-j …)に載せますので参照してください。
回路図でFET(M1_DUT)は被試験FETです。ゲートとソースはショートしてFETがONしないようにしてあります。FET(M2)はインダクタンスL1をON-OFFしてON期間に充電した電流I(L1)をOFF期間にFET(M1_DUT)のソースからドレインの方向の内部のボディーダイオードに流します。
波形の図で-I(L1)がL1に流れる電流を示します。マイナス符号がついているのは使用したシミュレータ(LTSpice)での電流の方向が右方向を正としているために付けてあります。最初のFET(M2)のON期間にL1の電流は一定の割合で増加しますこのON期間に増加する電流⊿IL1は V_batt×t1/L1 で決まります。この回路の場合ですと2.5Aになります。次にt2の時間OFFします。このONからOFFに変化する瞬間からFET(M1_DUT)のソースへL1の電流が流れ始めます。この電流はFET(M1_DUT)のボディーダイオードに流れダイオードのIFになります。次に時間t2経過後FET(M1_DUT)は再びONになります。ONになった瞬間からFET(M1_DUT)のボディーダイオードの電流はOFFされます。そしてL1の電流はM2のONによってM2のドレインへ流れ始めます。
FETの内部寄生ダイオード(ボディーダイオード)の逆回復時間trrは波形の○で囲んだAのタイミングで起きる過渡現象、図.2にA部の時間軸の拡大された波形に示されてますが、でダイオード電流が振動的に減少してゆきます。この現象の最初の部分の半周期がtrrとなります。このシミュレーションの場合ではtrrは約2.3nsです。
以上のような動作ですので、
a) 時間t1はL1の充電時間ですので、ボディーダイオードに流すIFを決めるのに使用します。
⊿IL1がIFですから、t1は t1=IF×L1/V_batt で計算した時間に設定します。
b) 時間t2はFET(M2)が確実にOFFできる時間プラスアルファの時間に設定します。
c) 時間t3は測定結果には影響しませんのでt2と同じ程度の時間に設定しておけば良いでしょう。
d) ダブルパルスのON・Duty
非試験FETの過熱を避けるため1%以下にします。
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