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発光ダイオードは電流を流すと、再結合が起こりそのエネルギーで光ることはわかりました。

しかし、ダイオードには整流用のものもありますが、それが光っていることは見たことがありません。
同じpn接合なのに光るものと光らないものが存在するのが何故かよくわかりません。

こんな初歩的?な質問ですみませんが、どなたかお願いしますm( __ __ )m

A 回答 (2件)

 まず、整流用のダイオードの材料が、発光用のものと違います。

整流用の場合、シリコンやゲルマニウムを用いたものがほとんどですが、それらのバンドギャップに相当する波長は、赤外領域にあります。したがって、たとえ発光していても眼には見えません。また、Siを利用した民生用の赤外線カメラでも、これらの光にほとんど感度を持ちません。これらの光の観察には、InGaAs等の化合物を利用した撮影素子が必要となります。

 また、
・シリコンやゲルマは間接遷移型の半導体であり、非発光性の再結合過程の割合が大きいため、発光効率が低い
・光を取り出す事を目的にしていないので、パッケージが光を通さないかも知れない(発光ダイオードでは、発光波長で透明な樹脂やガラスをパッケージに用いています)
などの理由から、整流用をそのまま赤外線光源として用いるのも難しいと思います。
 シリコン系の発光素子としては、ポーラス系やナノクリスタル系など、特殊な構造が研究されており、室温発光も観察されていますが、まだ実用は難しいようですね。
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この回答へのお礼

やはり見えていないだけでしたか!
回答ありがとうございました!

お礼日時:2007/01/15 10:34

発光ダイオード作用は#1さんの言うとおりだと思いますが、逆はありですよ。



検波用の普通のSiダイオード(透明のパッケージに入っているもの)に光を当てると、特性が変わります。
フォトダイオードとして作用します。

だから使い方にもよりますが、電子回路は暗い箱に入れたほうがいいのかも。
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