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入力にパルス波を用いたとき、スイッチング速度が整流用シリコンダイオードよりも小信号シリコンダイオードの方が早い理由を教えてください。

A 回答 (2件)

ダイオードのスイッチングスピードは接合容量で決まります。



接合容量はpnの接合部の接合面積が大きいほど大きな値になります。
また、接合面積は電流容量が大きくなればなるほど大きくなりますの
で小信号ダイオードの方が大電流容量の整流ダイオードより接合面積が
小さいので、小信号ダイオードの方が接合容量が小さくより高速に
なります。
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整流用ダイオードはスイッチング用ダイオードほどスイッチング速度が速い必要が無いんです。


整流用ダイオードでもスイッチング速度を速くしたファーストリカバリダイオードが有ります。

ダイオードのスイッチング時間は主に逆回復時間で決まります。
http://okawa-denshi.jp/techdoc/3-2-7Recovery.htm
逆回復時間は順方向時の小数キャリアが消滅するまでの時間で決まるのですが、整流用ダイオードは大電流を流す必要が有るので小信号ダイオードに比べて小数キャリアの量が多くなので逆回復時間が長くなります。
スイッチングダイオードではキャリアの再結合時間を短くするために、キャリアキラーと呼ばれる不純物を導入してスイッチング時間を早めています。

ショットキーダイオードは多数キャリアのみで動作するため、小数キャリアによる逆回復時間が無く、スイッチング速度が速くなります。

PINダイオードはPN接合の中間に真正半導体領域を挟んだもので、逆回復時間は長くなります。
PINダイオードは高周波信号のオンオフ用や、高周波の減衰器用に使用されています。
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