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Windowsとubuntuの共存としてwubiがあります。

どのような特徴(特に短所)があるのでしょうか。

1.ファイルシステムが不安定でクラッシュしやすい。(ウィンドウズは無傷)
2.読み書きが普通にインストールしたものより遅い。

ということらしいですが、使い始めたばかりのなので不明です。
今のところ、デュアルブートと同じ使用感のように思っていますが。

以前、類似のソフトとしてvmwareがありまして、windows上で起動(小ウィンドウ中にLinux)があり、使用感が悪くて撤退しました。いかにも無理して動いている感じがアリアリでした。wubiはそれとは違うものだと思いますが、PCハード環境がよくなってその無理の部分がうまく隠れたのかなとも思えますが。

wubiでどのような短所があるのか教えて頂けると、過度に期待しないで済むと思います。どのようなものでしょうか。

A 回答 (5件)

ループバックデバイスという言葉はWikipediaにも項目が無く(笑)


Windowsしか使わない人には理解しがたいものかもしれませんが
簡単に言えば、ファイルを装置に見せかける仕組みの一つです。
より具体的には、ファイルをHDDなどの装置に見せ、ファイルシステムとして認識させます。

ファイルシステムを介して読みだしたファイルを、再度ファイルシステムとして扱う
この仕組みをループバックと表現しているようです(正確な説明は見たことがありません)

この機能は、私が気づいた時にはLinuxに備わっていた機能で
ほとんどのディストリビューションで、ループバックデバイスのマウント機能が有効です。

あたかも、それがあるのが当たり前の機能で…古くはHDDの中に
光学ディスクのディスクイメージを保存し、その内容を簡便に、高速に利用する用途に使われていました。

nfsで共用したサーバー上のCD-ROMイメージファイルを、ローカルにマウントして
apt-cdromコマンドから使ったりできたような記憶があります。
(もうapt-cdromコマンドが活用される時代は終わったと思いますが…)


Windowsでは、わざわざデーモンツールズなどのツールを導入したり
CD革命のような市販品を購入することで、同じような機能が利用できます。
また、PCの仮想化においても、イメージファイルをHDDとして使うことが一般的です。


ループバックデバイス上のファイルシステムがクラッシュしやすいのは
電源断に対しての弱さがひとつの理由です。


ループバックデバイスをシステムのファイルシステムとして使う例は
低性能のPC向けのPuppy Linuxでも使われていますが…
こちらは、数百MBの小さなイメージファイルで
それがメモリー上にすべてロードされた状態で、起動用CD-ROMを除去しても
正常に動き続けるようになっています。

この場合は、イメージファイルの更新が無いので、リスクは非常に小さくなります。


対してWubiでは、イメージファイルをHDD同様に扱う仕様のため
イメージファイルの更新が頻繁に行われます。
そして、その実際の書き込み頻度は、電源断に弱い程度に長いようです。
(具体的な書き込み処理がどうなっているかは知りません)

通常の物理デバイス上のファイルシステムであれば、電源断によって
バッファー上のデータを喪失しても、ファイルシステムにはジャーナルを含む
ファイルシステム正常化のための仕組みが働き、一部ファイルの破壊程度で終息します。

対して、ループバックデバイスを書き込み処理している場合は
管理単位レベルの破壊がおきますし、結果的にファイルシステムの管理情報が損なわれ
ファイルシステムの修復が困難になるリスクも、物理デバイスより大きくなります。

管理情報を、より小さくすることで、リスクは小さくなるかもしれませんが
必然的に、それは速度低下を招くことになるはずです。


Wubiを使う場合は、そのイメージファイルアクセスが保存されたNTFSを、ntfs-3gを介して使います。
ですから、書き込み処理は、仮想的なLinux用ファイルシステム(ext4など)とntfs-3gとで
2つの段階を介して、実際の物理デバイスへと書き込みます。

通常よりややこしいことをやっているので、それだけ負荷が高く
異常動作するリスクが大きいかもしれませんが…誤差程度かもしれません。

どちらかというと、管理単位が大きいとか、書き込み遅延が大きいとか、そのへんの問題だと思います。



それでも実現されたWubiの利点自体は
Windowsユーザーに多く見られる、パソコンの管理を理解していない人が
パソコンの管理レベルでOSの導入を行なうという、でっかいリスクを避けられることです。


Windowsの管理しかできない人が、異なるOSを導入するためには
Windowsの枠組みの中に、異なるOSを導入するほうがリスクが小さいのです。
(それでも、起動メニューからUbuntuを消すためにboot.iniを削除する愚者がいるとかいないとか)


Windowsユーザーの多くが、リカバリーシステムによって
パソコンのOS管理についての知識と体験から遠ざけられています。

結果的に、Linuxの導入やその破棄の過程で
Windowsの起動ができないようにすることがあります。

パソコンの管理を理解していれば、それは起きないはずですし、復旧作業もできます。

しかし、実際には、多くのWindowsユーザーはWindowsが起動システム修復のために
必須となるWindowsの起動ディスクを入手する機会には出会っておらず
パソコンの管理の知識を得て初めて、起動ディスクを作成しておくという備えに取り組みます。

そうやって、積んで「リカバリーすれば?」と苦渋の選択に追い込まれた人もいるでしょうし
ごく一部の専用MBR無しにリカバリーもできない欠陥PCでは、より深刻な状況もあるようです。
(PAなんかは、別途起動ディスクがあればリカバリーできるんですが、またしても起動ディスクです)

より簡単な解決方法は、あらためて、再度Linuxをインストールし
Linuxのために導入された起動システムを介してWindowsを起動することですが
知識が無いからこそ、そこに着眼できないことも多いようです。
「おれも、なにをされたのかわからなかった…」ですから、そういう取り組み自体できないのかもしれません。


かつて、Linux界隈では、それは「知識を持たないのだから仕方がない」という風潮がありました。
しかしそれでは、普及が阻害されるであろう…と、Wubiが用意されたわけです。

ですから、Wubiには利点など存在していないと考える人もいます。
使ったこと無ぇし(笑)
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wubiはループバックデバイス上にインストールされる方式。


ループバックデバイスはWindows上ではHDDのイメージファイルが1つ見えるだけ。
で起動は仮想環境ではなくて独立した環境。
また、このループバックデバイスを使う方式は別に目新しい物ではなくて10年くらい前からすでにあって
LinuxMLDやTurboLinuxで利用できた方式。
特にLinuxMLDはループバックデバイス方式を全面に押し出した物だった。


>以前、類似のソフトとしてvmwareがありまして、windows上で起動(小ウィンドウ中にLinux)があり、使用感が悪くて撤退しました。
32bit(現状64bitOSでは動かない。)のWindowsを使っているならcoLinux+Xmingで使うのがいいかも。
coLinuxは最初から用意されているイメージを使うならインストールは簡単。
自分で好きなディストリビューションやバージョンをインストールするとなるとちょっと手間だけど
coLinuxそのものはLinux(coLinux側で用意されている物を利用してディストリビューション側で用意されている物は使わない。)のカーネルがWindows上でネイティブに動くので動作が軽くて
しかもWindowsのサービスとしても動作させれるから便利。
でそれにフリーのXサーバのXmingと組み合わせて利用すればLinux側のアプリ単位で1つのウインドウ公正も出来るからWindowsと浸透した使い方が出来る。
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>今のところ、デュアルブートと同じ使用感のように思っていますが。



その通りです。

●要望:ubuntuを使いたい。
方法1: PC起動時にWindowsかubuntuか選択してどちらかを起動する(同時使用不可)
 ⇒方法1の1:専用パーティションを作ってそこにインストールする・・・・普通のインストール
 ⇒方法1の2:Windowsのドライブの中にインストールする・・・・wubi
方法2: Windowsの1アプリとしてubuntuを動かしたい(通常にWindowsを起動してほかのアプリを動かしながら、ubuntuも動かしたい)
 ⇒VMware等の仮想化ソフトを使う

同時起動の必要が無いのであれば、普通にインストールすれば良いと思います。
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>類似のソフトとして


VMWareとwubiは全く別ですから、混同しちゃだめです。
VMWareは仮想化ソリューション、wubiはただのLinuxインストーラです。
きちんと仮想化を想定してマシンを組めば、VMWareだってパフォーマンスを出せますし、用途も全く別です。

Wubiを使ってインストールした場合、一般的なファイルシステムではないためクラッシュ時に自己回復などができません。
また、パーティション等を切る必要がないため既存のシステムに追加する場合にはたしかに影響をあたえにくいです。
しかし、もともとパーティションを切ってある、もしくは別ドライブをつくってデュアルブートにしている場合に比べて既存OSに与える影響は高いです。
(ディスクフラグメンテーションなど、既存ドライブの欠点も受けるためにパフォーマンスの劣化も起きやすい)
また、インストールを行ったOS側での作業によっては影響を及ぼします。

1.ファイルシステムが不安定でクラッシュしやすい。(ウィンドウズは無傷)
Windowsが無傷でない場合もあります。
少ない事例ではありますが・・・普通のデュアルブートより危険性は高いです。
ブートローダ破損したら起動できなくなりますし。

2.読み書きが普通にインストールしたものより遅い。
ファイルシステムの問題ですね。
Windowsを使ってる際に発生するフラグメンテーションも影響の原因になります。
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こちらが参考になるかと。


https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Install/W …
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