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ホモ・サピエンスの起源はミトコンドリアの研究でアフリカみたいですね。でも、なんで肌の色がこんなに違っているのでしょうか??

A 回答 (2件)

紫外線が多いところの人は、紫外線を浴びすぎると毒なので、メラニンという物質が体内にできます。

これが黒い色なので、紫外線が多い=赤道近辺の人は黒っぽい色をしています。
しかし、手の平とか足の裏などは紫外線を浴びないので、黒っぽくなりません。
また、赤道から遠いところの人は、逆にメラニンができないので、色が白っぽくなります。

現代の科学はこのように説明しています。
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この回答へのお礼

なるほどです。ありがとうございます。

お礼日時:2013/01/15 18:42

こんにちは。


肌の色の違いは「メラニン色素」の量によるものです。
「黒人(ネグロイド)」は体質的に皮膚のメラニン生成量が多いので肌の色は産まれ付き濃い褐色です。「白人(コーカソイド)」はメラニンが少ないので白色、我々「黄色人種(モンゴロイド)」はその中間に当たります。

人類は体毛を少なくするという進化を辿りました。このため、メラニン色素というのは有害な紫外線から身体を守るために獲得された体質と考えられています。ところが、やがて人類はアフリカを離れ、ヨーロッパやアジアへと進出してゆきます。このような緯度の高い地域では紫外線が少なくりますのでメラニンで皮膚を保護する必要がなくなります。それだけではなく、我々は太陽の下で適度な紫外線を浴びませんと皮膚の中でビタミンDの生成ができなくなり、ビタミンD欠乏症に掛かって生息そのものが困難となります。このため、アフリカを脱出した人類にはメラニン色素の少ない体質が復活しました。

我々黄色人種のメラニン量はどっち付かずの中間なのですが、果たしてこれは、夏は日焼けによる色素沈着で紫外線を防ぎ、冬場は白くなってビタミンDを確保するという、季節の変化に適応した中々の体質ということになります。
ところが最近、日本では紫外線は「美肌の大敵」として徹底的にUVケアをする女性が増えているとテレビでやっていまいした。確かにそうかも知れませんが、幾らお肌に悪いからといって紫外線を浴びなければ身体にビタミンDが作れません。「ビタミンD欠乏症(くる病」)」なんて100年も前に撲滅された病気と思われていたのですが、UVケアやオフィスワークの現代人にとっては再びの脅威となってきているようです。

肌の色の違いといいますのは人類が様々な地域に進出することによって生まれたものです。我々が白人と呼んでいますのは欧米人のことですが、現在アメリカ大陸で暮らしている白人はアフリカ生まれではなく、ヨーロッパから船で移住したひとたちです。では、先住民といいますのはアメリカインディアンやブラジル原住民などのモンゴロイドであり、このひとたちの肌の色は我々日本人にだいぶ近いということになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ということは、進化の過程で、その地域に適応した遺伝子をもった人類が残ったってことなんでしょうか。

お礼日時:2013/01/15 18:42

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