
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
スライダックスは、トランジスター回路ではありません。
トランスの2次側に沢山のタップを出してあって、それをスイッチで切り替えるものです。
2次巻線をつけずに1次巻線に直接タップを付けるオートトランス方式もあります。
昔、真空管アンプが大流行だった頃、トランスを自作するツワモノもいたので、不可能とはいいませんが、端子間の絶縁確保、摺動子で複数の端子がショートしないようにするなど、結構大変だと思います。
むしろ技術的には、一度整流して直流にしてまた交流に変えるAC-ACインバーターの方が作りやすいかもしれません。
ただ、可変範囲を広く取ると・・・結構きついかな?
No.2
- 回答日時:
スライダックは東芝の登録商標で一般名はスライドトランス(しゅう動変圧器)と言われる変圧器の一種です。
原理はトランジスタなどの半導体ではなく2次側巻線数を可変できる単巻変圧器です。
構造は参考URLを見てください。
リング状の磁気鉄心にホルマル線などの絶縁電線を1層に巻き、その1面を平滑に研削して、線間の絶縁は損なわないように絶縁皮膜を剥いでカーボンブラシを接触させます。
カーボンブラシは構造中心のシャフトに取り付けられたアームにより保持されてシャフトハンドルを回すことでブラシを移動し任意の変圧比のタップから電圧を取り出せます。
カーボンブラシは、同時に数ターンの巻き線に接触するのでターンショートになり数ボルトをショートしますから金属ブラシは使用できません。
カーボンブラシを使用することで、その抵抗や接触抵抗で循環電流を阻止するようにします。カーボンの材質の選定は、ノウハウが必要でかなり難しいです。
自作は不可能とは言えませんが材料の調達が困難でしょう。
以上は変圧器ですから、波形を歪ませることなく比較的大容量が得られるのが特徴です。
ブラシを使用する代わりにタップを出して回転スイッチで切り替えるような単巻変圧器は、不連続可変になりますが比較的に自作は楽でしょう。
他には用途が限られますが、白熱電球の明るさやハンダ鏝の温度調整など抵抗負荷で波形が歪んでもかまわないものでしたら、半導体のサイリスタやトライアックなどを使用した位相制御式電力調整器などは、部品点数も少なく比較的自作が容易です。
スイッチングレギュレータやコンバーター関係の電子技術が必要になりますがAC-ACインバーターもあります。
参考URL:http://www.matsunaga-mfg.co.jp/newpage5.htm
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