フェンダーのテナーウクレレの弦について

先日アマゾンにてフェンダーのテナーウクレレを注文致しましたところ、出品している業者さんより以下のようなメールを頂きました。

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この度はご注文ありがとうございます。
商品に関して一点お話がございまして、ご連絡さし上げます。
本体はコンディション説明の通りでございますが、張ってある弦は工場出荷時の物とは異なるものでございました。
工場出荷時の弦は「Aquila社 Nylagut Tenor Wound C」ですが
現在商品に張ってあるのは「Worth社 ブラウンフロロカーボン Tenor-LowG」です。
こちらでご納得いただけましたら現状のまま出荷致しますが、ご希望がございましたらできるだけ対応したく存じます。
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当方楽器には疎くウクレレ自体初めて購入するため、上記がどのような状態なのか皆目見当がつきません…。
この状態で出荷して頂いていいものでしょうか？
また、なにか業者さんに対して改善をお願いした方が宜しいのでしょうか？
詳しい方のご意見おまちしております。

No.1 ベストアンサー 回答者： TAC-TAB 回答日時： 2013/02/17 23:29

＞工場出荷時の弦は「Aquila社 Nylagut Tenor Wound C」ですが

＞現在商品に張ってあるのは「Worth社 ブラウンフロロカーボン Tenor-LowG」です。

ウクレレのチューニングには、「スタンダードチューニング」と、「Low-Gチューニング」の二種類があります。工場出荷のときには「アキーラ社スタンダードチューニング用　第３弦が金属巻線」が張られているのですが、当該器は、「ワース社Low-Gチューニング用弦」が張られているということです。
例えば、ジェイクシマブクロは「スタンダードチューニング」ですから、「Low-Gチューニング」の楽器ではコピー演奏ができません。ウクレレの調弦は本来は名前の通り「スタンダードチューニング」であり、「Low-Gチューニング」は特殊です。その違いは第四弦にあり、「Low-Gチューニング」は、本来のチューニングより第四弦がオクターブ低いのです。そのため音域が広くジャズやポップスの曲のソロ演奏には適しているのです。しかし、ストロークプレイでジャカジャカ弾いたり、歌の伴奏に使うと、１オクターブ低い第四弦がドロ臭く響いて不都合となります。
あなたの嗜好によりますが、歌の伴奏や、ハワイアンダンスの伴奏に使うのであれば、音の立ち上がりのよいアキーラ社のスタンダードチューニング用弦でないとダメですし、ジャズやポップスのウクレレソロ演奏がしたいのであれば、音域の広いワース社のLow-G弦が良いのです。ジェイクシマブクロの真似がしたいのであれば勿論アキーラの弦です。初心者で何も判らないのであれば、「Low-Gは困ります。」と言ってスタンダードチューニング用の弦に張りなおしてもらうとよいでしょう。この楽器は中古ですかね？購入した人が、ジャズなどのウクレレソロを弾きたいので自分で弦を張り替えたのでしょう。

この回答へのお礼

とても詳しくお返事頂き感謝しております。
業者さんにはそのようにお返事しようと思います。
ありがとうございました！

お礼日時：2013/02/18 09:14