天使と悪魔選手権

こんにちは! とある大学生雄です。

今回は暗譜の仕方というかあり方?について質問させて下さい。

実は大昔に母親が習っていたピアノが家にあり、小さいころから適当な楽譜を引っ張ってきて自分の好きな曲を好きなように弾いていたのですが、もっと本格的にやってみたいなと今さらながらに思い、2年前から教室に通い始めました。

我流ですが長らくの下積みというか遊びがあり、楽譜は一応読めるので自分の好きな曲と練習曲(チェルニー30番)を見てもらっていたのですが、最近になりノクターン9-2とかアラベスク1番とかちょっと小難しい曲を弾き始めるようになり、暗譜がかなり苦しくなってきました。

というのも、自分はとりあえず全部暗記というか頭と指に音をたたきこんでから、教室で見てもらっていたので1週間に1回のレッスン毎にだいたい2ページ+練習曲を暗記しています。というか楽譜を見ながら弾くと、ものすごくたどたどしくなってしまうからです。チェルニーとか速い曲だと楽譜を見ながらだと、ものすごいゆっくりになってしまいます。

ノクターンとかも頭を抱えながら暗記をして2か月ぐらいで合格をもらい、今はテンペストの3楽章をやっているのですが、本当にキツイです^^; 110小節あたりから、コロコロ転調したりなんかリズムとるの難しいし、ページが結構あるし頭がうわーってなってます(笑)

やっぱりこのままのスタイルじゃよくないと自分でも思っています。今は暗譜できる時間があるからいいけど、社会人になればピアノを弾く時間も減るし、なによりも最近ピアノ自体がストレスになってきてしまっているのでこれはなんとかせねばと思っています^_^;

ピアノは楽譜を見ながら弾いていくうちに覚えていくというのが本来の在り方なんでしょうか?また自分の今の適切なレッスン方法について何かあれば教えて頂ければと思います。というか是非教えてください!

よろしくお願い致しますm(__)m

A 回答 (2件)

ピアノを教えている者です。


暗譜が苦手な生徒、必ず出てきます。

原因は耳で覚えてしまうから。質問者さんの場合、遊びで弾いていたという事なので、
知ってる曲を弾く事が多かったのでは?それだとほとんど読まなくても弾けてしまいます。

質問者さんの言うとおり「楽譜を見ながら弾いていくうちに覚える」というのが基本です。
ただ私の経験上、耳コピーが得意な子は楽譜を見て弾く子より曲に乗って表現豊かに弾く子も多いです。
なので、一概にあなたのやり方が悪いとはいえません。

「チェルニーとか速い曲だと楽譜を見ながらだと、ものすごいゆっくりになってしまいます。」
ということは、おそらく暗譜が苦手なのではなく、譜読みが苦手なのだと思います。

譜読みはとにかく慣れるしかありません。国語の本読みと同じです。
小1ではたどたどしい読み方でも、小6の頃にはスラスラ読めるようになるでしょ?

できるだけ知らない曲を練習するのがいいです。
あと自分のレベルより少し低い曲を選ぶと良いです。
そして面倒くさくなって今までのやり方に戻さないことです。
時間がかかっても良いので自然に覚えるまでやりましょう。
もちろん苦手な所は意識して覚えます。
よく言われるのが頭の中で楽譜を再現できると良い。といいます。

それと気になったのですが、
今通っているピアノ教室は暗譜しないと丸をもらえないのでしょうか?
だとしたら
「社会人になればピアノを弾く時間も減るし、なによりも最近ピアノ自体がストレスになってきてしまっている」
ということを先生に伝えて、暗譜を免除してもらうのはどうでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
なるほど!ご回答が自分にとってかなりブレイクスルーになったと思います。
譜読みが苦手なことがつながっていたんですね...少し先生と相談して今後のレッスン方針を見直したいと思います。

お礼日時:2013/03/19 09:16

「ノクターン9-2」はコード進行に基づいて作曲されています。



まずピアノは左手から練習すべきでしょうね。その際に和音(コード)というものを左手の構成音と右手のメロディラインそして調性の3つの観点から小節内の和音(コード)が分かります。それを楽譜の中に書くだけで3~4割暗譜したことと同じになります。あとの6~7割はやはり練習量です。

小さい頃から練習されているお子さんはそんなことを考えずに練習量だけで暗譜してしまいます。すこしブランクのある大人の場合は子供のように感覚そのもので曲をものにしていくのは難しくなります。

そろそろ曲ができた理屈を勉強すべきではないでしょうか?和声理論です。和音進行はある規則に従って進んでいきます。その法則を学ぶのは少しずつでいいと思いますが、和音(コード)は単独で鍵盤の上で練習し覚えていくものだと思います。

クラシックだと3度づつ上に重ねていった3つの音からなる3声から説明されてあるものが多いですが、最初から4つの音の4声で学ばれた方がいいのではないかと思います。まずピアノの白鍵上からできる7つの和音が第一の基本です。これをダイアトニック・スケールコードと呼んでいます。
http://www.aki-f.com/kouza/riron/riron_7.htm
この「I・II・III・IV・V・VI・VII」の4つのコード(4声)の音程の仕組みはどのキーでも同じです。キー(調)は12ありますから12x7=84のコードがその名前といっしょに弾けなければなりません。

この中で作曲する上である役割を果たすのが「I・IV・V」だけなんです。その他はこの3つの代理和音として使われます。
I=トニック(主和音)→落ち着いている
IV=サブドミナント(下属七和音)→やや不安定
V=ドミナント(属七和音)→もっとも不安定
およそおわかりかと思いますが、よく小中学校で歌の練習なんかで「直立姿勢→礼→直立姿勢」は「I→V→I」の順番で和音が鳴らされています。「ミソド」→「レソシ」→「ミソド」

他にも「ディミニッシュ和音」など大切なものもありますが、まずダイアトニック和音ですね。
ちなみに「ノクターン9-2」はキーがE♭(変ホ長調)で
I=E♭
IV=A♭
V=B♭
です。2小節目のコード進行は、|E♭・A♭dim・E♭・E♭|と落ち着きから始まっています。見ていくと各所で「B♭」が出てきてテンションが高い響きになります。そしてまた「E♭」となります。この繰り返しです。実際はもっと複雑なコードですが、大人がコードをマスターしているかしていないかで、ピアノの効率はかなり異なってきます。ロマンス派のショパンは和声の理論にそって作曲しているものがほとんどです。したがって和声を心得ていると練習も納得して進めます。暗譜も単なる繰り返しだけではなく暗譜しやすいです。

ドッビュッシーは印象派で、現代音楽への橋渡し的役割を果たしていますので、すこし趣向は異なります。そして分析は少し難しいです。しかしコードはあるにはありますが、コード進行の解釈は難しいところがあります。ドッビュッシーやサティーなどは一応のコード解釈はしても反復練習しかないのではないかと思います。したがって暗譜もかなり苦労するところがあります。なぜこんなメロディーなの?と首をかしげるところが和声学では解決しにくい作曲家です。クラシック音楽全体を眺める必要が出てきます。

作曲家のジャンルにも気をつけながら暗譜に取り組む必要があると思います。大学生さんでいらっしゃるようなので専門以外にも没頭されるものをもたれたらいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
たしかに理論とかは勉強したことがなかったので、そういう知識があればもっと役に立つかもしれないです。勉強が大変そうですが...
少し和声について取り組んでみたいと思います。

お礼日時:2013/03/19 09:13

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