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飲食店へ予約をしていて、予定していた人数より多くなってしまったので知人がお店に電話を入れたそうなんです。

知人:「最終人数は、○○名になったのですが大丈夫ですか?」
店員さん:「・・・多くなりましたね。なんで多くなったのですか?」
知人:「(理由を説明)」
店員さん:「わかりました。粗相のないように致しますので」

という会話があったそうなのですが、私はちょっとここで「粗相のないように」って使うのかな~??って疑問に思ったのですが、知人は問題ないんじゃないと言い張ります。お客さんが粗相にないようにするのでお願いできますか?とお店側にお願いする意味で使うのであれば分かる気がするのですが・・・。別に意味的には通じると思うのですが、お店の人が使う言葉かな~って疑問なのですが本当の所はどうなのでしょうか??どなたか詳しい方宜しくお願い致します!!

A 回答 (5件)

「粗相のないように」は、この場合、正しい使い方とは


思われません。正しいかもしれないとしたら、実際に
ここまでの場面で「粗相があった」場合ですね。
客商売で「粗相のないように」と言うのは、不始末を
しでかしておわびする場合の文句ですから。

単に接客用語としておかしい以上に、日本語として
ある意味失礼な言い方です。このお店は、たびたび
粗相をしているような印象を与えます。
まあ店員は、そのことを気付いていないのでしょう。
粗相の無いようにと指導を受けて、そのままお客様に
言ってしまったようですね。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
>このお店は、たびたび 粗相をしているような印象を与えます。
そうなんですよ!なんか私が言いたかったのに伝え切れなかった感じをきちんと説明して頂いた感じです。知人もこの内容で納得したようでした。
どうも有難うございましたm(_ _)m

お礼日時:2004/03/10 17:01

質問者さんが、いただいたのは「違和感」ですよね?



何度もこのカテゴリーで書いたのですが、「正しい日本語」なんてないのだから「間違った日本語」というのもありません。
「通じない日本語」はありますよ。また「美しい日本語」というのも。

たとえば、明らかに用法が間違っている場合、何を言いたいのか分かりませんし、語の混同があると、やっぱり通じない。
でも、もともとの単語そのものが「存在している」限りは、それは単に「用法の間違い」「語の混同」に過ぎないのです。

しかし、その場合でも「通じる」ことは多くあります。
大体の場合で「類推」がきいて「こういいたいんだろうな」というのは分かるわけです。まさに

「違和感はあっても」

です。

このような日本語のことをあえて「間違った日本語」というならいいと思いますよ。でも「間違った」と言い切った以上「正しい日本語」が存在することになります。


長い前置きになりましたが、ご質問は「粗相のないように」をここで使うのは、明らかな用法の間違いかどうか、ということになります。

粗相とは「粗末」「そそっかしいこと」「しそこない」「ぶしつけ」を表す言葉であり、意味的には用法が間違えているとは思えません。

結局、この言葉を使うシチュエーションをどの程度体験しているか、ということに過ぎないわけです。
(つまり、通じる限り「本当のところ」もなにもないわけです*)

たとえば、いま「みどもは」なんて使っても、時代劇っぽくて変ですよね?これと同じで「違和感」というのと「間違っている」というのを混同してはおかしいと思うのです。

私は

・変だと思ったら(違和感があれば)自分は使わない
・まったくの他人が使っているときは、通じていれば気にしない
・自分が親で、子どもに言うのなら「こういう言い方のほうが通じやすい」と(あくまでも自分が思う、という意味の)適切な言葉を教える
 →美しい日本語、という意味で。

でいいと思うのですが、いかがでしょうか?

*…これが(このカテゴリーが)「国語」ではなくて「店員のマナー」というのなら分かりますよ、でもそれって、価値観の問題であり、それこそ「本当は」なんてありません。召使のようなマナーを求める人からあまり気にしない人までいるのですから。
マナーとしてどういう言葉遣いをこの場合するべきか、という議論は「国語」の問題から一歩外にでていると考えます。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
>「違和感」というのと「間違っている」というのを混同してはおかしいと思うのです。
え~と、「間違っている」とは発言してないように思うのですが、間違ってる!と決め付けているわけではありません。お客様に対しての発言としてこの言葉は、正しいのか(というとまたお叱りを受けそうですが)どうかをお聞きしたかったのです。

カテゴリーに関しましても、言葉の使い方としてをお聞きしたかったのであえて「国語」にさせて頂きましたが、間違っていたようで申し訳ないです。

でも大変分かりやすく知的に説明して頂き有難うございました。参考になりました。言葉としての用途は間違っていないことになるようですね。

お礼日時:2004/03/10 14:40

ん~ 粗相というのは 確かに1番さんの意見の


(2)の使用例が多いので その意味で不快に
思われたのかな?とも思います。

その上で問題ないという意見も出ていますが
私は異を唱えます。

お酒の席での粗相というのは 例えばお酒をひっくり返す
とか 宴会で酒を注ぎにまわる仲居さんがいた場合
あふれさせて洋服にかけてしまうなどの失敗に
使うのがほとんどです。

電話での予約数確認の場合 普通なら
「はい 確かに承りました。」という意味の言い方の
方が自然でしょう。
もっと言うなら 万事遺漏なくと続く方がいいでしょう
マニュアルのあるなしにも
よりますが 名前を名乗れば連絡したしないで
もめる事がなく完璧ですね。
そういう意味で 質問者さんが疑問に思ったことは
自然であると 私は支持します。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
>(2)の使用例が多いので その意味で不快に 思われたのかな?
いえいえ、私の場合は(1)の使用例が多いので(2)の意味が強いから不快だったってことではないんです。また、不快というか不思議な感じだったんです。

>電話での予約数確認の場合普通なら 「はい 確かに承りました。」という意味の言い方の方が自然でしょう。
そうなんですよね。正規の部屋の人数よりも大人数で押しかけてしまう形になるので、店員さんに「粗相のないようにします」と言われたならなんとなくこちらに非があるように感じてしまうな~と思ったのです。

自然・不自然で言えば不自然ですよね。同じように感じてくださる方もいてちょっと安心しました。有難うございます。

お礼日時:2004/03/09 13:53

こんにちは。


まあ、そういったシーンで聞く事は少ないと思いますが、意味としては問題ないでしょうね。
ここでの「粗相をする」の意味は、
「最初の予約人数と間違える」ことでしょう。
席はもちろん、料理や飲み物の数とか。
そういう意味では、別に不思議と言うほどでもない気がします。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
>「最初の予約人数と間違える」ことでしょう
なるほど!と思いました。こういうことを言いたかったのでしょうね、きっと。ん~あまり聞くことが少ないから違和感を感じただけで、不思議ってこともないんでしょうか。
大変参考になりました。有難うございます。

お礼日時:2004/03/09 13:46

gooの国語辞書では


「粗相」とは(名)スル
(1)不注意から起こす失敗。軽率なあやまち。しくじり。
「―のないように気をつける」
(2)大小便をもらすこと。
「寝床で―する」
(形動ナリ)
(1)粗末なさま。粗略なさま。
「扇なども賜はせたらむは、―にぞあらむかし/栄花(若生え)」
(2)軽率なさま。軽はずみなさま。
「あれには―に乗る。…舟に乗つたことがないと見えた/狂言・薩摩守」

ということですので、「大勢の人数がお越しになっても失礼のないようにいたします」の意味で使われたのです。「粗相」といえば、(2)の意味で使うことがおおいので一般の人が聞くと、異様な感じのすることばですが、接客に携わる人にとっては、問題ないことば使いだと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
gooの辞書は投稿する前に見ていたのですが、(1)の意味で店員さんは使ったんでしょうがなんとなく違うんじゃないかと思い質問させて頂きました。
(2)の使い方は、年代的にあまり使うことがないのでそう意味で異様だと思ったのではないのですが、ん~本人(店員さん)のみぞ知ると言った感じでしょうか。
しかし、
>接客に携わる人にとっては、問題ないことば使いだと思います
とうい御意見参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2004/03/09 13:30

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