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鶴は非常に細い脚をしています。
それにも関わらず、眠るときは片足立ちです。
見ていてとても不安定です。
吹雪の中、鶴が片足で立っているのを見たことがありますが、違和感を覚えました。

鳥にとって片足で眠ることにはどんな理由、メリットがあるのでしょう?
不安定だし、飛び立つには不利だし、さっぱりわかりません。

A 回答 (8件)

水鳥や湿地に生息する鳥〈確か,エスキモー犬も持っていたように記憶していますが…〉は「ワンダーネット」と呼ばれる一種の熱交換機を持ちます。

冷えた静脈血を暖かい動脈血で温めて体内に戻す仕組みで,足の基部にあります。

鶴など湿地に生息する鳥は,湿地で天敵から逃れて休む傾向があります。この際に1本足で立ち,他の1本を羽毛の中にしまい込んで休む方が体温維持のロスが少ないからです。

同様に,嘴からも体温を奪われますので,羽毛の中にしまい込みます。

#4さんの,フラミンゴは,寒い地方の鳥ではないと言ったことも,熱帯といえども夜は冷えますし,鳥の体温は高いですから体温から考えたら水は体温を奪うに充分です。

砂漠に生息する動物も,体温維持のために同様な足あげ行動が見られます。むろん水鳥とは反対の理由によりますが… サイドワインダーのようなヘビは足がありませんから,最大限地面との接触を少なくした歩き方?をとります。つまり横に這いますのでサイドワインダーという名がつきました。

鶴がなぜ片足だけで立っていられるのかは知りません。一番確かなのは,鶴さんに聴いて見る事ではないでしょうか。おそらく「これが普通だよ」と言われると思いますが…
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「体温調節のため」というのが一般的に信じられている説のようですね。

「敵に襲われたとき一本足の方が翔びたち易い」という説と、逆に「飛び立ちにくく、一歩足でいるときは警戒を解いているときだ」という説があります。

ではフラミンゴ。暖かいところに生息するのに体温調整の必要があるのか?

あと「コウノトリ」も一本足で眠るそうです。
足が長いと重心が高くなって不安定になります。
しかし川の中では水流の抵抗がすくなくなり、かえって安定するのかもしれません。
鶴も敵から身を守るために川の中で眠る傾向があるそうです。(真偽不明)

ちなみに「ハゲワシ」は体温を逃がすためにハゲているとか。苦労してますね。

お礼日時:2004/03/15 10:45

yoshinobuさんが、納得行かないのは、


片足だと不安定だという問題だけだと思います。

ほうきのような長い棒を手のひらの上に立て、
手を動して倒れないようにするとします。
棒が少しでも傾きそうなとき、すぐ反応すれば、
ほんの少しの力で棒を立て直すことができます。
しかし棒がずいぶん傾いてしまうと、
それを倒さないようにするには、かなりの力がいります。
鳥が一本足で楽に立っているのは、
すばやい反射ですぐに立て直しているからです。
人間を基準にすると理解しにくいのですが、
それは空を飛ぶことと同様、鳥が持っている本能です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>鳥が一本足で楽に立っているのは、すばやい反射ですぐに立て直しているからです。
>人間を基準にすると理解しにくいのですが、それは空を飛ぶことと同様、鳥が持っている本能です。

 きっと無意識に体の傾きを自動調整しているのでしょうね。
 ただ一本足より二本足の方が安定するのは間違いないですね。
 それに一本足だとすぐに疲れてしまうと思います。とてもきゃしゃな足ですから。

 また水底は泥なので安定しません。硬い地面であれば強くつかんで安定しますけど。
 ぬかにくぎを打つようなものではないかと心配します。
 それとも泥を掘って足を深く入れているのでしょうか?

 現実にはこれらのすべてを克服しているわけですから、野生動物の知恵には感嘆します。

お礼日時:2004/03/15 16:40

一本足で不安定だという意見について思ったことを書きます。


木はみんな一本足ですが、不安定ではないですよね。
20メートル30メートルある木もありますが、不安定に見えてもけっこう安定しているようです。
理由は根がしっかりしているからです。
鶴も、#4さんがいうように足を広げて泥に固定させているのなら、足の平が狭い人間と違って結構安定して眠れるのではないのでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
たしかに木が安定しているのは根があるからですね。
「ブナ」などはすべての枝と同じくらい根を大きく深く張っているそうです。

鶴の足も泥の中をすべらないで歩けるように特別に安定した構造になっているのでしょうね。

しかし風の多い日などはどうしても不安定です。
はたして鶴はすべてが一本足で眠るのか?
中には二本足で眠る少数派もあるのでは?

お礼日時:2004/03/15 10:51

#3の回答、とても参考になりました。


子供が大喜びしています。

鳥が片足なのは、足が疲れるからです。
鳥の足は、足を曲げると物をつかむ構造になっています。
鶏を抱っこするとよくわかりますが、
足を曲げると足のひらが握られるのがわかると思います。
足を下ろして足のひらを広げた状態では、
足の腱が伸びきった状態なので足が疲れてしまうのです。
なお、鳥は片足で体を安定させられるような機構になっています。
人間は二本足を基準に考えてしまいますけど、
人間は二本足で眠らないですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>鳥の足は、足を曲げると物をつかむ構造になっています。

 そうなのですか。
 小学校のとき飼育小屋の鶏はこわくて抱っこできませんでした。うさぎもこわかったです。
 もし鳥が片足で眠るのは疲労を防ぐためだとすると、寝ている間に脚を交互に替えているのでしょうね。

>なお、鳥は片足で体を安定させられるような機構になっています。

 理屈では説明がつくのでしょうが、納得しにくいですね。
 というのはあんなに細ながい脚一本で立っている姿をみたらとても安定しているとは思えないからです。
 一本足の写真です。
http://homepage1.nifty.com/countrylife/tanchou5. …
 子供たちはどう思っているのでしょうか?
 子供は純粋だからすぐに納得するのかな?

 体温を逃がさない説も少し納得してきました。
 というのはペンギンは体温が低下するのをふせぐために脚の中の血管をあたためる組織があることを思い出しからです。
 熱放射をふせぐには一本足がよさそうですが、寝ごこちは悪そうそうです。

 ネットで検索すると二本足で立っていると足が凍って動けなくなるのを防ぐためというのもありました。

お礼日時:2004/03/13 15:59

 眠るとき以外でも、休んでいるときなど、片足で突っ立っている時があります。


 昔から言われているのが、片足ずつだともう片足が休めるが、両足だと両方疲れちゃうからというもの。
 学校の朝礼の時の休めのポーズみたいなイメージでしょうか。以上、これは冗談だと思いますが・・・。

 人間の足は前方向への荷重の移動には強いですが、それ以外の方向には弱いです。しかし、人間と違って鶴の脚先は四方に開いていて、全方向への荷重の移動に強いです。だから傍目よりバランスをとれるのだと思います。
 逆に、2本足では、左右へのふらつきはないですが、前後へのふらつきが生じてしまいやすくなると思います。

 あとはあの細い脚ゆえ、水辺や雪上では体熱を奪われやすく、片足を体の羽毛に潜り込ませて暖を取っていることも考えられます。もう片足が寒くなったら入れ替えるとか。よく頭も羽に潜り込ませてオブジェみたいになっている写真とかあって、わたあめみたいでかわいいですね。
 しかし、フラミンゴも片足立ちをよくしていますが、フラミンゴって寒い国の鳥ではないなぁ。フラミンゴも脚はおろか、頭も羽に潜り込ませているのを、(今となっては閉業してしまった)千葉の行川アイランドで見ていたなぁ。

 そこで、フラミンゴについては調べてみました。
 フラミンゴも脚が細く長いですが、水辺で体を水につけることなく獲物を捕るには、長い脚が必要で、長距離飛べるように脚は細く軽くなっているようです。水鳥と違って、体を水につけたくない性質のようです。フラミンゴの場合には水かきが付いていて、水底の泥に脚を潜り込ませて安定しているので、こけにくいと考えられます。鶴はどうでしたでしょうか。
 また、フラミンゴの場合は、敵に狙われて逃げるときも片足をあげておけば、2本を地面につけて改めて片足を前に踏み出すよりも、最初から片足を上げていることで、最初の一歩をすばやく前に出すことができるという説があります。しかし、あくまでも説の一つで、実情はよくわかっていないようです。
 そういえば鶴も湿地帯の鳥なので、住む場所さえ異なりますが、フラミンゴと同様の生態や行動を取ってもおかしくないような気がしてきました。
 鶴のサイトは見つかりませんでした。申し訳ない。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

鶴もフラミンゴも湿地帯に住むという共通点がありますね。
片足で眠る習性のある鳥の種類を調べないと真相はわからない気がしてきました。

一本脚の方が安定するという説は疑問です。
一本足の方が飛び立ちやすいという説も疑問です。
疲労対策のためというのは少し納得します。

自然動物の機能に無駄はないので、生きるための切実な行動と思われます。
しかしあまり研究されていないのでしょうね。

お礼日時:2004/03/13 01:32

両方の足を上げると、倒れてしまうからです。

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寒さ対策もありますけど、立ったまま眠る動物は手足を交互に休める意味もあって片足で寝る事が結構あります。


競走馬なども足が細いですが同様に、4つ脚を1本ずつ空中に上げて休みます。
肌が弱いため全ての脚を休めるように横にはなりません。
ですから競走馬は1本でも脚を痛めてしまうと安楽死処分(予後不良)になってしまいます。
鶴自身はだが弱いのかは解りませんが、氷の上で寝るとすれば、片足立ちが一番冷えないのでしょうね。
質問ついでに、枝の上でつかまって眠る鳥が落ちない理由も併せて回答してみます。

 枝を掴みながら眠るのは力を遣うので大変だと思いがちですが、自然と掴みつづける構造であるから落ちないんです。
これは人間の場合も言える事ですが、手首を手の甲と腕がくっつく方向に思いきり曲げる方向(手首のストレッチをする方向、力こぶを作るために曲げる方向の逆)へ曲げた状態で棒を掴むと解るかと思うのですが、某を話すためには手首を戻さないと辛いはずです。
この構造があるがゆえに熟睡したがために枝から落ちると言う鳥がいないんですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

競走馬も脚を上げて休むとは知りませんでした。
馬は基本的には立ったまま眠るが、たまには横になった眠るときもあると聞いたことがあります。
競走馬は繊細なのでしょうね。

鳥の片足睡りは姿勢が安定しないので疑問です。

お礼日時:2004/03/13 01:26

足には羽毛がありませんから、体温の浪費が著しい部分となります。


その部分を減らすための工夫です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
体温の浪費の問題なら座って眠ったほうがよいですね。

お礼日時:2004/03/13 01:22

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