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昭和31年に公布されたわが国の売春防止法、ならびに昭和37年の日弁連の決議「売春と麻薬犯罪対策に関する件」に関する質問です。
世界的な売春の合法化の流れのもと、現況の日本の性風俗と世相に鑑み、この法律ならびに「転落婦女」という認識が今も適正か、それとも時代遅れの感があり、それゆえ是正や改正する余地があり得るのか、どうぞ皆様のご意見をお聞かせ下さい。

参考までに一つお断りしておきます。
私としては、現代日本において売春をする女性を「転落婦女」、そして売春行為そのものを一概に女性に対する人権侵害とはみなしてはおりません。
戦後の医療の発展と避妊技術の普及に伴い、女性自ら妊娠の不安と行為に対する意識のハードルが下がっているなどが理由のうちに挙げられるかと思います。

むろん、過去の国内外における一連の廃娼運動の流れ、そして宗教倫理上ないし個人的信条ももちろん考慮すべきと思われます。

ここでは激論を交わす事が目的では無く、質問者の一私見にかぎらず皆様方の様々なお考えをお寄せいただければ嬉しいです。

また、日弁連は自らが称した「国家社会の健全化を阻害する怖るべき病弊」に対して今に至るまでどのようにかかわり立ち向かってきたのでしょうか。
決議の年に私はまだ生まれておりませんで、昭和40年代も幼少時の思い出しか持ち合わせていません。
ですので当時をお知りの方からご教示いただけるとなお有難く思います。
よろしくお願いします。


売春と麻薬犯罪対策に関する件(決議)

「近時、売春と麻薬に関する犯罪は、激増の一途を辿りつつあるが、これは、国家社会の健全化を阻害する怖るべき病弊である。

この種犯罪に対し、取締法規の整備も必要ではあるが、当局が、その予防について、充分の施策をなさず、転落婦女並びに麻薬患者の救済治療施設等について満足な措置すら講じないのは寔に遺憾である。

よって、当局は速かに、これらの施策につき万全の措置を講ずることを要望する。

昭和37年10月20日
於京都市、第5回人権擁護大会

理由
近時、大都会が魔窟化し、特に売春又は麻薬服用等によって、心身を持崩す青少年婦女の激増したことは、社会の健全化、国運の発展を妨害する怖るべき病弊であって、深慮に堪えない。かかる社会的腐敗の撲滅の策定は、所謂所得倍増の施策よりもむしろ緊急を要する。そのためには、単に厳罰の方針のみを以ってしては、充分でなく、一方麻薬患者の治療施設、転落婦女の救済施設を拡充するとともに、他方国民の志気の昂揚を図らなければならね。政府は事の重大なるを思い、速やかにこれが対策措置を講ずべきである。」

A 回答 (11件中11~11件)

あなたの母親とか娘が売春婦に落ちぶれた場合を考えてみたら良いのではないでしょうか。

この回答への補足

男性を相手にするという点においては女性は皆同じなのです。

補足日時:2013/05/24 05:52
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この回答へのお礼

Oshietegoo00さん、有難うございます。

>あなたの母親とか娘が売春婦に落ちぶれた場合

この質問は「転落婦女」という表現について質しています。
あなたの表現と似ていると思いました。

それらの表現によって、売春をする女性と売春をしない女性とを自ずと比較し、無駄に差別化し前者を貶めているように私には思えるのですし、それがとても残念で仕方がありません。

また、私の母であれ娘であれ、私と同じ女性だということに変わりはありませんね。

お礼日時:2013/05/24 05:46

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