この人頭いいなと思ったエピソード

孔子や論語について勉強したいのですが
どの本が読みやすいでしょうか?
まだ何も手をつけていないので
簡単なのから順番に読んでいきたいなと思っています。
ぜひオススメを教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (9件)

最初にお断りしておきますが、質問者さんのいう勉強というのが、学校の勉強であった場合、私の回答は見当外れなものになるかもしれません。

その場合はどうぞ読み飛ばしてください。

中島敦に『弟子』という小説があります。これは、孔子の高弟の一人である子路(しろ)についての話です。子路というのは孔子の弟子の中でもちょっと異色で、優等生ではない、文中の言葉を使えば「遊侠の徒」です。

質問者さんが、現在、孔子と論語についてどんなイメージを持っているか判りませんが、「遊侠の徒」が孔子の高弟であり、孔子を尊敬して止まないと知ったら少しイメージが変わるのではないでしょうか。

まず『弟子』を読んでみてください。それが面白いと思ったら、もう大丈夫。『論語』そのものをバリバリ読みましょう。解説本を読むのは後からでも遅くありません。

(『論語』の訳書については、読み比べたわけではないのですが、岩波文庫の金谷治訳注のものなどいかがでしょうか。)


なお、白川静「孔子伝」など他にもおすすめしたい本はありますが、「どの本が読みやすいでしょうか」という御質問とかけ離れてしまいますので、これは別の機会にしたいと思います。

以上、何らかの参考になれば幸いです。
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まだ、締め切られていないのでしょうか。


難しくても
白川静「孔子伝」を読むべきです。
孔子に対する先入観が崩壊します。
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この回答へのお礼

みなさまたくさん教えていただきありがとうございました。
まとめてで申しわけないのですがお礼をさせていただきます。

お礼日時:2006/05/21 01:19

私の浅い知識からでよろしければ、岩波新書の貝塚茂樹著『孔子』はいかがでしょうか?少々古いです。

それにわかりやすいかどうか・・・。
しかし、時代背景、孔子の生い立ちなどが書かれているし、200ページ程度ですので、おおよそを学ぶにはいい本ではないかと思います。
あまり自信が無いのですが、「ああ、そんな本もあるのか。」と思っていただければ幸いです。
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下記URLに、伊与田覚著「仮名論語」があります。

全篇「かな」と「意味」が添えられております。現代人が辞書を引いてとなると、中々手を着けられない論語ですが、これは論語の「礼や仁」孔子の「思惟」が、現代人に読み易く、また捉え易くて、なかなかの佳書です。更には著者の「何故仮名論語を著したか」という「志」まで伝わって来ます。
大阪市中央区南船場4-7-15
南大成ビル5階「関西師友協会」
TEL06-6244-3326
FAX06-6244-3327

参考URL:http://www.siyukai.org/
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大学図書館に勤めています。


お薦めは、どこの図書館にもあると思いますが、「中国古典文学全集」のようなもの(全40巻位)がいいと思います。原文が正確ですし、対訳、注釈が付いています。責任所在もしっかりしてる。孔子、孟子などの思想家、論語単独で一巻になっているので、いいと思います。中国古典の中には人生訓のようなためになることが沢山ふくまれています。
 また、講談社学術文庫の中にも、中国の古典に関係した本があります。
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吉川幸次郎「中国の知恵」新潮文庫


はどうでしょうか。
とても薄い本ですが、内容は濃く、中国文学研究の第一人者が孔子と論語についてわかりやすく説明しています。

私にとっては、儒教や孔子についてなんとなく抱いていた先入観を壊してくれ、かつ全体像を平明に解説してくれた本でした。

ちなみに書名は「中国の・・・」ですが、全編孔子についての話です。

吉川幸次郎は「論語」の現代語訳も出版しています。朝日選書から上・中・下の三分冊ですが、これもおすすめします。
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肩の凝らない回答でよろしいのでしたら。

(それと、#3の方と一部かぶってしまったようですね。わたくし、書くのが遅くて)

やはり直接、論語を読まれることからはじめられては。
岩波文庫「論語」は、その凡例に書かれているとおり、原文・読み下し・現代語訳があわせ載せられているほか、簡単な注もあります。一般人にはこれで過不足なしかと思いますが。そしてどこでもいい、開いたところから読まれては。もともと論語自体がアトランダムに編まれたもので、冒頭から読む必要のないものです。

また、今は講談社学術文庫に入っている「論語物語」下村湖人著 は、論語のなかの章句を最初に引いて、そこからそれぞれ独立した短い物語を構成したもので、これも開いたところから読んでなんら差し支えないものです。孔子を初め、登場する人々がみな身近に感じられ、親しみがわくのではないかと思います。

もう一つ。「現代人の論語」文芸春秋社刊。呉智英(くれ・ともふさ)氏が書くものが楽しくないわけがないけれども、これもその一冊。随筆評論とでも評そうか、全50講の、これまたどこから読まれても差し支えないものです。
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現代語訳論語(宮崎市定/岩波文庫)



偏りの少ない現代語訳だと、私の周りでは評判です。
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新潮文庫から出ている


井上 靖さんの “孔子”なんていかがでしょう?


こちらのサイトをご覧ください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101063 …

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