これ何て呼びますか

塩化カリウムは770℃で融点に達し、液体に。
そして1420℃で沸点に達し、気体になります。

この沸点に達したとき、塩化カリウムは気体になると思うのですが、それはどういう状態なのでしょうか?KClのまま空気中を漂うのでしょうか?

それとも分離してCl2が空気中を漂うのでしょうか?もしそうだとすれば、その場合Kはどうなるのでしょう?

また、気体となったKClは臭いはあるのでしょうか?

手近な文献を調べたのですが、このことがどうしてもわかりません。どなたか教えていただけないでしょうか。

A 回答 (3件)

そもそもの話として、KClは結晶状態ではイオン結晶なので分子にはなっていませんし、水に溶かせばK+とCl-に解離します。

従って常温ではKClの分子なるものは存在しません。しかし、加熱して液体になり気体になればKClの分子になります。したがって、気体はKClの分子からできています。
臭いがどうなるかは知りません。そんな熱いものの臭いがわかるわけがないというのも正論だと思いますし、一般的にそういったものの臭いにまで化学的な関心を持つ人は少ないでしょうね。
まあ、仮にKClの固体の臭いがわかるという人がいたとすれば、固体から気化したKClの分子のにおいを嗅いでいるのでしょうから、それと同じであるということになるかも知れません。ただし、常温でのKClの蒸気圧はかなり低いはずですので、人間の鼻で関知できるかどうかは知りません。
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この回答へのお礼

おお、納得しました。そうですね。KClは確かに常温ではNaClと同じ結晶構造でした。

でも気体になれば分子ですね。気をつけます。

やはり無臭っぽいですか・・・ありがとうございます。

お礼日時:2013/07/03 11:26

私の調べた文献によりますと、KClは1500で昇華すると書かれてます。



基本的に気体は熱エネルギーにより、分子運動が活発になり空気中をものすごいスピードで漂っているだけなので、KClはそのまま空気中に漂っています。

ちなみに臭いは個体の時と同じ匂いがするはずです。

少し専門的にいい過ぎたかもしれません。参考までによろしくお願いします

ちなみに参考文献は、
    ニューステージ新訂化学図表 
                  です

この回答への補足

ありがとうございます。やはりKClの状態で漂っていると考えていいのでしょうね。

差支えなければ「固体の時と同じ匂い」について教えてもらえないでしょうか。

塩素のような刺激臭はしますか?

補足日時:2013/07/02 23:42
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KClのまま空気中を漂います。



蒸発ですから、化学反応が起きることを考えてはいけません。
仮に、Cl2になるなら 2KCl→2K+Cl2 という化学反応が起きることになりますから、これは蒸発ではありません。(実際にそのような化学反応が起きるかどうかは別問題です。)

もう少し簡単な例で説明しましょう。
水(H2O)を加熱して水蒸気にすれば、H2O分子が空気中を漂うことになります。
決して 2H2O→2H2+O2 という化学反応が起こって水素ガス(H2)や酸素ガス(O2)が発生するわけではありませんね。

気体となったKClの臭気については良く知りませんが、常識的に考えて1000℃以上の高温のガスですから、鼻に入れば鼻の中が火傷して臭いを感じることはできないのではないでしょか。

この回答への補足

ありがとうございます。わかりました。KClのままで空気中を漂うと理解しました。

補足日時:2013/07/02 23:45
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この回答へのお礼

間違えて捕捉に書いてしまいました。すみません。

ありがとうございます。

お礼日時:2013/07/02 23:46

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