この人頭いいなと思ったエピソード

お世話になります。先日DYNACO MARK3を入手いたしました。現在は素晴らしい音質で鳴っておりますが、出力管が左右統一されてなく片方はelectoro hamonixのkt88でもう一方はブランド名ははっきりとは読めずkt88 made in UKとだけ見えます。出来れば早めにに4本とも統一したEHかJJあたりに交換したいと思っておりますが、このアンプのバイアス調整はプリ電源用出力コネクターの8番穴で1.56Vを両方一度に(マッチドペア使用)合わせるようになっています。しかしながら、このアンプは117V仕様ですので、販売時点ではショップで117Vに昇圧して1.56Vに合わせたとのことですが、当自宅の100V電源では、両方とも1.25Vの実測値です。さて、(1)今後新しい球に差し替えた場合はバイアスは1.25Vではだめでしょうか?117Vに昇圧して1.56Vに合わせるのは機材もないのでどうしたものかと悩んでおります。また、(2)マッチドペアはそこそこ特性が揃ってる(誤差5%ぐらい?)とのことですが、厳密に合わせるためにはバランス調整回路は必要ないのでしょうか?出力トランスの中を余分な電流が流れることはいささか不安でなりませんが?ご教授宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

ダイナコの取説にはAC110V~124Vで動作させる旨記載されています。

ショップの如く昇圧トランスを使用するのが良いのです。

KT-88ペア1組程度の出費で昇圧トランスは購入出来ますから、海外製音響機器を使う方は必需品と思います。

通常真空管の動作は定格ヒーター電圧±10%以内に収める必要があるのです。

質問の条件ではヒーター電圧は定格の85%になってしまうため、Mark3の動作条件はメーカーの設計とは大分異なってしまいます。

低すぎるヒーター電圧は真空管が短命になった経験もしていますので、動作電圧は適正に保つのが上手い使用方と云えます。

なおPPのDCバランス調整は当時のメーカー出し出力管では厳密に合わせなくても良いからダイナコの製品では調整回路が省略されているのです。

中古でも英GEC製のKT88は貴重品ですから大切に御使用下さい。
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この回答へのお礼

早々にご教授ありがとうございます。やはり117v仕様はその電圧で使わないと駄目なんですね。了解致しました。ヒーター電圧のことはすっかり忘れておりました。確かにご指摘の通りですね、改めて恐れ入ります。kt88のmade in ukはやはりgec製でしたか、何となくそんな気はしておりましたが確証もなかったのでそのままでした。取り替えるとはとんでもない話ですね(笑)。

お礼日時:2013/08/15 20:47

DYNACO MARK3で検索してみました。


添付の回路図でしょうか?

1.56Vは軽く自己バイアスを掛けている、電圧ですね、固定バイアスの
回路は別に有り、固定抵抗で構成されているので、バランスを取る様には、
なっていないみたいですね。

No,1回答者:yosifuji20 様の回答の通りで、1.56Vが1.25Vでも
何ら問題はないかと思いますが・・・

>出力トランスの中を余分な電流が流れることはいささか不安でなりませんが?
この意味が判らないのですが・・・
多くのアンプはAB級のバイアス設定になってますので、常に電流は流れてます。

主に、共産圏、中華で製造されてる真空管は日本製と違って、特性のバラツキが
大きく、プシュプルで使用するのは難しいので、シングルで使用される方が多いのも
うなずけます。

従って、現状で問題がないのなら、出力管の交換は、されない方が宜しいかと・・・
「真空管アンプのバイアス調整」の回答画像3
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この回答へのお礼

ご教授ありがとうございます。意味のわからない質問を致しまして申し訳ございません。「出力トランスの中を余分な・・・」はdcバランスがしっかりとれていればp-p間を電流が流れないのでは?と思っただけです。間違った解釈かも知れませんのでご了承ください。早急に新しい真空管に取り替える予定でしたが、色々と教えていただいた内容から考えて、当分このままで行きたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/15 20:55

昔真空管アンプを自作していました。

(最近は半導体ばかりですが)
その程度の誤差は気にしないほうがよいと思います。
真空管は個体ごとの誤差が結構あり、必ずしもメーカー発表の特性通りではありません。
バイアス電圧をその通りにしたとしてもそれがべストかどうかはいろいろな測定器で調べないとわかりません。
少なくとも、高性能の信号発信機、ミリボルトメーター、オシロスコープなどが必要です。
もしテスター程度の測定器しかなければ、球を変えてバイアスを調整してもそれでよくなるのか悪くなるのかはどちらとも言えません。
またバイアスの影響は最大出力の大小には影響しますが、通常聞く音量ではまず関係ないでしょう。
それよりも中途半端にいじって知らないうちに特性を悪化させる方が心配です。
またアンプというのは雑誌等で書かれているほどに「目が覚めるほど」変わるものでもありません。
よく調整したアンプは違いを見分けるのは結構難しいのです。
ということで、あなたのアンプづくりの知識次第ですが、私はお勧めしません。

(上記の測定機類をそろえて苦労してきたものの意見です)
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この回答へのお礼

早々にご教授をたまわりありがとうございます。遠い昔にDCバランスの狂ったPP管球パワーアンプを使用していて、12時間程度電源を入れっぱなしにしておきましたら、OPTから液漏れがありパワーアンプを壊してしまった経験から、どの程度までのズレなら許されるのかちょっと確認したかったのです。まあ、マッチドペアなら5%程度の誤差を容認していることは理解できたのですが、危ないレベルはどの程度なのかがお聞きしたかったのです。経験豊富な方のご意見ありがたく拝聴いたします。

お礼日時:2013/08/15 19:25

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