体罰はなぜなくならない？

Question

浜松日体高校バレー部でまたもや体罰事件が起きましたね。
しかし、これだけ社会問題になっているのに、なぜ、体罰がなくならないのでしょうか？
自分が社会的に抹殺されることに恐怖感は感じないんでしょうか？
体罰することに そんなに旨みがあるんでしょうか？

kaxuma119 · Accepted Answer

社会問題になっていて、露見すれば自分が社会的制裁が厳しいことはわかりきっているのになくならないものは、他にもいろいろあります。

体罰に比較的近いものは、DV（家庭内暴力）とか児童虐待とかでしょうね。

これらをやらかす人間は、多くの場合、自分がそういう環境で育ってきた人間です。彼らには、DVや児童虐待は「悪いこと」という認識はありません。今は社会的に悪いことになっているが、それはタテマエだという認識です。彼らは心の底からDVや児童虐待は「悪いこと」だと認めることはできません。それを認めることは彼らは自分らが愛されない環境で育てられたという恐ろしい事実を突きつけられることになるからです。彼らは自らもDVや児童虐待をやることで、過去の自分が愛されていたという認識を維持し続けたいのです。

体罰も一緒です。そういう環境で育ってきた人間は、自分が間違った教育を受けてきたという事実を認められないのです。自分は体罰をヨシとする教育を受けたことでちゃんとした人間になることができたと信じ続ける教育者や指導者のために、体罰は繰り返されるのです。

質問者は「体罰することの旨み」を気にしてましたが旨みは自己肯定です。「俺は正しい」と感じられることなのです。

体罰をなくす方法は、教育の現場から過去に体罰を習慣的に行っていた教育者や指導者を排除するしかありません。ただ教育の現場から排除はできても、DVや児童虐待そして体罰を行う親をなくすことはできませんから、社会的に根絶はむつかしいでしょう。

tnr · Answer

恐怖感がある指導者は、きっと体罰を辞められます。
恐怖感が頭の片隅にあったとしても、キレたら怒りのコントロールの
出来ない人格障害者には、止められません。
馬乗りになり殴ったり、あの動画のように１０発以上平手を
し続け　引きずり回します。
学校から注意を受け、謹慎一ヶ月して戻ってきても、今度は
物を投げつける、物を破壊する、バケツ一杯の水をかぶるよう強要、理不尽な
理由での土下座強要、言葉の暴力がエスカレートで結局体罰以外の
指導はできません。

人格障害のため、どんだけひどい事をしているのか理解できないから、
体罰を繰り返す事が出来、自分の行く末を案じる事なんて頭から
消えるぐらいイってるのでしょう。

まじかで体罰指導者を見ていて感じる事です。

angel25gt · Answer

ずっと許され続けているから、やるんでしょう。勝てば官軍、監督としての栄誉が得られます。しかし負けたからといって、すぐに処分されませんので、腕づくでも度を越えた指導をしたくなるのが人のココロ。スポーツが根性により成り立っていると思いたがる連中、スポーツは優待されるので、恩恵を得たいと思う連中、その集団にもはやスポーツマンシップなど存在しない。

殴られる者のまわりには、誰一人、たとえ親でさえ味方はいない。耐えるのみ、あるいは耐えられない者の一部が死を選択する仕組みである。親と教師の利害が、そこで一致した結果、「ビンタまでなら許せる」といった超法規的な考え方をするようになる。

法の前では全員が平等であるはずだが、「愛情ゆえに」と前置きすれば法がとどかなくなる。浜日高バレー部で行なわれているビンタの連発は、けして教師の愛情ではない事を、すべからき人たちは知っておくべきです。

法を超越した愛情が成立するのであれば、そこはあくまでプライベートでやるべき、公人が公の場でやってはいけない。法律の精神を曲げ、親告罪は親告されない限り、無罪（罪が無い）というギリギリの言い訳で綱渡りを続けている以上、遅かれ早かれ、個々の処分はされる。

それが、全体のルールにまではなっていないが、着実に体罰は「暴力行為に関する法律」に違反する、という全体の認識は高まっている。あとは教師側と利益を同じくしない者が、告訴するような事態になれば、体罰禁止に向けての意思表示も増えることだろう。

体罰による旨みは、そろそろ崖っぷちである。今後は、旨みか逮捕かで教師は選択を迫られる時期に入るはずである。

okramatto888Wa · Answer

全ての体罰を同列に並べられないでしょう。時と場合によるのであり、今でも起きているのは指導者の信念ともいえるかもしれません。平手で叩くのまでなら許されると思います。目に見える体罰より見えない精神的な罰のほうがキツイと思いますから。選手もやってるスポーツをやめる自由があるのに、やめないで執着するのも「ええかっこしたい、有名になりたい、皆からチヤホヤされたい等」の強い希望や欲望があるからであり、もっといえば自分の限界を他人に頼るからです。

人間というものは複雑であり、悲しみが深いと自ら身体を痛めたり、めでたいことを共に喜んであげるかと思えば妬んでみたり、人の不幸を心のどこかで喜んでいたりします。「他人の不幸は蜜よりも甘い」ともいいます。

昔、タクシーの運転手をしていた時に客であった方が「僕は記者をしてるんですが、いつも事件や事故が起こらないか期待している自分がいて、難儀な仕事ですわ」と言ってらした。自分の家庭の崩壊を世間が喜び、日本のノーメダルや崩壊を他国が喜ぶという精神的構図は常に存在している事を肝に銘じておかねばなりません。

スポーツに限らず、事業家でも技術士でも芸術家（建築家等）や芸能界（作曲家等）等々、ずば抜けて立派な方は独学で名声を築かれた方がほとんどです。

fict923ikayoma · Answer

体育会系の先生か指導するのは無理です。中高の部活は真剣に強くなろうとする生徒と遊びで入部する生徒がいます。部に馴染まない生徒が居れば何度か注意してダメなら保護者に説明をしてすぐに止めさせるべきです。手を挙げるのは慎むべきです、それで部が強くならないのなら、その程度のレベルの学校と諦めるべきです。巷では一週間50時間以上働けない社会人、3年間で辞める社会人、楽しい事しか出来ない社会人もがワンさといます。学校は勉強だけ教えてくれれば良いのです、風紀なんかで注意しないで下さい、常識もマナーもない、そんな腑抜けな両親に育てられた子供がスポーツなんか出来る訳がありません。中高の部活は運動不足解消そういう程度で行なえば体罰は無くなると思います。部活の時だけスポーツマン、部活が終われば飲酒、喫煙、万引き、窃盗、詐欺、強姦、今の中高生に真剣に指導することは無意味です、馬鹿を見るだけです。両親が教えそびれた家庭教育を、良識を以って生徒に心の傷を残さない上手な体罰も必要だと思いますが。

takechan5757 · Answer

根は、イジメ、あるいは、秋田書店のような左遷人事、制裁人事と同じですね。

アロンゾ・パウエル氏みたいな人が出てこないとなくならないでしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%83%AB

s_end · Answer

NSSUにそういう体質が残っているからではないでしょうか？
ある調査によると、日本の近代五輪獲得メダルの総数に対して、NSSU関係者（現役学生、現役院生、卒業生）の獲得したメダル数は割合にして25%にも上るとのこと。
近代五輪での国別対抗は、ある意味戦争の代理ですからね。
「叩いて殴ってメダルが取れた」のですから、その成功体験の体質が下の世代に受け継がれていっても仕方ありません。
日本の中学・高校の体育の先生はほとんどがNSSUの出身ですしね。

え？　NSSUって何かって？
ここまで読んでて大体わかったでしょ？
わからなければNSSUで検索してくださいな。

yaasan · Answer

世の中の顧問になる先生は運動系の指導法は精神論と体罰しか習ってないのです。

自身が一流で、独自の指導法を持っていたり、熱心で理想の指導法を模索するような人でない限り、知っている事で指導しようとします。
しかも自身が指導を受けた時代は酷い仕打ちも体罰と騒がれない時代であったので、同様に指導してもそれが問題になるという意識は薄いと思います。

何か劇的な変化がないとこの連鎖は断ち切れないと思います。

kaeruzo · Answer

昔、運動部で暴力（体罰）を受けた経験のある54歳のオヤジです。

事実から言いますけど、暴力指導をしている学校や部は、全国大会に出場出来るケースが多かったです。

勝ちたいと強く望む生徒は残り、そうまで望まない生徒は辞めて行きました。

指導？暴力について行けない生徒は切り捨てられていました。勝てば良い、結果を残せば良いだけの考えですね。


自分の指導する事が出来ない生徒に対して、思い通りにならないから感情的な理由で、暴力を振るっているとしか私には思えませんでしたね。痛い思いをしたくなかったら、やりなさいなんて言う指導なら、これ程簡単なものはありません！


言い変えれば、生徒の強くなりたいという気持ちに付けこんで、憂さ晴らしをしているとしか思えません。


私は、高校でインターハイや国体に出場出来ましたけど、暴力指導のおかげというよりも、OBの厳しいしごきのおかげだと思っています。

まぁ、中には前時代的な理不尽なしごきもありましたけど、実績を残されたOBは、即戦的な厳しい練習の指導をしてくださいましたね。


生徒は強くなりたいのです。

だから我慢する。

学校も、強くなれば名誉となり、私立は広告となります。


今はないと思いますけど、我が母校は甲子園に出場する度に、監督一家がハワイ旅行に行っていましたね！


将来プロになりたい生徒は、強い学校に行きたがるでしょう。

あの学校の何部が強いから、その学校に進学したいと憧れて入学するという子供もいるでしょう。


指導者は、子供たちの希望を叶えるためと、指導と感情の区別が出来ないまま、子供も父兄も監督も結果を求め続けるように、私は感じています。


スポーツ学を理解する、監督と同じ権限を持つ顧問やコーチ、アドバイザーを置く必要があると考えます。


暴力やイジメは、いつの時代も陰湿で、隠蔽され易く表に出にくいものです。


勝つために努力し、苦痛に堪える事は、人間形成において素晴らしい事です。


そのために、クラブ活動の意義が担保されているのだと思います。


暴力の苦痛は、決して教育ではありません。

bbkuma · Answer

飲酒運転と一緒ですよ。
あれだけ社会的に抹殺される事故を起こしている人にニュースも
よく見るのに自分だけは大丈夫と思ってしまう。
想像力がない、危機管理能力がない。

体罰も一緒。自分だけは見つからないと思っているし、
自分の体罰は愛のムチだと思っている。

一種の依存症かも。
体罰も、アルコールも、パチンコも。

体罰はなぜなくならない？

社会問題になっていて、露見すれば自分が社会的制裁が厳しいことはわかりきっているのになくならないものは、他にもいろいろあります。

恐怖感がある指導者は、きっと体罰を辞められます。

ずっと許され続けているから、やるんでしょう。

全ての体罰を同列に並べられないでしょう。

体育会系の先生か指導するのは無理です。

根は、イジメ、あるいは、秋田書店のような左遷人事、制裁人事と同じですね。

NSSUにそういう体質が残っているからではないでしょうか？

世の中の顧問になる先生は運動系の指導法は精神論と体罰しか習ってないのです。

昔、運動部で暴力（体罰）を受けた経験のある54歳のオヤジです。

飲酒運転と一緒ですよ。

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