10秒目をつむったら…

極端ですが仮に・・・120万円の商品を1年に一個買って行く客と、毎月10万円ずつ買って行く客だったらどちらが嬉しいですか? 12ヶ月で120万になりますので金額としては同じなんですけど、1年に一回大きな物を買って行くより毎月来てくれた方が嬉しいのでしょうか?

A 回答 (3件)

売り上げで、年1回120万円と年12回10万円計120万円では実は比較対象になりません。



たとえば120万円のものが原価50万で10万円のものの原価が3万円であれば、利益は70万円vs84万円となり、年間通して見ればこの場合は10万円12回のほうが利益が出ることになります。

また仕入れてから売り上げるまでの期間も重要です。通常「仕入れ」というのは支払いが1ヶ月先とか3ヶ月先という風になっています。毎月売れるものであれば、その月に仕入れてその月に売ることで、支払いが1ヶ月先なら、常に1か月分の支払い分のお金が余裕となります。ですから、そのお金でさらに仕入れをして、確実に売れる商品で利益を大きくすることができます。
これを在庫回転率とか資産回転率などという用語で表します。

120万円のものを年に1回の場合、買いに来る月が分かっているなら同様の資金繰りができますが、毎年買ってくれるけどいつ来るか分からない、のでは120万円の商品を在庫として抱えているということ自体が、仕入れ金額を倉庫にしまっていることになり、本来なら他の商品を仕入れて売り上げを上げられるお金を寝かせておくことにつながります。

これらのことを総じて考えなければ、本当の答えは出てこないのですが、原則的には120万円年1回というのは、ほかに同じぐらいの金額で購入する客が無い限り(つまり年1回買い物する人が毎月一人いればいい、ということ)、毎月10万購入よりは資金繰りや在庫の点でいい客だとはいいにくいですね。
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この回答へのお礼

有難う御座いました。

お礼日時:2013/10/26 14:13

資金繰りなどから考えれば、年に1回ではなく、毎月の顧客のほうがありがたいと思います。

商品なり、原料なりを仕入れるのに資金が必要です。それを売ってまた次の商品を仕入れる、また粗利益の中から人件費、減価償却、もろもろの経費を差し引いて利益を出すわけです。この商品回転率が良いことが、常に新鮮な商品を置ける秘訣です。新鮮なというものは特に食品に限らず、衣類や雑貨なども季節によって鮮度、賞味期限があるわけです。

1年に1回ではあまりあてになる顧客とは言えないですが、毎月来てくれる顧客は他の物も購入してくれるかもしれません。それだけ売り上げ増につながるチャンスが増えるわけです。

デパートなどは催事場や、美術展、各種イベントが毎月盛りだくさんですよね。足を運んでさえもらえば、実物を目にしてほしくなるのが普通の人の感覚です。上の階で催事をして、ゆっくり下に降りながら買い物を楽しんでもらうシャワー効果というものを狙うわけです。また顧客情報を手に入れ、人生の節目節目の出費に合うようにダイレクトメールを送り、購買を呼びかけます。出産時に顧客を捕まえればしめたものです。その後、七五三、入園、入学、卒業に合わせてお知らせを送れるわけで、かなり確実な顧客になってくれます。

また、日本は四季、季節感も大事にする国ですから、それに応じた品ぞろえが必要になってきますし、顧客も様々な商品を購入するわけです。やはり、毎月来てくれるお客さんは大事ですね。季節感のない商品であっても、毎月で顔見知りになっていれば、販売増につながるわけですし、確実に来てくれるお客さんは大事な存在です。

と、こんな感じに私たちは消費させられて、まあその分商品を手に入れて満足したり、楽しんだりして、双方持ちつ持たれつになっているわけです。
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この回答へのお礼

有難う御座いました。

お礼日時:2013/10/26 14:13

原価構造によって変わります。


固定費が少ないなら年一回の方がいいでしょうね
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この回答へのお礼

有難う御座いました。

お礼日時:2013/10/26 14:13

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