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辻邦生の「背教者ユリアヌス」を読み通し、叙事詩なるものとは、少し理解しました。
本の中で、古代ギリシャのホメロス、プラトンの本を常にそばに置いていることから
ホメロス、プラトン等に興味を持ち、その方向に進んでおります。
しかし、結構難しいという印象があります。

まずは、「イーリアス」を手に入れ、読み出しました。
古代ギリシャの神々の名前がまず、わからない、覚えれない・・・・・。

何か、サジェスチョンがあれば、お願いします。

A 回答 (1件)

どうやら、希臘羅馬神話にあまりお詳しくないとお見受け致しました。


「イーリアス」は、日本では何種類か訳書が出ていますが、昔ある人が英国に遊んだとき「イーリアス」を邦訳する企てがあると云ったらそれを聞いた英人(確か、教授かなにかだと思いました)無謀の極みと云う顔をし欧州人でも判らないところだらけなのにといわれたそうです。
今回は訳書でお読みになるのですが、前提としてお話の筋書き梗概などをしって置かれると良いかも知れません。また、直截「イーリアス」に登場せないでも「神話上」重要の神様や人物もあります。そこで、先ず「希臘羅馬神話」の梗概書を読まれては如何でしょうか?登場する神様や人物で重要と思う場合はノートか何かに書き付けておくと後々便利かも知れません。
ただ、注意すべき点は、同じ神様でも希臘式の唱え方と羅馬式の唱え方とでは異なると云う事です。例えば、ヴィナスは羅馬式でアフロデッチが希臘式です。同じ神様と思って良いでしょう。(希臘神話と羅馬神話との差異迄言い出すと専門的過ぎますので)神話の梗概書を読んだあと手に入れば「イーリアス物語」的な本に目を通されると良いでしょう。

序でに、希臘哲学ですが、矢張りプラトンやアリストテレスの訳書にいきなりつくのは敷居が高いように思えます。こちらも「希臘哲学」の入門書で先ず大まかの概念をつかみ続いてプラトンの解説書乃至は入門書で大まかな考え方などを心得てから読まれると良いでしょう。

希臘羅馬神話を易しくしたものは多数出ていますが、児童向けの中には面白おかしいところをテキトウに摘んだだけと云う読物としては面白いかもしれませんが今回の目的にはそわないものもありますのでご注意下さい。一例として、英語の書からの翻訳ですが岩波文庫のブルフィンチ「ギリシャ・ローマ神話」を挙げておきます。これは本統に入門書的な読物ですからこのあと更に適切な概説書につく事をおすすめします。

ご参考にならば幸甚です。
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この回答へのお礼

サジェスチョン、ありがとうございます。
やはり敷居が高いのだと、ある意味、安心しました。
構えて、これから臨んでいきます。
「ギリシャ・ローマ神話」を注文しました。
重ねて、お礼を申し上げます。

お礼日時:2013/11/23 13:32

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