セオドアルーズベルトが安全にやれと最終警告したような一行がアメフト年表にあります。
何で自己責任の自由の国アメリカの大統領でたぶんワイルド系のテディがそんな規制を言い出すのでしょうか。彼は日露戦争という殺人スポーツに熱狂したはずですがそれだけに逆に戦争とスポーツを厳しく区別したのでしょうか。
ブラフであり俺はアメフトより強いというポーズでしょうか。
そうであったにせよ、規制はアメリカでは支持率を下げるような反アメリカ思想ではありませんか。この頃のアメリカはまだまだ自由主義思想路線だったのではありませんか。
運営側が困るのなら分かりますがそうでなければ死人は問題ないと思います。干渉するウルサイ政治集団のせいでしょうか。しかしアメリカなら干渉者が評価を下げると思います。
また、どのような安全向上が図られたのかも分かればお願いします。死者が出ていたスポーツを簡単に死者が出にくくするのは難しいと思います。ヘルメット義務化でしょうか。
宜しくお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
確か、ルーズベルト大統領はむしろフットボール存続へ向けて舵を切ったと理解しています
。
1905年にフットボールで18人の死者と159人の重傷者を出し、新聞にも血だらけの選手の写真が掲載され、全米の注目を集めました。そこでアメリカ議会でもフットボール廃止案が議論されるほどの事件になったそうです。
そこで、ルーズベルト大統領は青少年の体力増強プログラムを導入し、体育用具メーカーにも安全な装具の開発を要請する事でフットボール存続を決定したそうです。
ヘルメット自体はそれ以前からあったのですが、直接衝撃が頭に伝わらないように改良されたりショルダーパッドの入った防具が発達したり、安全に向けた努力はこれ以降すすんだと言われています。
ただし、ヘルメット着用の正式なルール上の義務化は1939年まで持ち越されたんですが。
防具以外にも戦術、ルール(前パスを認めるようにしてコンタクト機会を減らすなど)の改良、またテーピング術の発達などがアメフトの安全化にそれぞれ寄与しています。
なるほど。民主主義国の愚民化はメディアやジャーナリズムに始まるわけですね。
しかし議員がなんでそれに便乗するんでしょうか。議員というのは国家権力の規制に抵抗する存在だと思うのですが、フランクリンルーズベルトの頃は今の規制大好き愚民日本と同じく市場主義反対の社会主義スポーツ政策になっていたのは分かりますが。セオドアルーズベルトの頃から(投票率が低くかったのか)アメリカでさえ下らない自滅的な政治の堕落が始まっていたのでしょうか。話題がスポーツだけにまさにスポーツは愚民化という合致ですかね。オリンピック馬鹿に合掌。
No.4
- 回答日時:
>そうであったにせよ、規制はアメリカでは支持率を下げるような反アメリカ思想ではありませんか。
それは単なるあなたの偏見です。
禁酒法をご存じないですか?
銃や中絶に対する規制とそれに反対する勢力とのせめぎ合いは米政治の課題の一つです。
No.3
- 回答日時:
1905年にフットボールで亡くなったのは19人で、別に重傷を負ったのが
137人です。そして亡くなった19人の内11人は高校生で、その中の10人
は17歳以下でした。つまり、未成年者が多数亡くなったのです。後は3人
が大学生で、残りはアマチュア・プレイヤーでした。
こうした事件に加えて、ハーバード大学に通っていた自分の息子もフット
ボールで怪我をしたことで、セオドア・ルーズベルトはフットボール規則
の改定奨励に舵を切ったのです。当時、フットボールの事故をきっかけ
に、フットボール・プログラムを廃止してしまう大学が相次いでいました。
こうした状況を改善し、フットボールを大学で存させるために、改革は
必要なことでした。
問題となったのは大学や高校などの教育の場でのフットボールのルール
で、教育の一環として行われているスポーツの場では、アメリカといえど
も生徒や学生に一方的な自己責任を問うことはありませんし、そもそも
自由を抑圧するという問題でもありません。学校自体がスポーツを生徒・
学生に授業の一環として押し付けていると捉えれば、ルールの改訂によっ
て学生を守ることこそ自由を守る運動になるとも言えます。ルールに問題
があって学生が危険にさらされているのだから、ルールを変えて学生を
危険なスポーツから解放する自由のための戦いという趣旨でフットボール
のルール改訂が提起されたと捉えることもできます。
1905年にセオドア・ルーズベルトは大学スポーツ関係者を招き、大学スポ
ーツの改革を促します。その結果、翌年の1906年にはIAAUS(Intercollegiate
Athletic Association of the United States)が設立されます。その最初の
使命がフットボールを安全にすることになりました。このIAAUSが1910年に
現在のNCAAとなります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%B1%B3% …
IAAUSによって1906年に大学スポーツ規則を改革する委員会が立ち上げられ、
1906年の秋までには新しいルールが作られたのです。英文ですが、新ルール
は以下のリンク先の内容でした(当時のニューヨーク・トリビューンの記事)。
http://chroniclingamerica.loc.gov/lccn/sn8303021 …
1905年のフットボール改革運動についての情報は下記リンク先に英文でまと
まっています。
http://www.loc.gov/rr/news/topics/football1.html
やらなければいいじゃん。やらない自由があるんですよ。
競技者にとってご指摘のような解放にはなりません。あくまでも束縛です。
ですからそのロジックは戦後人の感覚でしょう。
世界は子供を戦争で失う時代ですよ。アメリカの平和ボケ時代の始まりだったのかも知れませんね。
ご紹介のようにこれはいわゆる愚民日本人の大好きな規制とは違う、振興と見るべきですね。しかし大統領が動くというのが民衆主義ですね。アメリカの愚民化はアメフトと共にあるのかも知れません。つくづくスポーツの有害さを再確認しています。緩むんですね、自由や正義が。
No.1
- 回答日時:
1930年代 になって、アメフトでの負傷や事故の多さ(年に死亡20人、生涯身障者の重傷百余名)
から非難の声が高まり、世論は禁止の声が高まり、議会に禁酒法ならぬ禁アメフト法が提案された。
しかし、自らも学生時代名プレーヤーであつた、時のフランクリン・ルーズベルト 大統領の「このアメリカ独自の男らしいスポーツを、消滅させてはならない!」との決断により、ヘルメットの装着の奨励など負傷軽減のための防具の整備(プロテクター類。初期のものは薄手で軽いものだったが、時代とともに頑丈になって行った)や、ルールの改定や、安全教育が行われ、アメフトは健全な国技の地位を確立した。
ご回答ありがとうございます。
Wikipedia にはフランクリン大統領の話しか載っていませんが、セオドアルーズベルトがアメフトを残そうと尽力されたというもっと古い時点なのでは。
アメフト禁止法はいつ頃の話でしょうか。
日本人の情報が錯綜しているんじゃないですかね。わかりませんけど。
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