![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/pc/qa/question_title.png?e8efa67)
1980年代後半~1990年代にはCDラジカセが多数発売されましたが、それならレコード全盛期にはレコードラジカセがもっとあってもよかったのではと思います。
CD登場以前の音楽パッケージメディアはレコードが主たる存在であり、特にカセットが無かった時代にはレコードが唯一の音楽メディアであったと思われます。ターンテーブル自体は重厚長大ではありますが、ポータブル型や卓上型も存在しており、「ラジカセ+ポータブルor卓上電蓄」のような感じなら、レコードラジカセももっと多数生み出され、主流となってもおかしくなかったと思います。レコードはそうそうターンテーブルに掛けるものではないとなれば、ダビングニーズを考えれば一緒にするメリットはあったと思います。
あるいは卓上型プレーヤーにラジオとカセットを搭載するという手も考えられましたが、当時レコードラジカセやラジオ・カセット付き電蓄がほとんどなかった理由は何でしょうか?
また当方がレコード全盛期に今の年齢だったら、レコードをテープにダビングできる機種を選んでいましたが、当時はダビングニーズもそれほど多くなかったのでしょうか?
![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/common/profile/M/noimageicon_setting_07.png?e8efa67)
No.5
- 回答日時:
No.4です。
操作方法ではなく接続に関してなんですね。
時代によっても違ってはきますが、設置場所に畳1畳ほど必要な
まるで家具と見間違うような大型ステレオ装置はいわゆるオールインワンでしたから
接続するといえばAM・FMのアンテナ線ぐらいでしょうか。
配線・接続が必要なタイプといえばコンポーネントタイプですかね。
オーディオに興味のある男子なら自分で接続したでしょうが
大半はそのステレオを買ったお店の方が、配達・設置・簡単な操作説明まで
してくれた時代なのでレコードプレーヤーのケーブルを間違えてTUNER端子に
繋いじゃった、なんてトラブルは少なかったんじゃないかと思いますよ。
ありがとうございました。
ただオーディオセットならまだしも、いつでも接続するわけではないポータブル電蓄だとそういうトラブルが起こる可能性も上がると思いますが…
![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/common/profile/M/noimageicon_setting_07.png?e8efa67)
No.4
- 回答日時:
>「レコードを手軽にダビングする環境」が必要不可欠だったと思いますが、そこは当時あまり重要視されていなかったのでしょうか?
「てまひまかけてレコードをテープにダビングする」それが当たり前でしたね。
もちろんメカに弱い方には敷居の高い話だったのでしょうけれど。
自分のお気に入りの曲だけを集めたオリジナルテープを作ることすら
もっぱら男性のやることだったような気がします。
女性は、たとえば彼氏にでも頼んで作ってもらうとかじゃなかったのでしょうか。
今の時代PCを使えば簡単に好きな曲だけ集めたオリジナルCDが作れますが
やはり苦手な方も大勢いらっしゃいますから似たようなものだと思います。
(MP3音源をそのままCDに焼いて、非対応のプレーヤーにかけて
「CDを作ったらPCでは聴けるのにコンポでは音がでません」といった具合に)
CD作成以外なら「プレイリスト」で事足りますけどね。
>もし当方がレコード全盛期にオーディオ開発部部門にいたら、レコードからテープへのイージーダビングが可能な機器を、高級オーディオは求めない層(ラジカセで十分と考える方)向けに開発していたと思います。
これを実現させる大前提として、まず音源のデジタル化と電子制御技術の必要があると思うんです。
そのような技術が確率されていなかった時代でもし「フルオート録音」(勝手につけた名称です)
機能を持たせたステレオを作ったとしたら、
レコードをターンテーブルに乗せ、回転数を合わせておく。
テープデッキにテープを入れ「一時停止の録音状態」にしておく。
フルオート録音ボタンを押す。
ターンテーブルが回転を始める
回転が安定する時間を見計い
アームが駆動し始め、レコードの導入部真上まで進む
同時にテープデッキの一時停止が解除され録音がスタートする
(まだアームは降りていないのでこの間にテープリーダー部を通過する)
アームか下降し演奏が始まり、テープに録音される。
演奏が終了しアームがリフトアップされたタイミングでテープデッキの録音/再生ボタンが解放され
停止となる。
ただし、録音レベルの調整機能は有しないので、入力オーバーによる割れ、歪を考慮して
録音レベルはかなり低めの設定となる。
と、まぁこんなかんじでしょうかね。
電子制御技術がなかった時代に、この一連の動作をメカ式で実現したとして
いったいどのくらいのコストになったのかは想像がつきませんが
考えた技術者、設計者の方はいらっしゃたのかもしれませんね。
CDが登場したのちにミニコンポやシステムコンポなどで「リンク機能」が搭載されてきますが
この話はそれ以前を前提に書きました。
※レコードとテープで育った世代ですが、もしこのようなステレオが実際に発売されていたらすみません。
※※当時オーディオ製品の開発設計に携わった方がこの質問を目にして回答を寄せてくれるといいですね。
回答ありがとうございました。
レコードをテープにダビングするのはCD以上に手間がかかるのはやむなしですが、ケーブル接続すら難題のユーザーも多かったと思います。
そもそも「イージーダビング」・「ダビングの簡便性」とは、ダビング開始までの手順を簡素化するというのが主目的です。
そもそもレコードは、録音の性質上再生時には「フォノイコライザー」が必要となりますが、オーディオマニア以外でそれを知っている方がどれだけいるでしょうか?
何も知らずに接続してトラブルになるユーザーもいるのは当時でも目に見えていますので、ダビングには手間暇かけても接続や設定まで手間暇かけられるユーザーが多かったのかは疑問がもたげます。
当時のオーディオもメカに弱い人のことは考えてなかったのでしょうか?
No.3
- 回答日時:
はじめまして♪
#1様のおっしゃる通り、大きさ、という部分も重要です。
直径30センチの円版を扱わなくては。
もう一つ、アナログレコードは、物理的に「溝に刻まれた振動」をなぞる事で、音を得ます。
このため、機器の振動は大敵。
とても繊細で壊れ易い、精密なメカニズムによって、音を拾い上げますので、据え置き型なら良いのですが、移動を前提とした機器では、壊れてしまい易い事や、モーター振動を針先に伝えない構造などで、技術的にコストが掛かりすぎるため、多くの機器には採用されなかった、と言う事だと思われます。
さらに、ラジオは機器が有れば無料で聴けますし、カセットテープ等はその放送を録音して繰り返し聞く、飽きたら別の録音が出来る。
レコード盤はかなり高価なのに、取扱が雑だと雑音が増えたり、大きな傷で再生出来なく成ったりという弱さも有りました。レコード愛好家にとっては、取扱が雑な状態は非常に嫌われましたね。
ただ、『卓上型プレーヤーにラジオとカセットを搭載するという手も考えられましたが、当時レコードラジカセやラジオ・カセット付き電蓄がほとんどなかった理由は何でしょうか?』
えぇ? けっこう有りましたよ。
卓上型プレーヤーにラジオとカセットを搭載、ラジオ・カセット付き電蓄
これらは、モジュラーステレオなどと呼ばれ、当時のシステムコンポーネント(シスコン)の最下位と見なされていました。
レコードラジカセは、SHARPやDIATONEなどが、巨大なラジカセ? 移動可能なモジュラーステレオ? と言う中途半端な形状でしたが、存在しました。(他社からも出ていたかもしれませんが、。。)
*非常に古い時代の、テレビCMとして、youtube等で視る事が出来ました、今も視られるかなぁ、、、、
(SHARPのレコードにも対応したラジカセは、レコードの両面自動演奏、なんて言うのも有ったようです。ラジオとカセットテープレコーダーを一体型にして、ラジカセを発明、テレビとビデオを一体型にしてテレビデオを、SHARPって、そういうメーカーですね、近年では液晶テレビにブルーレイを内蔵したのもSHARPが一番最初でした。)
なお、簡易オーディオ製品として、今ではこんな製品も有りますね。
http://teac.jp/product/lp-r550usb/
この回答への補足
>#1様のおっしゃる通り、大きさ、という部分も重要です。
直径30センチの円版を扱わなくては。
おっしゃる通りですが、それしかなかった時代には、ダビングのしやすさが重要だったと考えています。
CDでさえ、何枚も自宅などに置いておくことを毛嫌いして、かつてはレンタルや購入したCDをテープやMDのダビング、そして今はPC取り込みやDL購入している方も多くいると思います。
古くからダビング習慣が根付いている日本では、「レコードを手軽にダビングする環境」が必要不可欠だったと思いますが、そこは当時あまり重要視されていなかったのでしょうか?
もし当方がレコード全盛期にオーディオ開発部部門にいたら、レコードからテープへのイージーダビングが可能な機器を、高級オーディオは求めない層(ラジカセで十分と考える方)向けに開発していたと思います。
ありがとうございました。
当方のイメージでは、「卓上型プレーヤーにラジオとカセットを搭載し、且つスピーカーも一体としたもの」ですね。
とても繊細で壊れ易い、精密なメカニズムであったとしても、それしかないのであればそれをいかに簡便に聞けるかというのもポイントだったのではと思いますが、当時はそこは重要視されていなかったのでしょうか?
No.2
- 回答日時:
No1さんの回答のとおりであります。
プレーヤー一体型のステレオは我が家にもありました。「モジュラーステレオ」あたりで画像検索すればたくさんヒットするはずです。コンポが流行る前は一般的な機材でした。
ラジカセとプレーヤーの合体が流行らなかった理由としては、音楽を聴くという目的は同じでもメディアの方向性が異なるからなのではないかと思います。
レコードと言えば、ビニールになる以前の「壊れやすい(割れやすい)」というイメージがどうしても付きまといます。つまりあまり持ち歩かないで室内で大事に聞くためのメディア。
一方のカセットは「小型・手軽・安価」というイメージでアクティブに持ちだすのにぴったりのメディア。
従いまして、モジュラーステレオの時代には基本的に室内据え置きのスタイルでありましたが、ラジカセとしてポータブルになってからは「でかくて持ち運びにくい・割れやすい」レコードは商品のもつアクティブなイメージとは相反するものだったということなのでしょう。
実際に80年代をアクティブにおう歌した世代ですが、レコードは家でコンポで聴くものであり、出かけるときや車の中ではカセットに録音するのが一般的でした。
ドライブの前には、好きな曲だけ集めてオリジナル編集テープを作ったりしたものです。
また当時はラジカセもオーディオ機器もバブルでしたので、家の中でラジカセでLPを聴くよりは無駄に大きいセパレートコンポと30cm3ウェイとかのスピーカーで聴くのが若者にとってもごく普通だったと言って良いと思います。
それ以前(60~70年代)の話であれば、そもそもカセットテープが普及しだしたのが60年代後半。まだ音楽に使えるほどの音質もステレオもままならない。
何とかリスニングに耐えられたのはオープンリールで、それこそダビングして持ち歩ける代物ではない。
持ち歩けるようにエルカセットというのが出たけどあえなく失敗。
結局家の中で聴くんだったらレコードそのまま聴いた方が音が良い。
そんなわけでダビングニーズはあまりなかったと言えますね。
この回答への補足
また、レコードは「室内で大事に聞くためのメディア」というにはおっしゃる通りですが、それは言い換えれば「携帯用や車載用のテープ作りをいかに簡素化するか」ということでもあります。
特に女性・低年齢層(おおむね小学生以下)・蓄音機普及以前に若年時代を過ごされた方にとっては、「好きな曲だけ集めてオリジナル編集テープを作る」行為もとっつきにくいと感じた方も少なからずいると思います。
即ちマイテープ作りを簡素化する方法(一体化することは接続などの手間を省くということ)は、当時か考慮されていなかったのですか?
ありがとうございました。
当方の思い描く「プレーヤー一体型ステレオ」とは、昔のアンサンブル型のようにレコードプレーヤー・アンプ・チューナー・カセットデッキ・スピーカーをすべて一体としたもので、「モジュラーステレオ」とはちょっとだけ違いますね…
また「出かけるときや車の中ではカセットに録音するのが一般的でした」とおっしゃるように、昭和40年代終盤~60年代序盤あたりならプレーヤーとデッキを一体化して配線などの手間なくレコードをカセットにダビングできる環境も必要だったと考えていますが、当時はそこまで考えらえなかったのですか?
No.1
- 回答日時:
>あるいは卓上型プレーヤーにラジオとカセットを搭載するという手も考えられましたが、当時レコードラジカセやラジオ・カセット付き電蓄がほとんどなかった理由は何でしょうか?
単に大きいからなかっただけです。
レコードプレーヤーが小さくなるには、テクニクスのSL-10の発売(1979)まで待たなければならなかったのです。
それでも32cm四方ですから、そんな大きなラジカセをどうするんですか?
一応シャープから、レコード付きラジカセとして出ていますけど、売れませんでしたね。
レンタルレコードが普及しだしたのが82年ぐらいからですし、
それでもお考えのものは、セットステレオとして多数ありましたよ。
ターンテーブル+カセットデッキ+チューナー+アンプで外付けのスピーカーが2本、あるいは4chで4本に対応というものです。
テクニクス他のブランドから出ていました。
この回答への補足
1つの筐体に収めることにこだわるのは、「ダビングの簡便さ」を重要視しているためです。
当時の女性や子供、そして家電製品がステータスだった時代に若年時代を過ごした方にとっては、音楽を聴くためには必須ともいえる存在だったレコードを、高級コンポやラジカセなどにわざわざ接続してまで聞くのだろうか?という疑問がもたげます。
そういう層は、レコードをテープにダビングしようとなれば、プレーヤーをカセットデッキにつなぐ時点で挫折する方も必ず出てくると思いました。
持ち運びは全く想定せず、それよりもダビング簡素化をアピールしたオーディオもあってよかったと思います。
ありがとうございました。
当方が考えていたのはターンテーブル・カセットデッキ・チューナー・アンプ・スピーカーをすべて1つの筐体に収めたものです。
利点は面倒な接続なしに、電源をつなぐだけでレコードをダビングできる環境が整うことですが、当時はダビングのしやすさはあまり重要視されていなかったのですか?
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