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1980年代後半~1990年代にはCDラジカセが多数発売されましたが、それならレコード全盛期にはレコードラジカセがもっとあってもよかったのではと思います。

CD登場以前の音楽パッケージメディアはレコードが主たる存在であり、特にカセットが無かった時代にはレコードが唯一の音楽メディアであったと思われます。ターンテーブル自体は重厚長大ではありますが、ポータブル型や卓上型も存在しており、「ラジカセ+ポータブルor卓上電蓄」のような感じなら、レコードラジカセももっと多数生み出され、主流となってもおかしくなかったと思います。レコードはそうそうターンテーブルに掛けるものではないとなれば、ダビングニーズを考えれば一緒にするメリットはあったと思います。
あるいは卓上型プレーヤーにラジオとカセットを搭載するという手も考えられましたが、当時レコードラジカセやラジオ・カセット付き電蓄がほとんどなかった理由は何でしょうか?

また当方がレコード全盛期に今の年齢だったら、レコードをテープにダビングできる機種を選んでいましたが、当時はダビングニーズもそれほど多くなかったのでしょうか?

A 回答 (15件中1~10件)

連投すみません



>「レコードはCDより扱いが難しい」というのはCDが出たからこそ主張できることであって

CDという比較対象があってのことではなく「レコードの取り扱いは細心の注意が必要」というのが
自分の中では常識的なことでしたCDが登場する以前から。

レコードはなるべく良い状態で持っていたい
   ↓
だからテープに録音したものを普段は聴く
   ↓
でも”イージーダビング”という機能がほしいとは思わなかった

針をレコードの導入溝にそーっと落し、音が出るまでの1秒足らずの
無音(実際にはトレースする音は聞こえていました)の時間がたまらなくわくわくしましたし
演奏がスタートしテープデッキのVUメーターが振れ始めるのみてもわくわくしました。

CDが普及してしばらくしてミニコンポンポの一部やCDラジカセなどの製品で
録音レベルが固定化され、お飾り程度のレベルメーターになってからは
そんなわくわく感はなくなりましたね。

>レコード全盛期に学生時代だった方は、マイテープを交換し合っていたという体験談が載っていました

もちろんそういう楽しみ方をされた方も大勢いらっしゃったと思います。
自分の手元にあるレコード音源からあれこれ曲をチョイスし
てまひまかけて作り上げた自分だけのオリジナルテープ。
操作が大変という意味ではなくアナログ録音ですから
1曲の演奏時間分+頭出し作業などで1本のテープにかける時間が
実演奏時間の倍くらいかかってしまうこともあったりとか。
(CDが登場したころは同じようにアナログ録音でしたが
頭出しを気にする必要がなくなったのでレコードのそれとくらべると
ずいぶん楽になったように思います。)

それにかかる時間的な大変さはお互いわかった上で
「どうだ、おれのオリジナルテープの出来は?」と相手に尋ねるし
相手も「おお、選曲もいいし、がんばったな」と感想を述べる。

デジタルコピーが当たり前になり、PCに元音源さえあれば
1枚のオリジナルCDを焼くのに数分程度しかかからない今では
味わえない達成感(自己満足だったのかもしれませんが)だったと思います。
私自身もそんなテープを作った経験も全くのゼロではないもので。
もちろん今は「そんなの面倒だからよほどのことがない限りやりたくないなぁ」
と思うのが正直なところですが^^;

この回答への補足

http://okwave.jp/qa/q8373104.html で再質問しましたので、この質問は締切といたします。皆様回答ありがとうございました。

補足日時:2013/12/04 17:32
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この回答へのお礼

何度も回答ありがとうございます。

もし未だに取り扱いに細心の注意が必要なメディアが主流だったら、レコードの取り扱いが面倒だと感じるユーザーは少なかった可能性もあります。
扱いが楽なCDだからこそ、比較対象になってます。

お礼日時:2013/12/01 00:33

以下の点はとんでもない誤解ですね。



「高音質でノイズの少ないカセットダビングをCDラジカセでで達成するのは原理的にも技術的にも無理だったのは目に見えています。」

実際にレコードを触り、プレーヤーの操作を覚え実際に「よい音で」再生してみてください。
上記のような返事は書けなくなりますよ。
レコード再生で苦労したこと無い人でなければわからない苦労はたくさんあります。
あまりにも軽く考えすぎですよ。

堂々巡りなのでこれ以上の回答はやめます。

この回答への補足

「堂々巡りなのでこれ以上の回答はやめます」とさせてしまった当方も申し訳なかったという思いはありますが、それならせめてレコード再生の苦労とCDラジカセのダビング性能がどのように関係あるのか知りたいです。

補足日時:2013/12/01 23:40
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この回答へのお礼

再び回答ありがとうございました。
しかし、レコードを「よい音で」再生しただけでは、、CDラジカセでも高音質でノイズの少ないカセットダビングができたということへの関連性が全く分からないのですが…

お礼日時:2013/12/01 23:38

No.4 No.5です



逆質問のような形になって申し訳ないのですが、レコード世代の方から
多くの経験談や情報が寄せられておりますが、納得はいかないまでも
当時の音楽視聴環境についてご理解はされましたか?

----------------------------------------------------------------------

1)自分の好きな曲だけ集めたテープを作れる機能は誰もが渇望する必須機能
      ↓  
2)音質面もさることながら曲をチョイスする点ではレコードは唯一無二と言っても過言ではない存在
      ↓
3)そのためには"イージーダビング機能”は必要不可欠(操作性、接続性の両面を満たす意味で)
      ↓
4)ならば「レコードラジカセ」なる製品がが多く発売され主流になって当然だったのでは?

と、まぁこんな展開ですよね。

私自身当時はもっぱらテープデッキを使ってレコードを録音し、それをオーディオ装置で
聴いていましたが、その目的は「レコードは傷つきやすいから」という理由からで
「好きな曲だけ集める」という感覚はなかったように思います。
もし寄せ集めるとしたら、1人のアーティストのシングル盤数枚を
1本のテープにまとめるくらいだったでしょうか。

イージーダビングができる機器が主流になるには

1)自分の好きな曲だけ集めたテープを作れる機能は誰もが渇望する必須機能

というのが大前提ですが、結果としてそうならなかったのは
技術的、価格的な面もさることながら多くのユーザーが必ずしも
望んではいなかったということではないでしょうかね。

----------------------------------------------------------------------

レコードが主たる音源だったころの音楽との接し方の実体験がない分
「なぜ」「どうして」と次から次へと疑問符が湧き出てくることは
当然だと思います。

それをQ&A形式でやりとりするわけですから見かけ上「反論」のように
とらえられるのも致し方ないことだとも思いますが
私自身は、私の拙い回答とそれに対する質問者様からの返答を楽しく読ませていただきましたし
他の回答者様から寄せられる当時の情報やエピソードも興味深く拝見させていただいております。
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この回答へのお礼

三度回答ありがとうございました。質問の経緯は仰せの通りです。

1980年代終盤頃から1990年代中盤頃にかけて、CDをテープにダビングする行為が多く行われておりましたので、「レコード時代にもそれは活発だったのでは?」という想像があります。レコード全盛期に学生時代だった方は、マイテープを交換し合っていたという体験談が載っていました。
それに「レコードはCDより扱いが難しい」というのはCDが出たからこそ主張できることであって、CDが無かった時代には「レコードは扱いが面倒」とは思わなかった方もいらっしゃると思います。
今はCDからネットDLに移行しつつありますが、仮にそれでCDが煩わしく感じられるようになってもそれはCDに代わる新たな音楽購入手段が出たために過ぎず、CD全盛期に「CDは扱いが面倒だ」と感じた方は、ほとんどいなかったのではと思います。
人間もそうですが、機械にも「完璧」はありません。

マイベスト作りだけでなく、回答者様のようにデリケートなレコードはそうそうターンテーブルにかけたくないと思っていた方もいらっしゃると思いますので、「イージーダビング」はデリケートなレコードをテープにダビングしておきたいという意味でも役に立ったのではないかと考えています。
当方が質問で「レコードをテープにイージーダビングできる機種を選んでいた」というのも、自分だけのベスト集を作るという意味のほかにレコードを聴くたびにプレーヤーにかけるのは耐久性の面でも避けたいという一面もあります。
その為、「レコードは傷みやすいのでテープにダビングしておき、レコードの消耗や損傷を可能な限り防ぐ」という意味でのテープダビング需要は少なかったのかという疑問もあります。ダビングすれば音質劣化するのはFMでもCDでも同じですし、外に持ち出して聞く習慣はなくても自宅でラジカセなどを使って聴く用途はむしろ当時のほうが旺盛だったと思います。

お礼日時:2013/11/30 19:55

#1です



 他の方も回答されていますが、

  初期のカセットテープは音が悪かった
   ラジカセにドルビーBが搭載されたのが78-79頃ですね。
   メタルテープとか出てきたのはずっと後、

  LPレコードのレンタルがなかった
   レンタルレコードが普及するのは80年代前半、その後すぐにCDが登場、

 ミュージックテープが販売されていた

 スピーカーが別体のコンポが流行っていた
  しかも大きいもの
  レコードプレーヤーが大きいので、ラジカセにはならずにダビングの必要な人はこれをつかっていた。
   

というようなところでしょう。

年代によって事情が異なるような気がしますが、
基本は、レンタルレコードが無かったことが主因な気がします。
何年ごろを想定されています?
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

>何年ごろを想定されています?
これはカセットテープが実用レベルに達した頃から、完全にCDへシフトするまでの期間(1977年頃~1986年頃)ですね。

>ミュージックテープが販売されていた
テープ編集にはカセットデッキが2つ必要で、しかも初期は高価だったので、そうそう買えるものではなかったと思います。また、好きな曲がカセットでも発売されているとは限りません。

お礼日時:2013/11/30 14:40

No.6です。

少し補足させてください。ご質問を拝見して、現在(CD・デジタルオーディオ全盛の時代)の音楽の楽しみ方が無意識のうちに前提にあるように感じます。

1970年代からその後もCDが普及するまでは、大きく事情が異なります。「好きな曲だけを集めたマイベスト集」をテープで作るなどということは、レコードとテープレコーダーしかない時代には非常に手間ががかるうえ、ウォークマンやカーオーディオでカセットテープが聞けるようになる以前は、外に持ち出して聞く習慣もないことから、一般に広く行われていることではありませんでした。

当時レコードをカセットテープに録音しようとする場合、レコードプレーヤーとカセットデッキを使うのであれば、どちらも既にアンプに結線されているはずなので、基本的にはレコードプレーヤーの出力がアンプ経由でカセットデッキの入力に入るようにアンプの(セレクター)スイッチを切り替えるだけでよく、その点は別に面倒ではありませんでした。

問題は例えばLPアルバム甲のA面の3曲目+乙のB面の2曲目+丙のA面の4曲目…、などということをやろうとする場合です。LPの途中の任意の曲に自動的に針を下ろせる自動選曲機能のついた高級レコードプレーヤーは、70年代には少なくとも私が金額的に手が出せる範囲にはなく、LPの途中の曲を聞きたいときには、目視でレコードの溝の曲の数を数え、聞きたい曲とその前の曲の間のわずかな隙間に、手動で慎重に針を下ろすしかありませんでした。この気をつかう針の上げ下ろし作業をレコード盤の入れ替えと録音・停止(ポーズ)の切り替えとともに曲の数だけ繰り返すことをご想像ください。

このような時代に、LPレコード内の任意の曲を自動的にテープに録音できる「レコカセ」があったとすれば、便利には違いないが少なくとも「ラジカセ」より大きく高額な商品となるでしょう。できるだけ高音質の録音をしたいのであれば、レコードプレーヤーとテープデッキの両方に高級な製品を使用する必要があり、これを組み合わせた「高級レコカセ」を買えるような人やレコードから録音をよく行っているような人は、すでにハイエンドのカセットデッキやオープンリールの高級テープデッキなどを所有してそれなりの録音のノウハウもあるでしょうから、わざわざ「高級レコカセ」を買いたいとは考えないのではないでしょうか。

一方価格を抑えるため両者を簡易型にすれば、自動選曲機能は搭載困難になるでしょうし、肝心のテープ録音の音質が劣化してしまい「簡易レコカセ」も、商品としては魅力に乏しくなるでしょう。

現に可搬性を別にすれば、「レコカセ」に近い機能をもった製品はありましたが、ヒット商品にはなりませんでした。

70年代には民放FM局のない県は(私の出身県も含め)多数ありましたが、1969年にNHKがFMの本放送を開始して70年代には各都道府県に拡大され、NHKFMのローカル放送では土曜日の午後に「FMリクエストアワー」という人気番組を生放送していました。またAMの音楽番組や深夜放送も若者に人気のある曲を流していました。クリック一つでネットから好きな曲の試聴や購入ができる現在と比較すれば、当時の若者はどの放送局のどの番組でどのような曲がかかるかや、ある番組(パーソナリティー)がどのようなリクエストによく応じてくれるかといったことの知識が豊富で、数が少なかった住んでいる地域の放送局や地域放送とのつながりも今よりずっと強かったと思います。
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この回答へのお礼

再びの回答ありがとうございました。

当方はCD世代で(平成生まれではない)、オーディオは中学の頃までは詳しいとは言えませんでした。
CDをカセットに録音すると、音程がやたらと低く聞こえることが多かったので、「音質劣化=音程の低下」と認識してしまっていました。

そんな状況ですから、レコード全盛期はどうもわからないことがありますね…

お礼日時:2013/11/30 15:33

少年に必要なのは理解すること。

回答に反論することではない。

レコードを持ったこともないのだから、まずはそこからはじめる。理解の第一歩だよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

一番気にしていることは、「レコードはほぼ唯一無二の存在だった」ということで、どれだけ扱いが面倒でもそれに代わるものが無いのであれば、それを使うしかありません。
反論は「当時はレコードに代わる音楽メディアは乏しかった」ということが大きいですね。

お礼日時:2013/11/30 14:19

以下の点を見過されてはいないでしょうか?



レコードはCDほど扱いが簡単ではない

レコードはとにかく手間を食います。
これは実際にレコード盤に触りレコードプレヤーを操作してみなければ理解できません。

「音さえ出れば他はテキトーで構わない」
のであれば{テントウムシ型レコードプレーヤー}のような可搬型でレコードを再生すればよいのです。

また「カセットにダビング」する事を最前提にお考えのようですが
それが必ず満たされなければならない理由は何でしょうか?

ダビングすれば必ず音質劣化しますしレコード盤特有のノイズも録音されてしまうので
高音質でノイズの少ないカセットダビングを可搬型で達成するのは原理的にも技術的にも無理でした。

デジタル音源に慣れ親しんだ方ではこのような苦労は理解できないでしょう。


なおレコード、ラジオ・カセット付き電蓄は当時からありました。
他にもモデュラーステレオ、カセットコンポ、ミニコン・・・等などいっぱいありました。
当時の技術力としては出色の自動選曲、自動演奏機能もありました。
当然ながらダビングを簡単にできる機種も存在しました。
ボタン一個でレコード再生開始、カセット録音開始を同時に行うシンクロ機能がそれです。
ただしこれらの機能を搭載した機器はお世辞にも高音質とはいえず
当時の技術レベルでは故障の原因となり機器としては短命化するばかりでした。
こういった機種はゼネラルオーディオと呼ばれ格下扱いでした。
他のビンテージモノのようにマニアからちやほやされてません。
ですので当時のレコード、ラジオ・カセット付き電蓄は廃棄され残っておらず
質問者さんが「レコードラジカセやラジオ・カセット付き電蓄がほとんどなかった」と
言われる根拠となっているのでしょう。

そういった機器はあったのです。
あったけど残って無いのです。
残るほどの価値が無かったのです。

この回答への補足

>ダビングすれば必ず音質劣化しますし

それはCDでも同じことがいえます。高音質でノイズの少ないカセットダビングをCDラジカセでで達成するのは原理的にも技術的にも無理だったのは目に見えています。
なので、レコードだけがダビング時の音質を考慮しないのはおかしいと思いますが…

補足日時:2013/11/29 21:01
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

それが必ず満たされなければならない理由は、「レコードはかけるたびに劣化していく」ことと、「複数のシングル盤やLPから好きな曲だけを集めるにはダビングせざるを得ない」ことです。
レコードは針を扱いますので、使用による摩耗はテープやフラッシュメモリの比ではありません。また、自分でレコードを作ることなど当然できませんから、好きな曲だけを集めたマイベスト集にはやはりテープが必要です。

レコードは非常に手間がかかりますが、「唯一無二」であったことは見逃せません。
カセットで発売されても、Wデッキが無かった時代はデッキを2台買わないとダビングはできませんでしたし、そもそも好きな曲がカセットでも発売されているとは限りません。FM録音も、好みの曲がいつ放送されるかはわかりません(曲目記録のある番組表でも、そこに好みの曲が乗っているとは限らない)。

>これらの機能を搭載した機器はお世辞にも高音質とはいえない
「音さえ出れば他はテキトーで構わない」というリスナーはそれほどではなかったのでしょうか?

お礼日時:2013/11/29 20:57

No2です。



>また「出かけるときや車の中ではカセットに録音するのが一般的でした」とおっしゃるように、昭和40年代終盤~60年代序盤あたりならプレーヤーとデッキを一体化して配線などの手間なくレコードをカセットにダビングできる環境も必要だったと考えていますが、当時はそこまで考えらえなかったのですか?

昭和40年代にはそもそもオーディオの分野で持ち運べるメディアや機材はありませんでした。
当時あったのは、かろうじて持ち運べるポータブルのオープンリールくらい。カセットはまだモノラルでした。当然クルマにカセットなんて付いてません。ウォークマンなんてありません。
従いまして、当然ダビングなんて作業は一部のオーディオマニアにしか必要のない作業でした。

昭和50年代半ばにやっとウォークマンが出てからダビングの必要性は一気に高まりましたが、それ以前のラジカセ時代も含め、時代的に「手軽に、簡単に」という要求は今ほどなかったように思います。
質問者様がどの年代の方か存じませんが、当時は「軽薄短小」ではなく、何にでも「重厚長大」が良しという時代でしたから。

やがてその流れで60年代のバブル景気に突入し、「高い、でかい、重い、操作難しい、それを使いこなすのがステータス」の時代が来ました。

つまり、「レコードからテープへのイージーダビングが可能な機器」はおそらく当時のメーカーも発想はあったのかもしれませんが、マーケットの下地がなかったと判断したのではないかと思います。
何しろ、少しでも良い音でダビングするためなら1本1000円(当時)もするテープを使い、レコード針に3万もかけ、入念にレベル調整し、どの曲を組み合わせればカセットのA/B面に無駄な空白時間なく曲を並べられるか考えたりしながらダビングするのが当時のスタイルです。
当時を経験していないと理解できないかもしれませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
イージーダビングとは、「接続の手間いらず」というのが本質問の趣旨ですが、「接続の手間いらず」という簡便性は、それほど重視されていなかったのでしょうか?

お礼日時:2013/11/29 20:38

こういう超弩級のレコードラジカセがあったんですけどね、シャープの両面連続プレイレコードラジカセVZ-V2。

縦型リニアトラッキングプレーヤー搭載で両面連続演奏が出来ました。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/8306/vzv2 …

で、既に出ていますがLPレコードは直径30cmですから、それを通常のレコードプレーヤーのように横向きに納めると奥行き30cm以上になります。で、スピーカーは前面補を向いている必要があるので、かなり巨大になり、持ち歩きは困難でしょう。それに、通常型のトーンアームを使った重力で針圧を加えるタイプのプレーヤーはレコードを傷つけてしまうのでそもそも移動できません。
で、移動しないことを前提にした据え置き型のモジュラーステレオという小型の製品ジャンルはありました。

で、ポータブルにするためにはリニアトラッキングアームで針圧をスプリングなどで安定してコントロールする機構が必要でした。リニアトラッキングアーム自体はヤコブ・イエンセンの傑作、B&Oの伝説の名プレーヤー、音楽を奏でる芸術、Beogram4004のようにそれ以前からありましたが、リニアトラッキングを低価格化したダイヤトーンのLT-5、それに加えて針圧コントロールを重力から解放した、テクニクスのSL-10で一気に普及します。
http://www.interq.or.jp/japan/keniti/sub11.htm

で、この辺りでラジカセへの縦型プレーヤー搭載が現実的になり、シャープの1980年代初期の上記製品につながるのですが、これが出たときには既にCD登場は目前に迫っていたのです(は1982年、国内の普及は1984年のソニーのD50以降、CDラジカセの登場が1986年)。ですから、レコードラジカセが普及する期間がなかったとも言えるでしょう。


なお、その後、小型レコードプレーヤーとしては、ソニーからヘリプレーヤーPS-Q7やフラミンゴというエポックメーキングな聖品が後に登場してきます。この辺りをベースにカセットとラジオを追加すれば小型に納まったと思いますが、レコードプレーヤーの時代は戻ってきませんでした。
http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/ps-q …
http://ratscats.client.jp/sn-fl.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

それはわかっていても、当時はレコードの代わりになりそうな音楽メディアは無かったので、LPのサイズは「仕方ない部分」と考えています。

お礼日時:2013/11/29 20:34

70年代に学生でラジカセを愛用していた世代で、自分の体験から回答します。

当時レコードプレーヤーも持っていましたが、この両者は使う場面が異なり、この両者を一体化した製品が欲しいとは思いませんでした。ラジカセの魅力は小型のものであれば、狭い学生寮の二段ベッドの枕元に置いて、深夜放送を聞いたり録音したりできる手軽さにあったからです。LPレコードを再生・録音できるラジカセは当然筐体が大きくならざるを得ず、そんなところにはとても置けなかったでしょう。(小型スピーカー付きのレコードプレーヤーでさえ学生寮では共有スペースに置いていました)

当時の音源としてはもちろんレコードが中心ではありましたが、裕福ではない学生の身では多数買い集めることは無理でした。そこで当時は、放送(FMやAM)を録音する「エアチェック」が一般的で、ラジカセが人気を集めた大きな理由はこれが簡単にできたからです。当時の音楽好きの若者はまず放送で新曲を聴いて好みの曲をカセットテープにエアチェックし、その中で一番のお気に入りだけはレコードを買っていました。FM雑誌には音楽番組のなかで放送される曲名・演奏者名だけでなく、曲の演奏時間が何分何秒まで掲載されていて、録音の便宜を図ってくれていました。

レコードをカセットテープに録音することがなかったわけではありませんが、ソニーのウォークマンが登場する以前で、車も所有していなかったので、録音する必要性をさほど感じませんでした。アナログ時代でしたので、同じ音源を聞くのであれば、直接レコードをかけて聞く方が、いったんカセットテープに録音したのを聞くより音質がよく、面倒がないと考えていたからです。レコードが傷む心配は当然ありましたが、よく聞いたレコードに多少のシャリシャリ音が入るのはしかたがないという考え方もありました。

こうしたことから、当時(1970年代)にレコードの音を簡単にカセットテープに録音できる「レコカセ」が普及する可能性は低かったのではないかと思います。

なおレコードをカセットテープに録音する場合には、ラジカセではなくその後入手したカセットデッキを使い、レコードプレーヤーやアンプと結線して録音していたように記憶しています。そのころには学生寮から下宿に移っていて、多少レコードプレーヤーもグレードアップし、独立したアンプをダイヤトーンDS251MK2スピーカーにつないで使っていました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
でも1980年代半ば頃までは、民放FMが無い県も多数ありましたが…

お礼日時:2013/11/29 20:29

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