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ガス温水式床暖房を考えていたのですが、どうしてもコストが高いのとあとから設置場所を動かしたり出来ないとか、床材が限られるとかいろいろ面倒になってきました。この際だからマンションの床下を2重床にして床下エアコンという発想はないのでしょうか?

穴あきダクトでほうぼうに空気を送れば家全体に床暖房できます。床下に蓄熱材を仕込んでおけば蓄熱式床暖房完成です。南関東のような温暖な地域であればガスほどのパワーはいらないし、ヒートポンプのほうが効率的だし、設備的にも安いし、後から間取り変更の自由も効くしいいことづくめに見えますが。問題はマンションは床下に大きなスペースがないので高さ的にはかなり狭くなるところくらいです。でもダクトで空気を送れば暖房効果を行きわたらせる意味では問題ないのではないでしょうか。

怖いのは結露によるカビですね。点検ができませんから。マンションのリフォームで床下エアコンの例はありませんか。

A 回答 (4件)

最大の懸念は、おっしゃるように床下の掃除が不可能なことですね。


もし、スラブコンクリートの上に断熱なしで、床下空間を作って、そこに暖かい空気を通せば、確実に暖かい空気がスラブで冷やされて結露してカビが生えると思います。また、この場合、エアコンは実質的にはスラブのコンクリートを暖めることにエネルギーの大半を使うことになりそうです。(ものすごく無駄)

天井高を相当犠牲にして、スラブの上に断熱材を敷き詰めて、防水シートを貼って、さらにその上に空間を作って二重床にするなら結露は起きないかもしれませんが、ホコリやゴミや虫が入り組むことは避けられないでしょうね。そこを通った空気が部屋の中に、って想像するのは良い気分ではないです。

また、一般的に、床下エアコンのシステムでは、熱を運ぶ媒体である空気の熱容量が低いので、蓄熱材をいれることはほぼ無意味だと思います。床下エアコンのシステムなら、むしろ、蓄熱する材料(熱容量が大きな材料)を可能な限り減らして、暖まりやすく冷めやすい状況にしておいて、エアコンを24時間、低負荷で稼働させ続ける、ていうのが良い方法のように思います。
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この回答へのお礼

お付き合いありがとうございます。床暖房も床下エアコンも断熱が前提です。戸建なら基礎断熱で基礎スラブ下を断熱して基礎スラブを蓄熱体代わりにしますが、マンションではスラブ下は下階なので無理です。そこでスラブ上に吹付断熱ですっぽり覆う事になります。そうでないと結露するのは床暖房でも同じことです。

床下エアコンは床下の空気を暖めるだけで、温まった空気を床上に持ってくるものではないとおもうのですがいかがでしょうか?

>熱を運ぶ媒体である空気の熱容量が低いので、蓄熱材をいれることはほぼ無意味だと思います。

言われてみればその通りですね。ならば一戸建ての床下エアコンはどういう原理で室内環境を改善しているのか。やはり「暖まりやすく冷めやすい状況」にしておいて床下の熱を室内にあげているのでしょうか。

お礼日時:2014/02/03 20:34

床下内で循環させるっておそらく簡単なことではないですよ。

きちんと考えておけば不可能ではないとは思うので、アイディア自体が全面的にダメとは思わないのですが。
暖気をダクトで各部屋(の床下)に配るのはよいとして、各部屋(の床下)からエアコンの吸気口まで戻ってくる経路は?暖気がエアコンを出て各部屋にまんべんなく分配されて、それがまたエアコンの吸気口で一箇所に集まって戻ってくる一周の経路をきちんと計算しておかないと、ほぼ確実に、温度むらができると思います。
高さが10cmない空間では、空気がかってに床下内で均一に行き渡る、というのは期待できないです。

それから、スラブを覆う断熱材の表面に、防水防湿シートを貼っておかないと、断熱材の中で結露する可能性があると思うので念のため。
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この回答へのお礼

いろいろお付き合いありがとうございました。断熱材の中の結露って気づきませんでした。やはり温熱環境というのは理屈よりも実践のノウハウですね。

床下の空気循環は正圧(ダクトで送る)か負圧(エアコン設置場所から見て建物の逆側の空気をシロッコファンで抜いてエアコンのそばまでダクトで戻す)とかいろいろ考えましたが、もう一つの問題として床の仕様で詰まってしまいました。
というのも床暖は「コンパネ下地+床暖+フローリング」となりますが、床下エアコンは「コンパネ下地+フローリング」を通して床上を暖めることになり、輻射熱の暖房としてはちょっと遠いように思います。

いろいろ考えていくうちにコンクリートの外断熱住宅が快適な理由もよくわかってきました。気密+蓄熱体。これで木材内装を施せば調湿も揃って最強ですね。またいろいろ考えますので見かけたら相手してください。

お礼日時:2014/02/04 11:43

なるほど断熱前提ですか。



えっと、床下エアコンって、普通は、エアコン(の室内機)に部屋内から吸気して、床下に暖かい空気を吐き出す、そして、床の各所に設けたガラリから部屋内に暖かい空気を取り込む、つまり、空気を部屋内と床下で循環させるものだと思います。
そうではなくて、床下で吸気して床下に暖気を吐き出す床下だけで閉じたシステム(床暖房そのもの)を想定している、ということですか。

うーん。もちろん、床暖房効果はそれなりにあるとは思いますが、効率的にはどうなんだろう。。
少なくとも、そのシステムで高さが低い床下を均等に暖めるのは、念入りに風の流れを(エアコンから出た暖気が、床下全体に均等に行き渡って、エアコンの吸気まで戻ってくる経路)計算しておかないとダメだろうな、とは思います。

冒険する価値が全くないとは言えない気はしますが、、、。

この回答への補足

>蓄熱する材料(熱容量が大きな材料)を可能な限り減らして、暖まりやすく冷めやすい状況

やはりこの考え方で設計するべきですね。エアコンなら床下の湿度が上がれば再熱除湿という手があるのである種温水式床暖房よりも安心です。各部屋の隅に一か所ずつ、床面にアクリル板で小さなノゾキ窓を作っておいて、そこに100円ショップで売ってる温湿度計でもばらまいておけば、冷えた時に除湿をするべきかどうかを知ることができます。また乾かせればシロアリも寄らないし。
ともかく空気循環のダクトとファンをどう入れるかだけだと思うのですが、それも気積が小さい分、大した流量である必要もないと思うんですよね。

エアコン1台とダクトととファンだけなのでダメもとで実験してみようかな(笑。

補足日時:2014/02/03 22:34
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この回答へのお礼

全館空調システムの家では空調システムは一つで、ダクトで各部屋の吐出口へ冷気や暖気を持って行きます。床下でも一部屋にダクト一本で考えればいいと思います。

今考えているのはを床スラブ上に2x4を縦長(89mm)に置き、その上に根太(45x60)、その上にコンパネ、フローリングと考えています。で、89mmの2x4を置いたスラブ上に50mm厚でロックウールを吹付けます。つまり床下は2x4のあらわしの39mm+根太の梁成60mm=99mmしか空いていないことになります。
この程度の高さだから家全体の床全面でも気積としてはとても小さく、床下内で空気循環すればすぐに温まります。

ロックウール吹き付けで床面と壁全体をすっぽり断熱してエアコンで床下の空気を吸って床下の空気を暖める発想です。温度は25度程度まで温めれば十分だと思います。
温水式床暖と同じような効果をもって、しかし温水式に比べると立ち上がりが早くて冷めるのも早いという機動的な床暖房として使えるので理想的です。それにとても気積も小さいので24時間動かしても大した電気代でもないだろうし、24時間動かすことで結露も発生しないでしょう。補助暖房程度にしかならないかもしれませんが効率は相当よさそうでポテンシャル高いと思います。あとはスポットでコタツかひざ掛けくらいで過ごせるのではないかと思います。

お礼日時:2014/02/03 21:53

調べてみましたが、床下エアコンは戸建ての例しか見当たりませんでした。


マンションの床のコンクリートは共有部分ですから、新たに釘やビスを使って穴を開けることはできませんよね。
床に穴を開けずに(ダクト等を固定させずに)工事するのが難しいので施工例も少ないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

おつきあいありがとうございます。固定はボンドで木材をコンクリ上に貼りつけて、そこに据え付ければいいと思います。マンションの床下は高さをとれませんからダクトか何かで全体に空気を行きわたらせる補助的な対流装置は必要でしょうけれど。

お礼日時:2014/02/03 20:39

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