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大学の教授の学歴に、
「○○大学大学院○○研究科○○専攻博士後期課程単位取得退学」とか、「○○大学大学院○○研究科○○専攻博士前期課程修了」とかをよく目にします。
「修了」と「単位取得退学」とは、違うのでしょうか?「単位取得退学」とは、「中退」とは違うのでしょうか?

A 回答 (4件)

前のお二人の回答で大方あっていると思われますが、一部不正確と思われる点がありますので回答させていただきます。



まず、「単位取得退学」というのは、博士課程特有のもので、修士課程には普通はありません。

すでに指摘されているように、博士課程を修了(=博士号を取得)するためには、授業を受けて単位を取得し、博士論文の審査を通過する必要があります。しかし、分野にもよりますが、在学中に単位は取得したけれども論文は完成しないまま、大学教員などに就職してしまうことはよくあります。こういう場合には、「論文審査さえ通過すれば博士号を取得」という立場になり、いわば、博士論文を提出する権利を得たまま学籍は抜けるということになります。これを、「単位取得退学」といいます。

反対に、「中退」と言った場合、何らかの事情で修了するのをあきらめて、辞めることをいいます。中退の場合、論文を提出する権利を失うので、学位をとろうと思ったら、通常はもう一度入学からやり直さなければいけません。

つまり、
「単位取得退学」=近い将来に博士号をとれる可能性がある。
「中退」=ない。

ということであり、制度上もはっきり区別されています。
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この回答へのお礼

よくわかりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/05/12 21:03

下記の書き込みに少し補足します。



大学の場合は、卒業とは言わず、修了と言います。修了の場合は、その時点で、博士号なり、修士号を取得しています。

 単位取得退学は、講義の単位は満たしているが、博士号を取得出来なかった場合です。ほとんどが文科系で、文科系の教員は、「文科系の博士号は簡単には出さない」という伝統があって、博士号を持っていない人が多いのです。
 そうすると、その大学院生に「わしの弟子が、わしの持っていない博士号を持つなんて」ということになったようです。その結果、博士号を取得していない単位取得後退学、ということになります。
 
 博士号を取得するには、論文博士という日本独特制制度があって、中途退学だと、この制度によって取得することになります。この場合、理系だと、英語の試験とか総説講演だとが必要になります。
 単位取得後退学だと、この英語とか総説講演が免除されます。といっても、取得後退学後、何年間、という制限はあるはずです。

 最近は、文科系も「博士号を出せ」という文科省の指導があるので、取得後退学というのは減っているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

よくわかりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/05/12 21:02

大学院によって異なるかもしれないのですが、基本的には「学位取得を以って終了とする」という規則があります。



修士課程の場合は修士号を
博士課程の場合は博士号を

取得して初めて「修了」と認められるわけです。

博士課程には修士課程(通常2年)の次に博士課程(通常3年)をとる場合と、最初から(修士課程無しに)博士課程(通常5年)をとる場合があります。
(大学によって異なります。)
さらに博士課程5年の場合、
・博士課程5年で博士号の取得のみを目指す場合
・博士課程前期で修士号を、博士課程後期で博士号を取得する場合
・博士課程5年で博士号取得のみを目指すものの、本人の希望や教授の考えで修士号をとることもできる場合
などがあります。

ご質問の「単位取得退学」は、学位取得に必要な単位数は取得したものの、博士論文を提出できずに、あるいは博士論文が審査を通過できずに退学した場合と思われます。
また、「博士課程前期修了」は修士号を取得して、博士課程前期のみで大学院を辞めた場合ではないかと思います。

「単位取得退学」は「中退」と大体同じことですが、「中退」といった場合、学位取得に必要な単位を取得しない場合(つまり、ほとんど大学院の講義に出席していない場合など)も含まれてしまいますので、「単位取得退学」のほうが良い印象を与えるかもしれません。

また、「在学期間満了退学」というのもあります。大学院に在籍できる限度まで通っても、博士号が取得できなかった場合です。

ただ、基本的には修了か退学で、それ以外は退学の場合の方便というか、ちょっとでも立派な経歴に見せようとして修飾しているにすぎないと思います。
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この回答へのお礼

よくわかりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/05/12 21:03

大学院生(D2)の者です。



大学院は博士前期課程(修士)と博士後期課程(博士)に別れていますが、学位を取らずに卒業すると単位取得退学になります。

特に文系では大学院生の間に博士号を取るのは非常に難しく、博士論文を出さずにそのまま助手・講師などに就職してから論文を提出することが多いです(論文博士)。そのため、経歴欄には「単位取得退学」と書きます。つまりは「中退」と同じです。

「修了」は本来ならば単位を取得し、論文を提出し、学位を得た人が使用できるものですが、単位取得退学の人もこの言い方をすることがよくあります。つまりその辺の基準があいまいだということです。「前期課程修了」=「修士」、「後期課程修了」=「単位取得退学」あるいは「博士」ですが、博士号を持っている場合は「博士(文学)」などと併記します。
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この回答へのお礼

よくわかりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/05/12 21:02

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