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博士課程の募集欄に、以下の文があります。

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大学院の標準修学年限は博士前期課程2年、博士後期課程3年ですが、優秀な学生は最短で修士1年、博士2年で各課程を修了することができます。
*********

2年で終了とは、具体的にどういうことなのか、学校に問い合わせたのですが、今まで例がない、ということではっきりした答えはまだいただいていません。

どなたか博士課程を2年で終了なさった方はいらっしゃいませんか。

少し経験を聞かせていただけるとうれしいのですが。

2年在籍したら、その後いつでも論文が出せるのか、ということです。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

私の博士課程時代の同期が2年で課程を修了しました.


なので私自身の経験じゃありません.すみません.

具体的には,修士の成果を素直に拡張して博士課程の研究に持ち込み,博士課程2年目前半で国際会議で4回ほど発表し,各国際会議のプロシーディングスに掲載済み,国内の論文誌に1本掲載,1本採録決定済み,海外のジャーナルに1本掲載決定済みの状態でした.

2年で修了というのは,具体的には,2年で博士号の公聴会及び博士号論文審査に耐えうる内容を含む実績を上げること,と考えて間違いないと思います.

もっとも,これは理系の世界の話です.
文系では,その他に臨床経験などが考慮されることもありますので,また違うと思います.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

だんだんわかってきました。
2年終えた時点で、それなりの業績があるということですね。

お礼日時:2005/01/28 08:00

 要は、2年間で博士課程修了と同等の業績をあげたかどうかです。

但し、近年できた制度ですし審査は、3年修了より厳しいかもしれません(あくまで特例であり、この程度なら3年やらせようかという気持ちが働くことはありえます)。また、2年でた時点で、博士にふさわしいポジションが得られていればありがたいですが、2年間必死でやって、ポジションまで得るというのはかなり難しいのではないでしょうか。一般論としては、査読付き論文3報(主著者)があれば可能でしょう。

 私の研究室の学部卒で、修士、博士込みで3年修了というコースに行ったのがいます。実際は困難でしょうけど。

 あと、他の人の回答で単位満了卒業とあるのは、単位満了退学です。また、オーバードクターいうのは、三年間で博士号に値する査読付欧文論文がでなかったのではなく、博士号は取ったけど、ポストが無くて研究生として残っている人のことを言います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

みなさまのおかげで、だんだん様子がわかってきました。

お礼日時:2005/01/28 08:04

私のとこの大学には、早期終了のための基準が明記してあります。



すなわち、査読付欧文論文がインパクトファクターが○以上のものが一本あるか、合計が×を超えたものは早期終了のための審査を受ける資格がある、とされています。学会の参加等は審査の際に書き込む欄はありますが、必須ではなく、それよりは論文のインパクトファクターで勝負が決まるというシビアなのかそうではないのか微妙な基準です。

自分の研究室にはいませんが、数人がその要件をみたし、早期終了しているそうです。
ただ、資格を得ても、研究を続けるために審査を申し込まない人もいるし教授の了解が得られない場合もあるようです。

>2年在籍したら、その後いつでも論文が出せるのか、ということです。
修士でオーバーマスターというのは聞いたことがあっても実際、見たことはありませんが(休学というのはありますけども)オーバードクターというのは(要は三年間で博士号に値する査読付欧文論文がでなかった)というのはよく聞きますし、複数人、存じています。

インパクトファクターを伏字にしたのは、分野によって評価に値する数値がまったく違うためで参考にならんと思ったからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

大学、研究室によって事情は微妙にちがうようですが、だいたいどう言うことがわかってきました。

お礼日時:2005/01/28 08:02

参考程度ですが、私も同じような疑問を持っていて大学の教授に聞いたことがあります。



博士後期課程では学会で論文(Full paper)の審査が通らなければ、博士号を習得することはできないそうです。
論文が通らずに単位だけ習得して卒業しても博士号は取れず、単位習得卒業生みたいな扱いになるそうです(名前は忘れました)。
大学によって通す論文の数は違うそうですが一般的には2~3本だそうです。プラス国際発表みたいです。
しかも1つの論文の審査には1年くらいかかるそうで、学部によってまちまちだそうですが、かなり難関みたいです。
ですので博士後期課程であれば、2年目までに大学規定の論文の本数を学会で認めらななければならないので遅くとも博士後期課程1年までにFull paperを2~3本、完成してなければならないですね。
修士課程であれば学会で論文が通れば、最短で終了できると思われるので4年までに少なくとも1本はFull paperを完成してないといけないですね。
言うまでもないですが、学会発表の数もこなさないといけないです。

あと論文に関しては、学会に所属していれば大学にいなくても提出はできますし、社会人Doctorなどのコースもあるのでそんなに心配はいらないかと思います。

あくまでも参考程度なので、詳しくは所属の研究室の教授に聞くのがいいと思いますよ。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。

指導教官は外国人で、日本の事務的知識がないのです。教務課に聞いたのですが、会議で聞いてみるといわれました。

お礼日時:2005/01/27 21:47

こんばんは



私は博士課程の学生ですが教授のお心お一つでって感じでしょうか
例えば国際学会で口頭発表も行い論文も数本投稿したなど
卒業に見合う結果(内容)がある段階で教授に頼み込むというパターンだと思います
私の知り合いにはそれでも3年次の12月に卒業して海外の研究所に行きました

博士号取得には博士論文を書き上げる必要があるわけですが
それまでに予備審査を経てからめでたく本審査となるわけです(プレゼン含む)
大学のカリキュラムに予備審査の日程などが組まれる場合もあります
つまり2年で卒業しようと思えば1年半程度で結果を残す必要があるわけです
こう考えると結構ハードなプロセスのようにも思えますね

在籍中に博士論文を出さないで卒業すると
単に単位を取得して卒業したとみなされます
卒業後に博士号を取得しようと思えば働きながら
いろいろなプロセスを経ていく必要性があると思います
忙しいからなかなか難しいようです(経験者がいますが・・)

最初に書きましたが指導教官と相談するのが手っ取り早いです
なぜ2年なのかとか理由を明示すれば許可されるかも知れません
前例がないからと言って怯む必要はないと思います
ちなみには私は3年は「少なくとも」かかりそうです(泣

参考までに
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

2年で終了したければ、最初からその計画で進めなければならないということですね。

お礼日時:2005/01/27 21:18

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